院内研修〜グラアルファ〜
これまで点眼治療は、1成分から始めて病状進行に伴い2成分、3成分と増やしていくのが通常であり、その中でお薬の本数を抑えて患者さんの負担を軽減するために成分を組み合わせた配合剤を取り入れていくと言う考えでした。
以前にも、1成分からの増強で配合剤をもちいて3成分へステップアップすると言う考えを伺った事はありましたが、治療初期から配合剤を使用していきなり2成分3成分といった強化治療を行ういう考えがあるようです。
また、これまでブリモニジンに神経保護作用があるのは有名な話でしたが、リパスジルにも同様に保護作用が認められ、両者の配合剤であるグラアルファはさらに有意差を持って保護効果が認められたとのこと。大変興味深い内容でした。
ありがとうございました>興和さん
院内研修〜ドライアイ〜
お疲れ様でした。
院内研修〜コンタクトトラブル〜
昼休憩は月例の院内勉強会でした。本日は事務さんが担当で、コンタクトレンズの不適切使用やトラブルについて解説してくれました。ネット通販などで素性のわからないカラコンを使用しトラブルで来院される方が増えています。往々にしてよくわからないメーカー製で素材や酸素透過性も謳われていないものが多いです。
コンタクトレンズは身近ではありますが一歩間違うと失明のリスクもあるものであり、人口呼吸や透析機と同じ高度管理医療機器に分類されます。信頼できるレンズを装用し定期検診をきちんと受けましょう。
本日のお楽しみ弁当はこめ蔵さんのお弁当。美味しゅうございました。
院内研修〜アレジオン眼瞼クリーム&涙道内視鏡〜
昼休みは院内勉強会。うっかりダブルブッキングで2つ立て続けでした。
一件目は参天製薬の担当さんがおいでになり新発売となるアレジオン眼瞼クリームについて解説してくださいました。
アレジオン(エピナスチン)はもともと4回の点眼でしたが、数年前アレジオンLXが発売され2回なり使いやすくなりました。今回のクリーム製剤は眼科のなかでも珍しい剤形で軟膏ともまた異なり、眼瞼に塗布することで浸透して行き結膜炎に効果を発揮する製剤となります。1日1回ですみますし点眼が難しいお子様にも使いやすい。また眼瞼にも炎症ある方にも効果が期待できそうです。 ありがとうございました>参天さん。
参天さんを質問攻めにした後、急ぎオペ室へ。
ファイバーテックさんが涙道内視鏡のデモ機を持ってきてくださいました。
先日松江でレクチャーを受けて以来、当院でも涙道内視鏡の導入を検討しております。今回は鼻腔用ファイバーと涙道ファイバーも最新のものを持ってきてくださいました。一晩置いてくださったので深夜のオペ室で一人、あれこれ使って練習させてもらいました。
ありがとうございました。>ファイバーテックさん
院内研修〜リパスジル〜
お昼休み、興和の担当さんがおいでになり同社の緑内障治療薬グラナテック(リバスジル)と、配合剤グラアルファ(リバスジル+ブリモニジン)の説明会を開いて下さいました。
現在主流の緑内障治療薬の大半は房水産生抑制や流出の副経路を介した眼圧下降が主となっています。これらの点眼を長期に行うことで流出主経路(繊維柱帯、シュレム管、集合管、上強膜静脈)の機能が廃用性に衰えることが示唆されているそうです。リバスジルは流出主経路に作用する薬剤ですのでこれら機能の改善も期待できるとの事。流出路再建手術との併用時の成績など解説してくださり大変勉強になりました。
ありがとうございました>興和さん。
院内研修〜ブリモニジン〜
昼休憩は、千寿製薬の担当さんがおいでになり同社の緑内障治療点眼剤アイファガン(ブリモニジン)と配合剤について解説してくれました。
副作用のお話もありました。点眼は局所外用剤であり全身副作用に油断しがちですが鼻涙管を通って鼻へ抜け、鼻粘膜から結構吸収されます。βブロッカーと心疾患&喘息はかなり注意していますが、ブリモニジンでも血圧低下などの副作用が出る場合はあるとのことで、先日当院でも関連があるかもしれない患者さんを経験しました。侮れません。点眼後は軽く目頭をおさえてしばらく目をつぶることが重要です。
本日は実習においでになっていた鳥取大学医学部の学生さんも同席していただきました。
お忙しい中ありがとうございました。>千寿さん
院内研修〜帯状疱疹〜
院長は午前診療が長引き参加できませんでしたが、後で資料をいただきました。お疲れ様でした。
ライトアップinグリーン運動
機種変更
白内障手術機械更新のため、本日は愛機NIDEK社製Fortasでの最終手術でした。
白内障から硝子体までトータルで行える機械でペリスタポンプ2系統装備、ハロゲン&キセノン光源、レーザー内蔵と開院当時こだわって導入した機器でした。ほぼ白内障手術での利用でしたが術中安定性も非常によく、もちろん定期メンテナンスはしてもらっていましたが12年間ほぼノートラブルで手に馴染んだ機体でした。黒銀の筐体もシブい思い入れのあるヤツです。お疲れ様でした。
そして次回手術日から活躍予定のAlcon社製CENTURION。灌流液を本体内加圧式(Active Fluidics)としハンドピースにもセンサー内蔵(ACTIVE SENTRY)、低眼圧低負担で安全性の高い手術が行えます。高級そうなキンキラ筐体もこれはこれでかっちょいい。使用するのが楽しみです。
院内研修〜マイボーム腺〜
火曜日の昼休憩は月例の院内勉強会でした。今回は事務さんが担当で眼瞼炎とマイボーム腺機能不全(MGD)等について解説してくれました。マイボーム腺とは上下瞼にある油の分泌腺であり、不調をきたすことでドライアイやものもらい、眼瞼の炎症など種々の症状の原因となります。またMGDはご高齢の方の原因不明の訴え(不定愁訴)の一因であることも多いです。瞼を温める温罨法、眼瞼縁を清潔に保つリッドハイジーンなど、当院でも手製パンフレットなど配布して「瞼のケア」を積極的に啓蒙しています。準備お疲れ様でした。
本日のお楽しみ弁当はこめ蔵さんのお弁当。写真撮り忘れましたが美味しゅうございました。
院内研修〜アイリーア8mg〜
昼休憩は、参天製薬の担当さんがおいでになり、近日発売になる硝子体注射薬アイリーア®8mgの説明をしてくださいました。現在当院でも多用している製剤(2mg)の高濃度版であり、通称4倍リーアなんだそうです。まずは加齢黄斑変性と糖尿病黄斑症から認可、今後近視性や静脈閉塞に伴う黄斑浮腫にも適応拡大予定とのこと。
高濃度となったことでも特に副作用、有害事象等の発生率は変わらず、効果の延長が望めるようです。なかなか終わりが見えない治療となりがちな加齢黄斑変性&糖尿病黄斑症において、年間当たりの投与回数減少が見込めるのはありがたいです。
惜しむらくはバイアル製剤なこと。フィルター針で吸って針付け替えて微細なエアを抜いて(これが大変)、と手間、操作が増えることでトラブルや汚染のリスクも上がります。現行と同じようなシリンジ充填済み(プレフィルド)製剤を早く出してもらえるとありがたいです。
お忙しい中ありがとうございました。>参天さん
院内研修〜視野と運転〜
火曜日の昼休憩は月例の院内勉強会でした。今回は看護師さんが担当で、視野と運転免許を取り巻く諸問題について解説してくれました。
緑内障や網膜色素変性症など視野を障害をきたす疾患や、大型の運転手さん達など職業ドライバーの高齢化など、免許更新時の視野検査の重要性は高まつていますが、なかなか人手や機材、時間、コストの問題など実施上は難しい点が多々あります。
視野障害が原因となる事故の抑止のため、職業運転手さん達の眼科検診普及に向けての国土交通省の取り組み、モデル事業についても紹介してくれました。
いつもの疾患主体の勉強会と違い、大変興味深い内容で参考になりました。お疲れ様でした。
院内研修〜Clareon〜
昼休憩はアルコンのサージカル担当さんがおいでになり、同社の眼内レンズClareonの解説をしてくださいました。前身であるAcrysofは、大学時代や開業当初にもお世話になっていたレンズですが、素材が変わり表面の精度向上やエッジデザイン変更で、グリスニングやヘイズ、SSNG、Dysphotopsiaの抑制成績が良いようです。
また近日白内障手術機械を現在使用している二デック社Fortasからアルコン社のCENTURIONへ更新予定しています。Fortasもとても良いマシンで自分の手に馴染んで愛着もあるのですが、昨秋しばらくデモ機をお借りした際のCENTURIONの前房安定性はやはり素晴らしいものがありました。低眼圧で手術できることも患者さんの目の負担軽減につながります。そのあたりのことも含めていろいろ疑問点など質問させていただきました。かれこれ10年近く前ポンコツ号で松山へセミナーを聞きに行った際に発売前の同機が展示してありすげー!って憧れたのを思い出しました。あれからアップデートを重ねてハンドピースにまでセンサー内蔵するなど進化しており感慨深いものがあります。
お忙しい中、ありがとうございました。〉アルコンさん。
除雪機修理
昨年は不調だったユキオス君、今年は一発始動で好調です。代わりにシュータータイプの方が・・。
エンジンは良好ですが、オーガの高さを固定するダンパーが劣化して固定出来ず除雪部の高さがぐらぐらでした。ダンパーを取り寄せて交換です。作業自体は簡単で上は割りピン固定、下はナット1箇所緩めるだけでした。固定ナットだけ新しいダンパーに移植してレバーの握り代見ながら調整、締め付け。付属の新品割りピンがなぜか太くて入らず、仕方なく再利用です。ちぎれませんように。
ついでにバッテリーも交換。スターターで一発始動、楽ちんです。
これでいつ雪が降っても大丈夫!なんですが、なるべく積もりませんように・・
年末年始
眼科待合窓側、受付、ペインクリニック受付にあります。当院へお越しの際には是非ご覧ください。
年末年始は下記日程にて暦通りで診療致します。
29日(金) 通常診療
30日(土) 〜1月3日(水) 休診
4日(木) 通常診療
ご協力の程、よろしくお願い致します。
院内研修〜アトロピン&マイオピン〜
火曜日の昼休憩は今年最後の月例院内勉強会でした。今回は視能訓練士さんが担当で小児の屈折検査で使用しているアトロピン点眼と近視の進行予防点眼マイオピン(自費診療)をテーマに効能、副作用、点眼指導や対処についてなど解説してくれました。
アトロピン点眼は小児の屈折値を正確に測定するために必要な点眼ですが発熱や紅潮などの副作用も出やすく、鼻粘膜から全身への吸収を避けるため点眼時の目頭(涙嚢部)圧迫が重要です。近視進行予防として現在国内でも使用が増えているマイオピン点眼はこの1%アトロピン点眼の1/100濃度となり副作用は稀ですが若干散瞳が翌朝のこって眩しさが出る場合もあります。
その後はまた恒例、各部署からのほうれんそうとインシデント報告。左右眼の散瞳間違い事例など報告があり、対策を検討しました。
今年もたくさんの勉強会、お疲れ様でした。
本年最終予定手術〜クリスマスツリー白内障〜
本日は年内最後の予定手術日でした。白内障8例でしたが多焦点眼内レンズ、乱視矯正眼内レンズ、散瞳不良症例(I-RING使用)、IFIS(術中虹彩緊張低下症候群)などなかなか多彩でした。その中にお一人ちょっと特殊な白内障の患者さんが・・・
クリスマスツリー白内障と呼ばれる、赤緑金色などオーナメントのようなキラキラが散りばめられたちょっぴりレアな白内障です。狙ったわけではないですがタイミング的にもまた・・。患者さんからすれば普通に見えにくいただの白内障ですが非常に綺麗で、見つけた眼科医は不謹慎にもちょっと嬉しくなってしまう白内障です。無事治療させていただきました。
今年も皆さん大きな問題もなく無事終了することができました。執刀させて頂きました患者さん方、そして頑張ってくれたスタッフさん達に感謝です。来年は白内障手術機器の刷新も予定しており引き続き安全第一な手術を心がけてまいります。よろしくお願いいたします。
院内研修〜デジタル眼精疲労〜
昼休憩はアルコンの担当さんが来院され、デジタル眼精疲労に絡めて同社のコンタクトレンズついて解説してくださいました。デジタル機器を長時間使用することで生じる症状の総称のようで、以前でいうところのVDT症候群でしょうか?
