眼科手術学会参加

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金曜日の診療後から出発、夜半過ぎに名古屋入りしました。
今回は近々当院でも導入予定のトーリック眼内レンズ(乱視矯正)と多焦点眼内レンズ(遠近両用)についてをメインにみっちり勉強してきました。これまで業者さんから受けたレクチャーや机上の知識は有りますが、やはりこれらの眼内レンズを数多く使用しておられる演者の先生がたの生の声や工夫は参考になります。
(土)の夜は教授や医局の先生方とお食事をご一緒しました。医局を離れ福岡や東京で活躍中の先生方もおられたのですが相変わらずで一安心(笑)。久々にビール飲み飲みゆっくりお話できました。また学会場では大阪で活躍中の同期と講演の合間に近況報告。こういう久々の再会も学会の楽しみの一つですね。皆さんかわりなくてほっとします。

さて機器展示会場ではちょっと探し物。千寿製薬の眼科雑誌「銀海」に掲載されていた大阪の柴宏治先生が特許をお取りになったサイフォン式吸引機。探していたらエムイーテクニカさんのブースにありました。
白内障手術をさせて頂く際に、眼が引っ込んだ「奥目」の方というのは手術がしにくいだけでなく、術中に水がたまってしまうため視認性が悪く苦労することがあります。吸引機をつかったり、目尻を少し切らせてもらったりするのですが、これがまた詰まったり、患者さんが痛かったり・・
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この機器は一見単純なおもりのような外見ですが、表面張力によってどんどん水を吸い出す原理らしく、デモコーナーに設置してあった奥目モデル眼でも面白いように排水していました。出入りの担当さんがいらっしゃったので早速予約。使ってみるのが楽しみです。

眼科手術学会へ

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今週末、27日金曜日の診察終了後の夜から眼科手術学会総会参加のため名古屋に移動します。
そのためまことに申し訳有りませんが、28日土曜日は休診とさせて頂きたく思います。
開院早々ですし、また来院頂く患者さんにご迷惑をおかけするため悩んだのですが、新しい知識は待っていても入ってきませんから積極的に収集に行かなくてはなりません。

・・なんていいつつ、これまで「行きたい!行きたい!!」と常々思いつつタイミングのあわなかった眼科手術学会。初参加で内心ウキウキです。タイトル画の背景はミュシャですね。絵画等に造詣がないのですがこの方の絵、大好きです。
当院もやる気のあるスタッフ達のお陰で開院一ヶ月足らずで手術を立ち上げる事ができ、おかげさまで順調に症例数も伸びてきております。またなにか役立つ知見を持ち帰りたいと思います。

ところで、今回はじめて知ったのですが、最近はiPhone用の学会アプリという物が有るんですね。早速眼科手術学会アプリをダウンロードしましたが、聞きたい演題のスケジュール登録なども出来るみたいですし、重たい抄録を持ち歩かなくてすみそうで有り難いです。便利になったものです。

医院の絵

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開院にあたり、たくさんの方々からお祝い物を頂きました。この場をかりて厚く御礼申し上げます。
そのなかでもひときわ目立つのが大学院時代にお世話になった方々から頂いたこちらの絵です。院を卒業して10年近くにもなるのですがこのような御厚志を頂けて本当に嬉しい限りです。両脇は銀箔でして、照明の反射具合で表情が変わりとっても素敵ですので御来院の際には是非一度ご覧下さい。

医学博士号は網膜神経細胞保護に関連した組織学的研究で取得したのですが、そのときに所属させて頂いていたのが鳥取大学脳幹性疾患研究施設脳神経病理部門(脳研病理)でした。眼科医局と脳病は代々交流があり私も含め何人もの大学院生がお世話になりました。当時は脳病の業務も勿論お手伝いしますので、夜な夜な解剖室にお邪魔しては病理解剖にご協力頂ける事となったご遺体に手を合わせ脳や脊髄を取り出す、なんてこともさせて頂いていました。眼科医としてはちょっと珍しい経験だと思います。上司同僚にも恵まれ、後の留学でも非常に役立った研究の基本を学びました。いまとなっては得難い経験だなあ、と思い出します。