原因の一因であるドライアイについてのお話もあり、コンタクト装用者の涙液層はレンズの上下に分割されレンズ表面は涙液層が薄い上に膜型ムチンもないことから乾きやすいということでした。
同社のトータルワン、プレシジョンワン、トータル14は涙液層の維持時間が有意に長く、眼瞼との摩擦等も防ぐため有利であるとのお話でした。ご多忙中ありがとうございました > アルコンさん
院内研修〜感染性結膜炎〜
火曜日昼休憩は月例の院内勉強会でした。今回は視能訓練士さんが担当。
ここ最近いわゆる「はやりめ」、アデノウイルス陽性の患者さんが増えており、ウイルスによる感染性結膜炎の主だったものや、来院された場合の対応や消毒等の対処を含め、解説&再確認してくれました。お疲れ様でした。
当院では感染が疑われる患者様におかれましては、他の患者様への影響を考え、隔離させてていただいた上でできる範囲の検査とさせていただいております。ご不便をお願いいたしますがご協力のほどよろしくお願いいたします。
本日のお楽しみ弁当は定番のぴえろ弁当さん。
院長は大好物のエビフライ。幸せでした・・。
院内研修〜糖尿病黄斑症〜
黄斑症の治療の選択肢について、レーザーやトリアムシノロンテノン嚢下注射、特に当院でも多用している硝子体注射は適応拡大にて使用できる薬剤の選択肢は増えてきています。先日の臨床眼科学会で聴講してきた内容も含めて解説しました。後半は各部門からのほうれんそうとインシデント報告。お疲れ様でした。
本日のおたのしみ弁当は花房精肉店さん。
美味しゅうございました。
院内研修〜ドライアイ点眼〜
昼休憩は、参天製薬の担当さんが同社のドライアイ点眼について解説してくださいました。
最近当院でも対応しております。ジクアスLX、もとの製剤のジクアスに比べて点眼が6回から3回に減じたことで、やはりアドヒアランスの面でかなり有利なようです。効果面でも勝っているとされる理由にもその辺が関係あるようです。
その他スイッチOTC医薬品であるヒアレインSの分類区分が変更になったそうで、その辺の内容もお話しくださいました。
ご多忙中ありがとうございました。
院内研修〜消防訓練〜
院長始め眼科チームは午前診が終わらず参加できませんでしたがペインスタッフさんたちを中心に頑張ってくれました。
ちょうど実習においでになっていた医学部の学生さんも参加してもらいました。
講師の先生、ご多忙中有難うございました。
本日のお楽しみ弁当はCasual Dining FUNPさんのお弁当
美味しゅうございました。
院内研修〜TOTAL 14〜
昼休憩はアルコンのコンタクトレンズ担当さんがおいでになり、同社から新発売になる2週間タイプのレンズ「Total 14」の解説をしてくださいました。同社にはちょっぴりお高いけど良いレンズ「トータルワン」がありますが、それの2Week版でしょうか。
酸素透過性や良好な装着感などレンズ性能はもちろんのこと、汚れや細菌の付着も極めて少ない=感染症リスク低減とのことで安全面も非常に優秀なレンズのようです。
ご多忙中ありがとうございました > アルコンさん
院内研修〜アイフレイルと緑内障〜
お昼休み、千寿製薬の担当さんがおいでになり緑内障治療と絡めてアイフレイルについて解説してくださいました。
最近よく耳にする「フレイル」、加齢による心身の活力低下はあるが適切な支援・介入により生活機能の維持向上が可能な状態とのことです。人間が外界から得る情報の80%を視覚が占めるとされ加齢や疾患に伴う視機能の衰え「アイフレイル」に対する対策は非常に重要です。それと絡めて緑内障治療についても解説してくださいました。
緑内障治療のメインである点眼治療ですが、一般的にまず1剤から開始し悪化にともない2剤、3剤と増えることになります。昔は点眼本数がどんどん増えて大変なことになっていましたが、近年はアドヒアランス向上の観点からも2成分が合体した配合剤を使用することで点眼本数を少なく抑えます。点眼1剤から増強する際にいきなり配合剤を加えることで1→3成分へジャンプアップしてより強力に抑えることも検討をというお話もあり参考になりました。
ありがとうございました>千寿さん
院内研修〜EDOFコンタクト〜
火曜日は月例の院内勉強会でした。今回は視能訓練士さんが担当して先日当院でも導入したシードさんの焦点深度拡張コンタクトレンズ「1Day Pure EDOF」について解説してくれました。
本来は老視年齢のユーザーに対応すべく登場したレンズですが、実は欧米で小児の近視進行予防として使われ効果が報告されているレンズと光学的設計が同一とのお話があります。子供さんが矯正手段としてコンタクトを検討する際に通常のレンズに代わりこういったレンズを選択することで近視進行抑制も兼ねることができる可能性があります。ただ小学生等成長期のお子さんにコンタクトを許可するのはやはり不十分なケア等リスクが高めとなりますので十分な指導は必要です。
近年近視進行予防治療としてオルソK、低濃度アトロピン、多焦点ソフトコンタクトレンズ、二重焦点メガネ、レッドライト療法、バイオレットライトメガネ、等々多数報告が出てきております。しっかり勉強して近視児童の増加に対応していかなくてはなりません。
院内研修〜グラナテック〜
お昼休み、興和の担当さんがおいでになり同社の緑内障治療薬グラナテック(リバスジル)と、配合剤グラアルファ(リバスジル+ブリモニジン)の説明会を開いて下さいました。ちょうど実習でおいでになっていた医学部の学生さんにも参加していただきました。
現在主流で使われている緑内障治療薬は房水産生抑制や流出の副経路を介した眼圧下降が主となっています。院長不勉強で知りませんでしたがこれらの治療の長期化で流出主経路、繊維柱帯の機能が廃用性に衰えることが示唆されているそうです。リバスジルは流出主経路に作用する薬剤ですので機能の衰えた繊維柱帯の改善も期待できるとの事。
勉強になりました。ありがとうございました>興和さん。
院内研修〜ブロック注射〜
眼科医としてはちょっと久しぶりの解剖図です。ペインクリニックではこうした注射や漢方、温熱、理学療法、心理的サポートなどを駆使して痛みの緩和と治療に当たっています。奥が深い世界です。
勉強会後半は看護師さんが担当して電子カルテのトラブル対応について手順を作成、説明してくれました。たくさんの画像データや検査結果を統合して運用する電子カルテは現在の眼科診療になくてはならないものになっています。ただやはり怖いのはトラブルです。これまでにも落雷停電で止まることはありましたが、先日サーバートラブルでの停止がありました。一時間ほどでしたが完全に診療が止まって右往左往してしまいました。出直してくださった患者様には大変申し訳ございませんでした。サポート会社への連絡指示受け、PC&サーバーの再起動、最悪バックアップPDFファイル閲覧しながらの紙カルテ運用など、手順をまとめたものを各部門毎用にファイルして解説してくれました。お疲れ様でした。
本日のおたのしみ弁当はちょっと豪華に「鮨 よし喜」さんの丼。・・・幸せでした。
院内研修〜抗生剤適正使用〜
火曜日は月例の院内勉強会でした。今回は看護師さんが担当で、昨年臨床眼科学会に参加した際に聞いてきてくれた、抗生剤の適正使用に関連した内容で話してくれました。実習でおいでになっていた医学部の学生さんにも参加していただきました。
近年、白内障手術時の抗生剤について全身投与は不要で局所のみと言う流れになりつつあります。
当院も手術後の投薬プロトコルを見直していこうと思います。お疲れ様でした。
院内研修〜ジクアスLX〜
昼休みは参天製薬の担当さんがおいでになり、同社のドライアイ治療薬「ジクアスLX」の説明会をしてくださいました。
昨年末発売となった新薬で当院でも既存のジクアスから切り替える患者さんは多いですが、点眼回数も減ることで患者さんの負担も低減できてなかなか好評です。LXの方が効果が高いように伺っていますがその要因として新成分による水分&ムチン成分の保持力向上に加え、ジクアスにはなかった涙液中脂質増加もあるそうです。これにより涙液最表層の油層が安定することで効果UPが期待できるとのこと。
ありがとうございました > 参天さん
院内研修〜NGENUITY〜
近未来!です。
デジタル画像ですので設定を色々かえることで特定の部位を強調することができます。白黒で水晶体嚢を際立たせた手術動画等も見せてもらいました。先日当院でも網膜色素変性の患者さんの手術がありました。術中照明の影響が懸念されますので極力照度を落とし短時間で行いましたがHUSであればゲインをあげることで極端に照明を絞って手術ができます。
ただしばらくみているとちょっとクラクラ。慣れの問題でしょうが基本的に3D系が苦手なんですよね。子供達と行ったUSJのハリーポッターライドでも瞬間で吐きそうになって終始目を瞑り心を無にしていました・・。
貴重な体験ありがとうございました >アルコンさん
院内研修〜エピペン〜
昼休憩はヴィアトリスの担当さんがおいでになり勉強会を開いてくださいました。
いつもは緑内障治療薬キサラタンでお世話になっている会社ですが、今回は同社取扱のエピペンについてです。アナフィラキシーショックに対するアドレナリン自己注射製剤でズボンの上からでも容易に投与できます。コロナワクチンでのアナフィラキシーショックがしばしば聞こえてきますが、同社はワクチン接種会場等に無償で提供もしておられたようです。
原因(薬剤、食物、蜂等の毒素)による発症時間の違いなどアナフィラキシーショックの解説とともにデモ製剤での実演など含め解説してくださいました。ありがとうございました。
ライトアップinグリーン
う〜ん、微妙・・・。
緑フィルムを貼った投光器と屋上ダウンライトはまだしも、窓際に並べたamazonの激安緑LEDキャンドルは一晩で電池切れの体たらく。まぁ今年は初参加ですし、来年以降もっと頑張ってみます。
緑内障は早期発見、継続治療が大切な病気です。また初期の自覚症状が乏しいので健診がとても大切になります。40歳を超えたら年一回の眼科検診をおすすめします。
院内研修〜コンタクトと花粉症〜
火曜日の昼休憩はアルコンのコンタクトレンズ担当さんがおいでになり、花粉症とコンタクトレンズについてお話しくださいました。
現在主流のコンタクトレンズ素材シリコンハイドロゲル(SH)は酸素透過性に優れますがやや固い素材です。同社のコンタクトレンズ、トータルワン&プレシジョンワンはSH素材でありながら親水性の表面加工がしてあり摩擦低減や圧力分散等装用感で優れています。この加工のためコンタクト表面に花粉や黄砂等の粒子が付着しにくいとのこと。また以前からこの表面加工は巨大乳頭結膜炎等アレルギー疾患に対する優位性も謳われてましたのでその辺りのメリットもあるかもしれません。
院長と一部スタッフは午前診察が終わらず直接うかがう事はできませんでしたが、参加したスタッフさん達から資料をもらって説明をうけました。
ありがとうございました >アルコンさん
院内研修〜疾患と検査〜
火曜日の昼休憩は月例院内勉強会でした。スタッフさん担当で眼科検査項目について解説してくれました。フォロー中の各種疾患毎や術後タイミングなど患者さんの状態に応じてどの様な検査や対応が必要なのか?詳細に解説してくれました。眼科の特殊なところだと思うのですが予診から診察までの間、事前にある程度の検査を行なって頂く事が多いです。もちろん診察後必要な検査を追加し再度の診察となる場合も多いのですが、患者さんの待ち時間短縮、医師の負担軽減のためにいろいろと頑張ってくれています。ありがたいことです。
インシデント報告では今回診察室と受付での連携ミスによって患者さんをお待たせした事例が報告されました。申し訳ありませんでした。どうすればシステムとしてミスを回避できるか?色々と相談して試行錯誤してみております。またお気づきのことがございましたらご指摘ください。
院内研修〜マキュエイド〜
昼休みはわかもとの担当さんがおいでになり、同社薬剤「マキュエイド」について解説してくださいました。
眼底黄斑部浮腫やぶどう膜炎の方にステロイド懸濁液トリアムシノロンアセトニド(TA)注射で治療する場合があります。黄斑浮腫の治療としては抗VEGF抗体硝子体注射を行われる事が多いのですが、過去に梗塞の既往がある方などはリスクが高めになります。当院でもTAのテノン嚢下注射(STA)を行うことはしばしばあります。薬剤の説明や調剤方法について動画を交えて解説してくださいました。
ありがとうございました > わかもとさん
院内研修〜コロナ感染予防〜
火曜日の昼休憩は今年最後の月例院内勉強会でした。今回は看護師さん担当で昨秋臨床眼科学会(東京)で聞いてきてくれた内容をもとに、コロナ感染予防とからめて標準予防策(スタンダードプリコーション)の重要性を解説してくれました。眼科、ペインクリニック、検査室、オペ室など各部署、診療上の各場面において適切かどうか再検討を行いました。お疲れ様でした。
その後はまた恒例のインシデント報告とその対策相談。今回は特にインシデントはなくてよかったです。余った時間で先日の除雪で作った圧雪の山をせっせと散らしました。今のうちに溶かしておかないとまた降ったとき大変です。半分氷の圧雪は腰にきます・・・orz。
本日のお楽しみ弁当はこめ蔵さんの丼。海鮮ユッケ丼美味しゅうございました。
冬の試練
第一駐車場
やはりママさんダンプ最強です。雪かきもですが運搬で威力を発揮します。今回の大雪で一つ壊れてしまったのでまた2個ほど(大)の発注かけました。本当はママさんダンプ(特大)が欲しいのですがいつもなかなか手にはいりません。増産してほしいです・・。
第二駐車場も頑張りました。
今回は大雪で学校休みになった中2の次男坊も大活躍。柔道の練習も無くなったので筋トレがてらフルパワーで頑張ってくれました。ありがたや。
数年前までこれが「お手伝い」だった次男坊。
いまでは立派なガチムチです。こどもの成長は早いものです。
院内研修〜臨眼報告〜
その後はまた恒例のインシデント報告とその対策相談。忙しくて慌てている時などどうしてもミスが出ます。ヒューマンエラーはあるものとして、そこをうまくカバーする様なシステム作りが必要ですがなかなか難しいですね。お楽しみ弁当を囲みながら相談しました。
今年もたくさんの勉強会、お疲れ様でした。
今年最後の予定手術
本日は年内最後の予定手術日で、白内障6例&翼状片切除(結膜有茎弁移植)1例で締めくくりました。今年も難しい患者さんがたくさんおられましたが、皆さん大きな問題もなく無事終了することができました。執刀させて頂いた患者さん方、そして頑張ってくれたスタッフさん達には本当に感謝です。
今年はとくに後半、核硬度が高いカチカチ褐色白内障が多かった印象があります。「コロナが怖くて我慢してましたがいよいよ限界です」という患者さんが多数おられたためと思いますが、夏のJSCRS(屈折矯正手術学会)で聞いてきたコツが大変役に立ちました。当院の白内障手術は超音波で溝を掘って水晶体を分割していくオーソドックスなDivide & Conquer法を主とし、ある程度以上固い核にはPhaco Chop法という金属フックによる物理的カットを併用します。ただ極端に固くて大きい水晶体核は把持してしっかり深い所までカットする事が難しく、最初の2分割ができず花弁状になって四苦八苦することもしばしばでした。
なんとかチョップと名付けておられた様に思いますが、水晶体核の手前に深い穴を掘ったあと180度回転して対側に。フックをこの穴に差し込んでチョップするというものでした。水晶体核が暴れて逃げることもないため水晶体嚢や支持組織への負担も少なく、一番固い部分を確実に深いところで分割できるため非常に楽になりました。新しい器具も必要なくすぐに取り入れることができます。ほんのちょっとの工夫なんですがこういうことに気づくかどうかが我々凡人との違いなんでしょうね。目から鱗でした。
来年も眼内レンズや手術のアップデートもしっかり取り入れて丁寧な手術を心掛けてがんばりたいと思います。
雪シーズン到来
積もりそうだとの予報を聞き、慌てて除雪機のチェックしました。
10年目のユキオス君、ご機嫌斜めです。本来はきちんとガソリン抜いたりしないといけないようですが、ついつい前シーズンから放ったらかしにしちゃいます。あれこれしてなんとか動いてくれるようになりました。もう一台のシュータータイプはクロスオーガという反転式のかっちょいい刃がついてるんですが、こちらはシャーボルト破断で一部刃が動かなくなってました。新品ボルトに交換しましたが、割と頻繁に折れます。予備買っておかなくちゃ・・。各除雪機のオーガ、ブレード、シューター等にシリコン離雪スプレーを塗布して準備完了です。
当院の駐車場は川の上にかかった橋をこえて入ってくる都合上業者さんの除雪をお願いできません。また月極駐車場の一区画借り切りなのでそこに至るまでの通路もあり非常に広大です。大雪の朝は院長&副院長&スタッフさん総出の人海戦術(ママさんダンプ部隊)で除雪に当たりますが、どうしても不十分な場合もあります。何卒ご容赦くださいませ。
正面玄関前ほんどおり商店街の床は積雪時大変滑りやすくなりますのでご注意ください。
院内研修〜EDOFメガネ〜
火曜日は眼鏡店「こどもめがね あいる」の店長さんがおいでになり、EDOF技術を採用した世界初のメガネレンズについて解説してくださいました。
EDOF(Extended Depth of Focus)というと当院でも採用している多焦点眼内レンズにも使われている焦点深度拡張技術ですが、こちらのメガネの方のFはFieldとのことで被写界深度拡張なんだそうです。むずかしい・・。
遠近両用メガネや子供さんの治療メガネに用いられ、疲れが少なく好評のようです。
「あいる」店長さんは元々視能訓練士(ORT)さんで、現在も各所の眼科でORTとしても活躍しながら眼鏡店を運営しておられます。今回のESレンズのみならず周辺収差の少ないレンズなども持参して見せてくださり興味深い内容でした。お忙しい中ありがとうございました。
グラアルファ点眼薬
昼休憩は興和創薬の担当さんがおいでになり、同社から新発売になる緑内障点眼薬「グラアルファ配合点眼液」の説明会を開催してくださいました。グラアルファは同社の「グラナテック(リパスジル)」にブリモニジン(先発としては千寿さんの「アイファガン」)を合わせた配合剤になります。
リパスジルは他の主要な緑内障治療薬と異なり、眼房水排出の主経路促進作用を持つ稀有な薬剤ですが、これまでは単剤しかなかったため患者さんの点眼増加になってしまう面がありました。配合剤となることで組み合わせの選択肢が広がり、点眼回数減&アドヒアランス向上にも繋がりますのでありがたいです。
解説ありがとうございました > 興和さん
人生100年時代の緑内障治療
昼休みは千寿製薬の担当さんがおいでくださり、超高齢化社会を見据えた緑内障治療について解説してくださいました。
アンケート結果などもお話くださいましたが高齢者に対する意識もずいぶん変わってきており「75歳位からが高齢者」という認識の方が増えているようです。また高齢者の方々の意識もずいぶん変わってきており80歳くらいまでは働きたいという方も多いというアンケート結果もあり「働ける!、働きたい!!」という方も増えてきています。
緑内障治療は残りの人生との兼ね合いで治療内容が左右されることもありますが、人生100年時代を見据え、視野等視機能をよりしっかりと守っていく必要性が高まっています。ただ高齢者にとって多数の点眼は負担ですので、配合剤で点眼回数を減らしていくことも重要というお話もありました。
お忙しいなかありがとうございました。> 千寿さん
オルソケラトロジー
昼休みはシードの担当さんがおいでくださり、オルソケラトロジーについて解説してくださいました。