家族でスキー

日曜は一家で枡水高原へスキーへ。
学生時代にはしばしば行ったものですがもはや道具もなく、急遽おじいちゃんの板&靴を借りたり、ヤフオクで探したり、とかき集めなんとか3人分の体制を整えました。次男坊はそりです(これも父ちゃんが子供の頃つかってたやつ)
自宅から30分程でゲレンデってよく考えるとすごい事です。現地到着してさあ滑るぞ?というところで、早速トラブル発生。
割れブーツ
長男の靴がいきなり割れました・・。やはり中古は危険ですね。滑走中でなくて良かった・・・
気を取り直して靴だけレンタルし、夫婦交互で長男の伴走or次男とそり遊び。
天気もよくて気持ちよかったです。昼過ぎ帰る頃には崩れちゃいましたが、しっかり楽しめました。
長男もボーゲンで曲がる&止まるがやっとだったのにかえる頃には高い方のリフトからスイスイ。子供の飲み込みは早いです。
スキーそり
ところで、我々も含め裸眼の方が多かったのですが実はスキー場などでも好天時など眼のやけどをする方が有ります。雪目ともいわれ紫外線による日焼けですが、数時間以後から眼の痛みや涙、まぶしいといった症状が出てきて、重症の場合には激痛で眼が開けれません。我々が日常診療でよく目にするのは溶接作業、殺菌灯(厨房にある紫のやつです)によるものが大半ですが、時にゲレンデ帰りの方もいらっしゃいます。高所で紫外線が多い上、雪面で反射するのでさらに増大する為です。お肌のみならなず、眼もサングラス等で適切なUVカットが必要です。

オヤジの会

昨日は次男の保育園の保護者会の新年会でした。長男、次男とこの保育園にお世話になり早6年になりますが、園長先生の方針なのか?保護者会役員は代々お父さんばかりなのです。いまやイクメンという言葉もなじみが有りますが、20年程前からとのことですから恐れ入ります。

つばめ会

さて、オヤジ同士のあつまりというと、やっぱりこうなる訳でして・・・
お酒のみのみ子供達の事や保育園行事、次期役員の話をしていたはずが、いつの間にやら仕事や趣味、はてはフォーゼがどうだ、ゴウカイジャーはつまらないだのetc.
いろんな職種、いろんな趣味の人達と話すのは楽しいですし世界が広がります。開院して行事参加がしにくくなりましたが、出来る限り顔を出したいと思っています。


ふなこし眼科のマーク

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当院のシンボルマークはランドルト環(視力検査の輪っかです)と戯れるシロクマです。何故シロクマ?とか3匹もうっとうしい!?とか指摘される事もありますが、由来は実はうちの息子達の大事なクマさん達なんです。
長男は生まれたときにお祝いで頂いたファミリアのベアをそれはそれは大切にしていて、物心つく前からいつでも一緒でした。当然真っ黒なので見かねた義母が新しいの買ってくれたのですが見向きもせず「それはおかあさんにあげる」と。
で次男がうまれたら「弟にも必要だから」というんでまた一匹。合計3匹もシロクマ(灰色)がいるのです。
しかもクマだというのになぜかちびどもには「ワンワン」と呼ばれています。

医院設計の頃に建築士の先生(アーキテクトエンドウ)が「シンボルマークはお考えですか?」とおっしゃるので半ば冗談で「ちび達のワンワンをいれようか?」などといっていたら、なんと設計ついでに「こんなのはどうですか?」と作ってきてくださいました。簡単そうにしておられましたが、ほんと多才な先生です。
うちのちび二人も「3匹のワンワン病院」と勝手に命名してくれて、愛着たっぷりのようです。
3クマクマ&ちび最近さらにでかいのも増えました・・

鏡開き二連発

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連休は長男の柔道三昧でした。7日(土)は診療の後、夕方から本年の初練習。8日は米子武道館の鏡開き、9日は鳥取県立武道館の鏡開き。8日の方はおぜんざい等の担当であったため、前日から奥様が小豆を煮て餡を作成。お味の方はなかなか好評だったようで一安心でした。

長男は一年生の春から米子市柔道少年団に入団し約一年半になります。父親の子供時代にそっくりで落ち着きのない子ですが、柔道をはじめてずいぶん良くなってきたように思います。体も強くなったようで病気もしませんし、最近はぜんそくの発作もほとんど起こしていません。なによりも本人が楽しくてしょうがないようで、「ちょっと休んだら?」と親が心配するのもよそに、週3回せっせと通っています。優しく楽しく厳しく?指導してくださる先生方に感謝です。心技体とも鍛えられる柔道、子供におすすめです。

ブログ始めました

つぶやきというかぼやきというか、医院の事、子供の事、趣味の事などつらつらと書いてみようかと思います。