当院では学童の近視進行予防として自費診療ですがオルソKとマイオピン点眼(低濃度アトロピン)を導入しています。またコンタクトレンズをご希望の際には、これも進行予防効果が期待されている低加入コンタクトレンズ(これは保険診療内)をおすすめする場合もあります。
オルソKも導入後大分たちましたし、新しいスタッフさんも増えていますので確認のためにもメーカー講習会の内容にそって基礎的なところからお話くださいました。
同社のブレスオーコレクトは酸素透過製に優れた柔軟な素材(東レ)を使用しており破損しにくく、また日本人の角膜形状に合わせた設計がなされているとのことです。適応や処方の流れ、プランなど順に説明してくださいました。
お忙しい中、ありがとうございました。 > シードさん
テラス ザ ダイセン
日曜午後、副院長と2人で大山へ。ペインクリニックの患者さんから教えていただいた大山ハムの工場直売所へ行ってきました。
植田正治写真美術館のおとなりにできた「テラス ザ ダイセン」。大山ハムの大山工場脇にコンテナハウスで直売所と喫茶スペースができています。アウトレット品のお得な冷凍ソーセージを買い込んだ後、芝生のテーブルでお茶してきました。
ソーセージ長!そして美味!!
我らが大山。秋晴れで気温もちょうど良く気持ちよかったです。おすすめです。
院内研修〜ジクアスLX〜
昼休みは参天製薬の担当さんがおいでになり、同社から近日発売されるジクアスLXの説明会を開催してくださいました。
ジクアスは水分&ムチンを増やす事で涙液の量と質を改善する働きがあり、今やドライアイ治療の主力ともいえる点眼ですが1日6回という回数が負担で点眼アドヒアランスの面で問題がありました。「仕事が忙しくてなかなか6回させない」「つい億劫になってやめてしまった」等伺う事もしばしばでしたが、今回新発売になるLXはこれらを解決するために点眼回数を3回へ減らして同等の効果を維持できているとのことです。
他剤と違い濃度を上げたわけではなく基材、添加剤を工夫することで効果を得ているとのことでした。
6回と3回では随分患者さんの負担が異なります。処方可能になるのが待ち遠しいです。
ありがとうございました > 参天さん
院内研修〜両用CL〜
昼休みはクーパービジョンの担当さんがおいでになり、同社のコンタクトレンズ紹介と遠近両用コンタクトレンズの処方のコツを教えてくださいました。両用レンズ処方はやや難しく、患者さんの要望にスッキリ決まりにくいことがあります。優位眼と非優位眼と処方レンズの関係など解説してくださいました。
院長と一部スタッフは午前診が長引き失礼してしまいましたが、資料を頂戴し参加した視能訓練士さんから解説してもらいました。
ありがとうございました > クーパーさん
院内研修〜CLD〜
昼休みはアルコンのコンタクトレンズ担当さんがおいでになりコンタクトレンズ装用に伴う不快感(CLD:Contact Lens Discomfort)とその一因となるシェアストレス(ずり応力)等について解説してくださいました。
現在よく用いられているシリコンハイドロゲルは酸素透過性が非常に良い優れた素材ですがやや硬く、上眼瞼の圧を受けて上方角膜に傷がつくSEALs(Superior epithelial arcuate lesions)の原因となり得ます。また同様に機械的刺激、摩擦により巨大乳頭結膜炎(GPC)悪化の原因にもなるとのこと。同社のトータルワン、プレシジョンワンは目に触れる部分の表面処理により眼瞼からの圧を分散して逃すことで角膜への攻撃性を軽減でき、快適な装用感を維持できるとのことでした。
実習においでになっていた鳥取大学医学部の学生さんにも参加していただきました。
ありがとうございました > アルコンさん
花火
日曜日の夜、次男坊の筋トレ手伝いをしていると外から花火の音が。
「何かイベントあったっけ?参院選投票終わりのお知らせ?」なんてアホなこと考えつつ次男坊と階段を駆け上がり医院5階バルコニーへ。
鳥取大学医学部の方で立派な花火が上がっているのを見て思い出しました。
「打ち上げ花火を小児患者さんと地域の子どもたちへ」
とりだい病院がクラウドファンディングで募集していた花火の打ち上げ日でした。当院も少額寄付させていただきましたが、闘病中のお子さん達を元気づけようという本当に素敵な企画だと思います。
次男坊と2人心地良い夜風に当たりつつ、奥様にもビデオ通話でお裾分けしながら楽しませてもらいました。
また来年も是非続けていただきたいと思います。
クライマックスは結構な勢いで上がってましたが、ビデオ通話中で撮れず・・
院内研修〜エスターマンテスト〜
本日は月例の院内勉強会。視能訓練士さんが担当で視野検査のエスターマンテストについて解説してくれました。
2018年改訂の視覚障害認定基準から、これまでのゴールドマン視野(GP)に加えて両眼解放エスターマンテストが採用されました。GPは検査機器ももちろんですが習熟した検査員が必要ですので自動視野計で認定できるようになったのは大きなことだと思います。当院は慣れている視能訓練士が複数おりますのでこれまで通りGPで障害認定診断書作成しておりますが、それ以外の診断書でエスターマンを指定で求められるものも最近経験しており今後やはり必要になってくると思われます。
あわせて恒例の各部門責任者からの報告や相談事項、インシデント報告なども行いました。コンタクトの発注ミス等「気を付ける!」では絶対にヒューマンエラーは無くならないのですがなかなか解決策がなく・・。各メーカーさんの注文用紙がそれぞれ異なった形式かつ間違い探しのように複雑なのも問題あるようなんですが・・。まあ現状はダブルorトリプルチェックくらいしかないのでしょうか?なんにせよお疲れ様でした。
本日のお楽しみ弁当はピエロ弁当さん。エビフライ弁当、美味しゅうございました。
院内研修〜アジマイシン点眼〜
昼休みは千寿製薬の担当さんがおいでになり同社の抗生剤アジマイシン点眼(アジスロマイシン)について解説してくださいました。現在国内で唯一のマクロライド系抗菌点眼剤で、少ない回数で効果が期待できます。点眼方法も他の抗生剤に比べて特殊で1日2回を2日間、その後は1日1回で結膜炎は5日間、眼瞼炎は12日間と定められています。近年は治療に難渋する眼瞼炎症に対する効果も非常に期待されている薬剤です。本日はちょうど鳥取大学の学生さんも実習でおいでになっており一緒に聞いて頂きました。
ご多忙中ありがとうございました。>千寿さん
院内研修〜バビースモ〜
昼休みは中外製薬の担当さんがおいでになり新発売となる同社の硝子体内注射「バビースモ®(ファリシマブ)」について解説してくださいました。バビースモ・・呼びにくい名前だな、と思っていましたが製品特徴の頭文字をつなげたのだそうです。ビースはBispecificとのことでこれまでの製剤と異なり二種の抗原に結合できるとのこと。効果&副作用は現在主流の薬剤と同等で、投与間隔が伸ばせるようです。
惜しむらくは、他剤のように針をつけるだけで済むプレフィルド(薬剤がシリンジに充填済み)ではない点。バイアルから一旦吸い出さないといけないため、煩雑かつ汚染のリスクも上がり、またエアが入ったりすると厄介です。いずれは切り替わっていくようですが・・
なんにせよ選択肢が増えるのはありがたいです。お忙しいなかありがとうございました。>中外さん
院内研修〜clariti 1day〜
昼休みはクーパービジョンの担当さんがおいでになり同社の1dayタイプコンタクト「clariti 1day」の解説をしてくださいました。
CLの素材としてシリコンハイドロゲルがありますが、酸素透過性に非常に優れる反面やや硬くコスト高になりやすい点もあります。clariti 1dayはシリコンハイドロゲルでありながら少し弾性をあげて装用感を改善するとともに、なおかつかなり頑張ってお求めやすいお値段にされたのだそうです。
お忙しい中ありがとうございました。> クーパーさん
診察開始
今年もスタッフ一同頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします。
本日はおいでくださった患者様が眼科受付とペインクリニック受付にそれぞれ盆栽を飾ってくださいました。
新年気分が盛り上がります。ありがとうございます。
眼科受付 & ペインクリニック受付
当院へお越しの際には是非ご覧ください。
あけましておめでとうございます。
今年は元旦早々から初詣に行ってきました。まずは「目のお薬師様」島根県出雲市一畑薬師さんへ。
初めてお参りしたのは早25年前になります。眼科への入局を決め、研修が始まる前日が初めての参拝で「患者さんにトンデモないミスをしでかしませんように!」と後ろ向きなお願いをしたのを良く覚えています。今もあまり変わりませんが・・。
それからは節目ごとに、開業後は毎年お参りしてお札を交換して頂き、待合室の上のほうに飾らせてもらっています。
一畑薬師。天気がもってくれて良かったです。
要所要所に目玉親父がいて面白いです。躓いて転ぶ目玉親父の躍動感。
引き続き松江市の神魂神社へ。我が家はことあるごとにお参りしますがとってもご利益があります。
本殿は最古の大社造で国宝なんだそうです。おすすめです。
元旦の夜、ほとんどTVを見ない我が家ですが珍しくTVをつけてみていると「最強の城スペシャル」とかいう番組がやっていました。「白鷺城きれいだよね〜?天空の城いつか行ってみたいね。」なんて話ながらなんとなしに見ていると、なんと米子城がでてきて最強の城に選ばれてしまいました。
なんだかすごくうれしいです。
鳥取大学の学生時代には城山のふもとに医学部漕艇部の艇庫がありましたので、よく「城山ダッシュ」なんていうトレーニングメニューがありました。下から一気に頂上石垣の上まで駆け上がり、歩いて下山、また繰り返し駆け上がるという心臓破りのキツいものでした。
息も絶え絶えに登り切った後、360度広がる絶景に心洗われていたのを思い出します。また登ってみたくなりました。球場跡地が駐車場に整備されていますし、しばらくは人気スポットになっちゃうんじゃないでしょうか?
最近は石垣がライトアップされていることもありますが非常に綺麗です。(昨夏の写真です)
院内研修〜救急対応 おさらい〜
本日は今年最後の月例院内勉強会でした。今回は先月に看護師さん主導でやってくれた救急対応のおさらいです。
前回の勉強会直後にも外来で不調を訴える方があり早速役立っていましたが、先日は待合室で突然心肺停止となられた患者様がおられました。
幸いなことに麻酔科の多恵副院長も居合わせたため直ちに蘇生開始。副院長がルート確保やボスミン投与等行うかたわらで院長も拙いながら胸骨圧迫を継続させてもらい、その間スタッフさん達も救急要請、AED装着、モニター装着、挿管介助とテキパキと動いてくれました。
幸いにして心拍&自発呼吸回復。救急隊&大学からきてくださったドクターカーに引き継ぐことができました。
対応としては非常に良かったとおもうのですが、慌てふためく中での対応に問題点や見直す点がないか再確認です。看護師さんが当日の病状、対応、治療について経時記録をできる範囲でリストアップしてくれており、全員で待合〜処置室等移動しつつ当日の状況を見直しました。救急用品の内容&保管位置確認、使用薬剤をアンプルから薬剤充填済みシリンジへの変更、有事の際スタッフ間での意思疎通改善(対応者が大きな声で返事してから行動開始等)、病状や処置の経時記録の徹底、救急要請時の留意事項、他の患者さんの別室への誘導等々、有意義な議論ができました。
また今後も院内勉強会に同様のテーマを定期的に盛り込むこととしました。
今年もたくさんの勉強会本当にお疲れ様でした。
今年最後の予定手術
本日は年内最後の予定手術でちょっと控えめでしたが白内障6例で締めくくりました。今年も難症例の方が多数おられましたが、皆さん大きな問題もなく無事終了することができました。執刀させて頂いた患者さん方、そして頑張ってくれたスタッフさん達には本当に感謝しております。来年も丁寧な手術を心掛け、また眼内レンズのアップデートもしっかり取り入れてがんばりたいと思います。
院内研修〜PAP〜
昼休みは参天製薬の担当さんがおいでになり同社の緑内障治療点眼薬「エイベリス®(オミデネパグイソプロピル)」の紹介を交えてプロスタグランジン(PG)製剤による副作用について解説してくださいました。
現在緑内障治療の第一選択として用いられるPG製剤は眼周囲に副作用を起こすことがよく知られています。眼瞼の多毛、色素沈着、眼窩周囲脂肪萎縮、上眼瞼溝深化(DUES)、眼瞼硬化等々。近年はこれらの副作用をまとめてプロスタグランジン関連眼窩周囲症(Prostaglandin-associated periorbitopathy : PAP)と称されています。
PAPも高度になってくると眼瞼が硬くなって眼球を圧迫気味になり眼圧上昇や緑内障術後の経過不良につながります。またそもそも眼圧を正確に測ることすら困難になってきます。
島根大学の谷戸教授がこのPAPのグレーディング(SU-PAP)を提唱しておられ、ご発表の論文やその大まかな内容を解説してくださいました。
参天製薬のエイベリスはPG製剤のなかでもPAPが少ないとされ当院でも重宝しておりますが、他の製剤と異なる短所として白内障術後には禁忌となり使えなくなってしまうという点があります。ちょっと思い違いをしており「白内障術後眼には使えない」ではなく「白内障術後の患者さんには使えない」だそうです。つまり片目術後患者さんの反対眼にも使用を控えてくださいとのこと。添付文書の文面も紛らわしいので要注意です。大変勉強になりました。ご多忙中ありがとうございました。>参天さん
院内研修〜ベオビュ〜
昼休みはノバルティスの担当さんがおいでになり同社の抗VEGF硝子体内注射「ベオビュ®(ブロルシズマブ)」について解説してくださいました。従来の薬剤と比較して浸出液のコントロールに優れ投与間隔の延長が見込めるとされていますが、若干眼局所の副作用の頻度が高めとのことでありなかなか使用に踏み切れていませんでした。本日はそのあたりを重点に、発売後の調査結果や副作用対策等についてお話してくれました。
リスクも含め患者さんにしっかりお話し適応をしっかり見極めて使用すれば非常に良い薬と思われます。反対眼が健在で既存薬で効果不十分の患者さんなどまた検討してみようと思います。ご多忙中ありがとうございました。>ノバルティスさん
院内研修〜プレシジョンワン〜
素材は酸素透過性が非常に良いシリコンハイドロゲルですがやや固い素材ですので、目に触れる部分は含水率が高く柔らかい素材とし眼瞼からの圧を分散して角膜への攻撃性を軽減しているようです。これにより安全性と快適な装用感、うるおいを高いレベルでバランスしたレンズとのこと。コンタクト患者さんの角膜上方に時々見られるSEALs(Superior epithelial arcuate lesions)に対しても良さそうな感じです。
同社のプレミアムコンタクトである「トータルワン」とよく似ている様で性能面もかなり近いようですが、価格面ではお求めやすくなっています。
お忙しいなか解説有難うございました。>アルコンさん
院内研修〜救急対応〜
本日は月例の院内勉強会。看護師さんが担当で「目の前の人が倒れたら!!」というショッキングな題で救急対応の解説してくれました。
フロートチャートで意識の有無確認、心拍の取り方から胸骨圧迫等、AEDや救急車手配等々。救急薬剤セットや酸素、アンビューバックの保管位置等ついても確認しました。バイタル管理の専門家である麻酔科医の副院長がいる時は心強いですが、眼科医の院長だけのときは慌てふためきそうですのでこういった再確認はとても大切です。途中副院長から補足説明なども入り、大変勉強になりました。お疲れ様でした。本日のお楽しみ弁当はピエロ弁当さん。安定の美味しさでした。
院内研修〜グラナテック点眼〜
昼休憩は興和創薬の担当さんがおいでになり、発売7周年になる同社の緑内障点眼薬「グラナテック(リパスジル)」の解説をしてくださいました。
緑内障では眼圧を下げる事をまず考えて治療に当たる訳ですが、眼圧は眼内の房水産生と排出のバランスから成り立っています。現在主流の緑内症治療薬は房水排出の副経路促進か房水産生抑制が大半ですが、リパスジルは主経路からの排出促進作用を持つ薬剤です。
最近新たに判明した内容も含めて作用機序からわかりやすく解説してくださいました。今後点眼使い分けを考えていくうえで役立つ内容でした。
ご多忙中ありがとうございました > 興和さん
開院10周年
当初は院長による眼科単独で開院させて頂き、その後麻酔科の副院長が合流してペインクリニックを開設。石倉副院長にも加わって頂き小児眼科診療も開始しました。医院としましても医療法人化やペインクリニック増築、小児検査室や談話室新築、駐車場増設等拡充を進め大きなイベントもいろいろあったんですが実感としては本当にあっという間の10年間でした。
温かく支えて頂いた患者様、地域の皆様、近隣医療機関や大学病院の先生方、業者の皆様には本当に感謝しております。
開業当初からの「何でも気軽に相談しやすい医院」という目標を今一度思い返しています。
スタッフ一同、初診を忘れず勉強を怠らず、地域の皆様のお役に立てるよう引き続き頑張って参りたいと思います。
これからもよろしくお願い致します。
院内研修〜マイオピン点眼 〜
オルソK同様自費診療になりますので、保険診療からの切り替えや自費診療上の注意など解説してくれましたが、やはり疾患を伴って来院された場合やメガネ処方のご希望がある場合など判断に悩む場面もあり相談、スタッフ内での周知を行いました。その後は各部署から恒例のほう・れん・そう、インシデントレポートを行いました。お疲れ様でした。
本日のお楽しみ弁当はまた「GURUGURU」のデリバリー。美味しゅうございました。
院内研修〜緑内障サプリ:グラジェノックス〜
昼休憩は参天さんがおいでになり、同社から販売されている緑内障向けサプリメント「グラジェノックス」について説明会を開いてくださいました。松樹皮エキス(ピクノジェノール)とビルベリーエキス(ミルトセレクト)配合にて、眼圧下降や抗酸化ストレスによる神経保護作用が期待されるようです。緑内障の治療はやはり眼圧下降の他に以前から眼圧非依存因子も言われていますがなかなかその治療は確立されていません。そういった部分への一手としても期待されます。
以前発売時にも解説してくださったのですが、今回はお得キャンペーンの紹介がてら再度お話くださいました。
「2箱購入で1箱おまけ」(2021年12月31日迄)、「6箱継続購入で1箱おまけ」(2023年3月31日迄)だそうです。
当院でも併設のほんどおりコンタクトで取扱っておりますので、ご興味の有る方はおたずね下さい。
院内研修〜TECNIS Eyhance IOL〜
昼休みはAMOの担当さんがおいでになり同社の新しい眼内レンズ「TECNIS Eyhance IOL」について説明会を開いてくださいました。
先日も同社の新しい多焦点眼内レンズ「TECNIS Synergy IOL」の説明会をしてくださいましたが、今回は保険適応の単焦点レンズの範疇に入る最新レンズです。レンズの中央の屈折を少し変えてあり焦点深度の拡張が望めるようです。多焦点レンズのような回折格子や分節がないためハロー・グレア・スターバースト・ゴースト等もほぼなく、単焦点と同等とのことでした。
以前お話しを聞いた時には参天製薬の保険適応レンズLENTISと競合するかな?どう使い分けようかな?なんて思ってましたが、もう少し単焦点寄りなレンズの印象です。売り文句通りならデメリットもみあたらず単焦点のメインに据えちゃってよさそうな感じですが・・・。
同社のTECNISシリーズは当院のメインで使っている単焦点(&乱視矯正)に加え、二重焦点、焦点深度拡張、連続焦点、そして今回のレンズ、とたくさん採用させていただいていますが、度数計算する際のA定数が統一なのでものぐさ院長にとっては地味に嬉しいポイントでもあります。
ご多忙中ありがとうございました。>AMOさん
院内研修〜多焦点眼内レンズ、マイオピン 〜
月例の院内勉強会でした。今回はオペ室を取り仕切ってくれているスタッフさんが担当で、現在当院で取り扱っている多焦点眼内レンズについて解説してくれました。二重焦点、三重焦点、焦点深度拡張型、連続焦点型、またそれぞれのトーリック(乱視矯正)タイプなど、当院で採用している多焦点レンズだけでも10種類くらいあります。実際の製品名とその特性、長所短所、患者さんの負担される眼内レンズ代金(選定療養のため)などを簡単に表にまとめて解説してくれました。お疲れ様でした。
また小児近視進行抑制点眼薬「マイオピン 」についても取り扱い開始となりましたので職員内で情報共有しました。現在当院でもすでに導入しているオルソKと並び小児の近視進行予防効果に定評のある点眼ですが、夜一回点眼で副作用もほとんどなく比較的安全な治療です。自由診療となりますのでご興味のある方はご相談ください。
院内研修〜消毒、滅菌、清潔手技〜
本日は月例の院内勉強会。看護師さん2名が担当で滅菌、消毒、手術室での清潔不潔について解説してくれました。
コロナ対策で巷にも速乾性手指消毒剤はあふれていますがそれら薬液の種類や特性などについて、また眼科器具の滅菌方法とそれぞれの特徴や詳細、手術室における清潔手技についての話もしてくれました。
手術室での清潔&不潔の概念や立ち居振る舞い、ガウンテクニックなど、最近手術室スタッフさんにも入れ替わりがありましたのでタイムリーな内容でした。
また院長からは近日当院で扱い開始予定の小児近視進行抑制点眼薬「マイオピン 」について相談&周知しました。国内では認可がおりていないため自由診療とはなりますが導入されている眼科施設も全国的に増えてきています。現在当院でも導入しているオルソKと並び小児の近視進行予防効果に定評のある点眼です。ご興味のある方はご相談ください。
本日のお楽しみ弁当は「ON THE TABLE」さん。
画像は院長がお弁当揺すっちゃいました・・。
ローストビーフむちゃくちゃ美味しいです。
院内研修〜消防・避難訓練〜
消防訓練、院長は午前診が長引いてほとんど参加できず・・・。いざという時一番役に立たない、なんてことがないように担当スタッフさんに本日の流れをきちんと習い、消火器の位置なども含め再確認しておこうと思います。
本日のお楽しみ弁当は「GURUGURU」のデリバリー。米子市内のたくさんのお店のお弁当、オードブル、スイーツを電話一本でテイクアウト&お届けしてくれます。「ぐるぐる米子を駆け巡る」「巡る、グルメ」なんだそうです。メニューもいろんなお店のむっちゃ美味しそうなお弁当がたくさん!で目移りしそう。すごく面白いサービスです。ぜひ!
コロナワクチン接種開始
処置室はもともと各ベッドともカーテンで仕切られていますし、ペインクリニック待合も看護師さんが工夫してソファー等配置しつつ隔ててくれました。各スペースで注射後はそのまましばらく休んでいただき異常がないことを確認の上ご帰宅となります。
陣頭指揮をとる多恵副院長は麻酔科医で救急の心得もあり安心です。普段は院長執刀の手術時にも常に待機してくれており、術中患者さんの血圧低下や脈拍変動(頻脈、徐脈)気分不良などの際には颯爽と現れて解決してくれます。全身管理に疎いへっぽこ眼科医としては安心して手術に集中でき、非常にありがたいです。感謝。
院内研修〜緑内障患者指導〜
お忙しい中ありがとうございました>参天さん
院内研修〜上斜筋麻痺&コロナワクチン〜
また定例でインシデントレポート、各部署からの報告&相談を行いました。近々高齢者のワクチン接種が始まりますが当院もかかりつけの患者さんを中心に微力ながら接種のお手伝いする予定となっております。その辺の細かい申し送り等も行いました。お疲れ様でした。
本日のお楽しみ弁当は「NON CAFE」さんのお弁当。ロコモコ丼、美味しゅうございました。
院内研修〜TECNIS Synergy IOL〜
これまで当院でも使用していた同社の焦点深度拡張(EDOF)タイプのレンズSymfonyがありますが、それ以前は同じく同社の2重焦点レンズをメインで使っていました。今回の新レンズはこのEDOFと2重焦点のハイブリッドとのことです。やはりハローグレアは少しあるようですが、遠方から近方まで満遍なく見え、コントラストも良好なようです。近年3重焦点など多重焦点レンズもどんどん出てきていますが、技術の進歩はすごいです。
また近日同社からは保険適応で使えるマイルドな多焦点レンズもでるそうで楽しみです。参天製薬さんの「LENTIS」と使い分けに悩みそうです。
ありがとうございました
院内研修〜受付〜
またあわせて恒例の各部門責任者からの報告や相談事項、インシデント報告なども行いました。お疲れ様でした。
本日のお楽しみ弁当はこめ蔵さんの丼。むちゃ美味しそうだったのですが、院長&副院長の丼は我が家の柔道少年たちの胃袋に収まりました・・
院内研修〜術前採血〜
なんのためにするのか?採血の際に気をつけること(透析シャントや乳がん手術既往、抗血栓薬の有無)、手技上の注意等。
また検査項目についてもそれぞれの意義や数値異常の際に考えることなど解説してくれました。お疲れ様でした。
院内研修〜色覚検査〜
本日は月例院内研修で視能訓練士さんが色覚検査について解説してくれました。
当院で主に用いている石原式色覚検査表と色相配列検査(パネルD-15)について、それぞれの検査の意義、見方、またこれらからわかる内容などプリントにまとめて説明してくれました。お疲れ様でした。
当院は現在4校の小中学校の学校医を受け持たせていただいております。学校に赴いての検診の場でも希望者の色覚検査を別室で看護師or視能訓練士がプライバシーに十分配慮して行っておりますが、当院受け持ちの学校の生徒さんについては医院にお立ち寄りいただければ学年関係なく検査、相談を学校検診の一環としてさせていただいております。ご相談くださいませ。
本日のおたのしみ弁当はまた「ぴえろ弁当」さん。安定の美味しさ。プリンもついて豪勢です。
今年最後の予定手術
本日は年内最後の予定手術で白内障5例で締めくくりました。今年は難症例も多く、また手術方式の変更や創口小切開化、手術室のスタッフさんの入れ替わりなどもありましたが引き継ぎなどもしっかりと行ってくれて大きな問題もなく無事終了することができました。
執刀させて頂いた患者さん方、そして勉強熱心で頑張ってくれたスタッフさん達には本当に感謝しております。来年も丁寧な手術を心掛けてがんばりたいと思います。
院内研修〜温罨法&リッドハイジーン〜
先日当院も所属させて頂いているLIME研究会でものもらい(霰粒腫)についてのWeb講演会がありました。霰粒腫は日常診療でよく出くわすものですがなかなかいやらしい疾患で、実はちょっぴり苦手意識があったりもします。講演会にリアルタイムでは参加できなかったのですが動画を公開してくださっており拝見しましたが非常に勉強になりました。外科的処置で起こるマイボーム腺という大事な分泌腺の障害や脱落を防ぐため、症例によっては注射や保存的治療も有効という事でした。まぶたを温める温罨法や目元を清潔に保つリッドハイジーンについては当院でももう少し啓蒙していこうと考え、患者さんにお渡しする資料を準備しリッドハイジーンに使う専用洗剤「マイボシャンプー」(LIME研究会監修)も取り扱いをはじめました。その辺り、講演会の内容も紹介しながらスタッフさんと再確認しました。ご興味のある方はまたお尋ねください。
本日のお楽しみ弁当は「こめ蔵」さん & デザート付きで豪勢です。
鳥取和牛卵とじ丼、美味しゅうございました。
院内研修〜ドライアイ〜
ありがとうございました>参天さん
院内研修〜遠近両用コンタクト〜
世の中コロナのせいでマスク姿が標準となっていますが結構メガネが曇りやすく鬱陶しいものです。となるとコンタクトレンズが良さそうですが、マスクからの吐息による気流や角膜表面温度上昇が原因のドライアイでコンタクトレンズ不調になることもあるそうです。昔学んだ知識ではマスクはドライアイによいと聞いていたようにおもうのでまた新鮮なお話でした。
ありがとうございました>アルコンさん
院内研修〜視力検査他〜
当院ではスタッフが一人ずつ患者さんに付いて問診を取りつつ各種検査を行い診察の時点までにあらかたの情報と検査データを揃えてくれます。もちろん医師に確認してから検査追加のことも多々ありますが、必ず行う検査に加え、患者さんの訴えに応じて必要な検査をあらかじめおこなっておいてもらえることで待ち時間の短縮や患者さんの疲労軽減にもつながります。ただそれには眼科疾患の知識と検査項目それぞれの意義について理解が必要です。入職して浅いスタッフさんたちもおられますし、患者さんの訴えや基礎疾患、受診間隔等と必要な検査などフローチャートも作って解説してくれました。またその中でも視力検査についてはやはり基本の検査ですし、より正確を期すための手順やコツを話してくれました。お疲れ様でした。
本日のおたのしみ弁当は「かぷりこ」さん。他に大人のお子様ランチボックスていうのを頼んでいる人も多かったですが美味しいはもちろん、目にも楽しいお弁当でした。
院内研修〜レンティストーリック〜
レンティスコンフォートはこれまで当院でも使っていますが軽い多焦点機能をもった眼内レンズです。多焦点ではあるのですが保険診療上は通常の単焦点レンズ扱いとされているレンズです。今春から多焦点眼内レンズを使用した白内障手術が先進医療から選定医療へ移行したのに伴い患者さんが個人加入されている生命保険特約でカバーできなくなりました。多焦点レンズご希望の場合はかなりの自己負担が出ますので通常の保険診療でできるこのレンティスを選ぶ方が増えてきています。一定以上乱視のある方は使うことができませんでしたが今回乱視矯正機能を併せ持つトーリックレンズが出たことで適応の幅が広がります。
院長はちょっと遅れて個別に伺いましたが、特に挿入後の回転操作(軸合わせ)のコツなど上手な先生方の手術動画なども拝見し大変参考になりました。
ありがとうございました>参天さん
院内研修〜周術期チェックリスト〜
本日はオペ担当スタッフさんたちから周術期のチェックリスト(術前病歴や検査値チェック、術中バイタルチェック、異常時の対応)などの再確認と、多恵副院長(麻酔科)から手術時の血圧や脈拍のコントロールと用いる薬剤、その特徴や安全性、効果など解説してもらいました。そしてだいぶ溜まっていたインシデント報告や各部署からの報告相談を行いスタッフ全体での意思疎通を図りました。
本日のおたのしみ弁当は「焼肉韓食房だんだん」さんの和牛カルビ弁当でした。豪勢です。
おお・・お肉。
美味しゅうございました。
院内研修〜ベオビュ〜
複数回に分けてスタッフさん向けの解説と院長はまた別に詳しく特に炎症等の副作用、その頻度や対策について重点的に教えてくださいました。ご多忙中ありがとうございました。>ノバルティスさん
院内研修〜アイラミド点眼〜
今回は千寿製薬の担当さんがおいでになり同社から発売となったアイラミド配合懸濁性点眼液について解説してくださいました。同社のアイファガン(ブリモニジン)と炭酸脱水素酵素阻害剤(CAI)ブリンゾラミドの配合剤です。
昨年も同社のアイベータ配合点眼剤発売になりましたが点眼の組み合わせ幅が広がり大変ありがたいです。患者さんの身体的経済的負担軽減に非常に役立ちます。
密をさけるためスタッフさん達も2回に分けて解説&さらに院長も個別で詳細にお話しくださいました。ご多忙中ありがとうございました。>千寿さん
電話不通:台風被害
台風の風で揺れたご近所さんの木の枝が当院の光回線を切断してしまいました。
現在電話&インターネットが全て不通となってしまっております。
NTT &関連業者さんが対応してくださっていますが、復旧にしばらくかかりそうです。
お急ぎのご用件は
080-7933-7433
にお電話ください。
ご迷惑をおかけしております。
月下美人
以前患者さんに頂いて玄関に植えてあった月下美人が咲いたようです。
見事です。一夜限りとのことで皆様に見ていただけないのが残念です。
シークレット花火
花火業社さんの支援とコロナ収束への願いを込めてシークレット花火なるものが催されたようです。
「全国各地で打ち上げ。場所は秘密。」とのことでしたので「米子でもあるかなあ?」とちょっぴり期待していた午後8時、遠雷のように音が聞こえ始めました。ちょうど医院にいたため急ぎ5階ベランダへ出てみると、気持ちいい夜風のなか遥か遠くの夜空に大輪の花が見えました。
粋ですよね。ほんのわずかな時間でしたがちょっと元気をもらった気がします。お父ちゃんだけ抜け駆けで見てしまったので慌てて動画も撮りました。子供達にも見せてやろうと思います。
早くコロナ禍が収束しますように。
院内研修〜日本視能矯正学会報告〜
本日は今年初の月例院内勉強会があり視能訓練士(ORT)さん2名が、先日石倉副院長と一緒に参加してきてくれた第60回日本視能矯正学会(福岡)について報告してくれました。
とくに小児の近視進行予防について、低濃度アトロピン点眼とメガネでの予防について解説してくれました。
0.01%の低濃度アトロピン点眼は海外では「マイオピン点眼」として販売されており、日本では認可がおりていませんが個人輸入して処方しておられる先生方も多いです。日本人のスタディでも特に問題ないようであれば当院でもいずれ始めたいと考えており、すでに開始しているオルソKと組み合わせてさらなる進行抑制が図れればと思っております。
またメガネのほうは以前からツァイス社のメガネは聞いた事がありましたが、確か効果のほどは厳しかったと記憶しております。今回ORTさんが聞いてきてくれたレンズはDIMS(Defocus Incorporated Multiple Segments)レンズと言うそうで、これまでの累進レンズとは全く違う原理とのことで興味深いです。また気をつけてチェックしておこうかと思います。
お楽しみ弁当は定番のぴえろ弁当さん。
やっぱり美味しゅうございました。
院内研修〜EDOFコンタクト〜
昼休憩は今年初の院内勉強会でした。本日はシードの担当さんがおいでになり同社がこの度発売されたEDOF(焦点深度拡張)コンタクトレンズについて解説してくださいました。
EDOFレンズというのは多焦点眼内レンズでは主流になりつつありますが、コンタクトレンズでは初めてです。これまでも各社さんとも遠近両用コンタクトレンズはありますが基本的には同心円上に遠近ないし遠中近の度数を配置した構造になっています。それにたいし今回のレンズは年輪のように多重構造に配してあり、レンズズレや瞳孔径の変化(環境の明暗)に強いとのことです。レンズ自体の性能も定評あるものですし、なかなか評判も良いようです。当院でも導入を検討したいとおもいます。
お忙しいなかありがとうございました > シードさん。
年末年始の診療につきまして
27日(金) 通常診療
28日(土) 通常診療(午前診のみ)
29日(日) 〜1月3日(金) 休診
4日(土) 通常診療(午前診のみ)
5日(日) 日曜休診
6日(月) 通常診療
ご理解の程、よろしくお願い致します。
院内研修〜近視&オルソK〜
本日は全身麻酔下での内反症手術(石倉副院長執刀、多恵副院長麻酔)が行われ、今年の予定手術が全例終了しました。院長の白内障手術も含め特に問題なく納める事が出来ました。執刀させて頂いた患者さん方、そして安全第一!で頑張ってくれたスタッフさん達には本当に感謝です。来年も安心丁寧な手術を心掛けたいと思います。
また昼休憩には月例院内勉強会がありこちらも今年最後でした。本日は看護師さん担当で近視進行のメカニズムからその予防策、先日当院でも開始したオルソケラトロジーの実際について解説してくれました。今年もたくさんの勉強会開催、学会参加お疲れ様でした。
お楽しみ弁当はまたぴえろ弁当さん。美味しゅうございました。
院内研修〜アイベータ点眼〜
ご多忙中ありがとうございました。>千寿さん
院内研修〜アレジオンLX点眼〜
昼休みは院内勉強会。参天製薬の担当さんがおいでになり新発売となったアレジオンLX点眼液について、アレルギー性結膜炎患者さんのWebアンケートの結果を交えつつ解説してくださいました。アレジオンLXはこれまであった同社のアレジオン点眼の高濃度版で、1日2回の点眼となります。元々のアレジオンは4回点眼ですが、アンケートの結果からは「痒い時にさす」というような使い方の患者さんがおおいようでした。症状強いときにはきちんと回数を守り持続的にしようした方がやはり効果は高いとのお話でした。そういったアドヒアランスの面でも点眼回数半減はありがたいです。またCLとの併用も可能とのことで使い勝手もよさそうです。
ご多忙中解説ありがとうございました>参天さん。
院内研修〜臨眼報告〜
木曜日の昼休憩は月例の院内勉強会。今回は視能訓練士さんと事務さん1名ずつが先日院長と一緒に参加してきた臨床眼科学会の報告をしてくれました。
事務さんのほうは診療報酬請求関連のテーマについて。視能訓練士さんのほうは最近院長ともどもロービジョンについて勉強を担当してくれており、今回もその辺りの解説をしてくれました。お疲れ様でした。
お楽しみ弁当は今回も定番のぴえろ弁当さん。いつもながら美味しいです。
歓迎会&開院8周年
金曜夜は新しく加わってくれた看護師さんの歓迎会を行いました。大学勤務医時代から院長&副院長とも随分おせわになったベテランさんで、ペインクリニックをメインに勤務してくださっています。当院で時々手術をしてくださる小児外科&大学形成外科の先生方もお招きして大変盛り上がりました。
ちょうど11月5日には当院も開院8周年を迎え、そのお祝いもかねました。勉強熱心でやる気旺盛なスタッフさん達に恵まれ、大学眼科の先生方のみならず当院と懇意にしてくださる他院、他科の先生方にも支えていただき何とかやって来れました。
開業当初の目標「気軽に相談しやすい医院」になれているかどうか?初診を忘れず勉強も怠らず、地域の皆様のお役に立てるよう頑張って参りたいと思います。これからもよろしくお願い致します。
院内研修〜抗VEGF剤投与方法〜
昼休みは院内勉強会。バイエルの担当さんがおいでになり、抗VEGF剤硝子体注射の投与方法、とくにTreat and Extend法について紹介してくださいました。他院、他大学での状況やちょうど先日伯耆眼科医の会で伺った北九州での病診連携のお話にも触れて詳しく解説してくださいました。
ご多忙中ありがとうございました>バイエルさん。
院内研修〜接遇研修〜
昼休みは院内勉強会。開業以来ずっとコンサルとしてお世話になっている千寿製薬MMSの担当さんがおいでになり、接遇マナーについて研修会を開いてくださいました。これまでも数年ごとに何回も接遇研修会はおこなっていますがスタッフさんの入れ替わりもありますし、ちょうど患者さんからご指摘いただいたこともあり、その辺り重点にお話いただきました。キーワードは「気遣い」で大変為になるお話でした。
スタッフさんももちろんですが院長が一番反省点が多い気がします。ご多忙中ありがとうございました>千寿さん。
院内研修〜アジマイシン点眼〜
昼休憩は千寿製薬の担当さんがおいでになり同社が新しく発売される「アジマイシン点眼液」について解説してくださいました。
マクロライド系抗生物質アジスロマイシンの点眼剤で結膜炎、麦粒腫、眼瞼炎、涙囊炎が適応症となります。使用法にちょっとくせがありますが、点眼回数も少なくキレがよいとのことで、またとくにマイボーム腺機能不全(MGD)等の眼瞼疾患関連には非常に期待の新薬のようです。当院でも処方可能となりますのでまた適応をよく選んで使用してみようと思います。ご多忙中解説ありがとうございました>千寿さん。
院内研修〜ヘルペスウイルス〜
火曜日の昼休憩は月例の院内勉強会。今回は看護師さん担当でヘルペスウイルスとその引き起こす疾患についてまとめて解説してくれました。ヘルペスウイルス関連の疾患は眼科にも、ペインクリニック(麻酔科)にとっても非常に大切で比較的よく遭遇します。院長は急用で急遽不参加となってしまいましたが、あとでもらった解説用資料はウイルスの分類や疾患病型など綺麗な画像や表も配置して分かり易くよくまとまっていました。お疲れ様でした。
院内研修〜JSCRS報告〜
火曜日の昼休憩は月例の院内勉強会。今回はスタッフさん担当で先日院長と一緒に参加してくれたJSCRSで見聞きしたことを報告してくれました。今回全国学会初参加の人もいましたが、刺激になってくれれば幸いです。お疲れ様でした。
院内研修〜消防訓練〜
院長はちょっと所用があり失礼しましたが、副院長&スタッフさんたちで役割分担して頑張ってくれました。講師の先生、ご多忙の中有難うございました。
院内研修〜糖尿病黄斑症〜
昼休憩はバイエルさん、参天さんがおいでになり院内勉強会。糖尿病黄斑症の糖尿病黄斑性の病態と治療についてスタッフさん向けにわかりやすく解説してくださいました。ちょうど医学部の学生さんも実習でいらしていたのでちょうど良い内容だったと思います。お忙しい中ありがとうございました。
院内研修〜サプリメント:サンテ ウェルビジョン〜
昼休憩は参天さんがおいでになり、同社がこのたび販売された眼のアンチエイジングに着目したサプリメント「サンテ ウェルビジョン」について説明会を開いてくださいました。ルテインとヒシ果皮ポリフェノールを配合し、水晶体の蛋白変性(老視、白内障)の原因となる酸化、糖化を抑えるものだそうです。ルテイン、ゼアキサンチンが入ってますので同社のサンテルタックス、ボシュロム社のオキュバイトといった、加齢黄斑変性向けのAREDSに準拠した既存商品とすみわけをどうしようか悩みます。
先日同じく参天さんから緑内障をターゲットにしたサプリもでていますし、あちこちでWeb講演会なども催されるなど眼科関連のサプリもホットな分野になりつつあるようです。
院内研修〜点眼瓶とアドヒアランス〜
昼休みは千寿製薬の担当さんがおいでになり、点眼アドヒアランスと同社の点眼瓶について解説してくださいました。
患者さんが点眼を少しでもさしやすくなるように各社さんとも日々工夫を凝らしておられます。円筒形の硬い点眼瓶などはリウマチなどの患者さんやご高齢で力が弱い患者さんなど、潰して液を出すことがそもそも困難な場合もあります。同社の場合も軽い力で適切な量が滴下できるよう扁平型の点眼瓶とし、また点眼瓶本体に着色することで滴下口とのコントラストをつけて患者さんが見ながら狙いを定めやすくしているとのことでした。
最近点眼アドヒアランス関連のお話などを聞くにつれ、いかに患者さんの目に点眼液を届けるか?患者さんの点眼行動、点眼成功率をいかにあげるか?の重要性をひしひしと感じます。
お忙しい中ありがとうございました>千寿さん
院内研修〜オルソケラトロジー〜
昼休憩はシードさん、ユニバーサルビューさんがおいでになり当院で近々開始予定であるオルソケラトロジーのメーカー講習会を開いて下さいました。座学とスタッフさんに被験体になってもらっての実技をご指導いただきました。お忙しい中有難うございました。
オルソケラトロジーは夜間就寝時に特殊なコンタクトレンズをつけて角膜の形を矯正し、日中は外して裸眼で過ごすものです。これまでは20歳以上とガイドラインに明記されていましたが小児期の近視進行予防に効果があることがわかってきており、先日のガイドライン改定で子供さんにも慎重処方が認められるようになっています。処方には眼科専門医で日本眼科学会主催&メーカー主催の二つの講習会を受講している必要があります。院長も実は眼科学会主催の講習会は開院当初から受講して資格更新していたのですがなかなか踏ん切りがつかずにいました。
今月の日本眼科学会総会(東京)にてまた講習会がありますので再確認のためにもう一回勉強してくる予定です。
送別会
金曜日の夜は医院近く「SHIPS」さんで送別会が開かれました。開院当時から長らく勤務してくれたスタッフさんで、当院を盛り上げてくれた非常に熱心なスタッフさんでした。正直、退職されるのは非常に残念ですが新たな目標に向かって頑張っていただきたいと思います。涙、涙の良い送別会でした。
幹事、司会を務めてくださったアフロ&大根娘さんたち。
どこから持ってきたのやら・・。お疲れ様でした。
院内研修〜ビラノア〜
昼休憩は大鵬薬品の担当さんがおいでになり、同社の内服薬「ビラノア」を中心に解説してくださいました。ビラノアは眠くなりにくい優れた薬剤ですが、食事に影響を受けやすいそうで空腹時に飲むことが大切だそうです。他、抗ヒスタミン薬の薬剤耐性のお話も初めて聞きました。三環系薬剤とその他での切り替え等々勉強になりました。ご多忙中ありがとうございました。
院内研修〜加齢黄斑変性〜
昼休憩は参天さんとバイエルさんがおいでになり加齢黄斑変性の解説とその治療ついてお話しくださいました。コメディカルさん向けの内容で新しいスタッフさん達にはちょうど良い勉強になったようです。お忙しい中有難うございました。
院内研修〜眼内レンズ(テクニス)〜
昼休みはJ&J vision(AMO)の担当さんがおいでになり、同社の眼内レンズテクニス全般について解説してくださいました。
現在当院で最も使用させていただいているレンズがテクニスシリーズになります。(プリセット型シングルピース、乱視矯正、多焦点)
こだわりの製法や素材の光学的優位性など全般の解説と、レクチャー後も個別に色々と最近の多焦点眼内レンズ(他社さん含む)の動向について伺いました。お忙しい中ありがとうございました。
新年会&歓送迎会
金曜日の診療後、「GIARDINO」さんで新年会&歓送迎会を行いました。歓送迎会は寿退職される看護師さん1名と新たに仲間に加わってくださった事務さん2名です。ビンゴゲームなどもあり楽しい時間でした。幹事さんありがとうございました。
院長当選のビンゴ商品。これは一体!?
どうしたものでしょうか・・・
寿退職の看護師さん。花束贈呈ではちょっとホロリ。
お疲れさまでした。お幸せに!
院内研修〜ミケルナ配合点眼液〜
昼休憩は大塚製薬さんがおいでになり、同社の緑内障治療薬であるミケルナ配合点眼液について解説してくださいました。
近年緑内障点眼は患者さんの負担を減らして点眼アドヒアランスを向上するため2種の点眼剤をまとめた配合点眼液が増えてきています。ミケルナもそのひとつでプロスタグランジン(PG)製剤であるラタノプロストとβブロッカーの組み合せとなります。同様の組み合わせの点眼は数種類ありますが他剤はβブロッカーがチモロールであるのに対しミケルナはカルテオロールとなります。角膜上皮に優しい事、薬価が安くて患者さん負担が少ない事などの長所も含めて、かいつまんでお話しくださいました。
ご多忙中ありがとうございました > 大塚製薬さん
院内研修〜エイベリス&ウェルウォッシュアイ〜
昼休みは参天製薬の担当さんがおいでになり、同社が最近発売された緑内障新薬「エイベリス」と点眼型洗眼薬「ウェルウォッシュアイ」の説明会を開いてくださいました。
エイベリスは一般名オミデネパグ イソプロピル(長い・・)というそうですが、一応既存のプロスタグランジン(PG)製剤の範疇に入るものの全く新しい作用機序を持つ期待の新薬です。黄斑浮腫が起こりやすいようで白内障術後の方には禁忌であるなど若干注意すべきところもありますが、PG剤につきものの眼局所副作用(多毛、色素沈着、DUES:上眼瞼溝深化、等)がないとのことで若い人や美容上気にされる方など、症例を選んで使えば良さそうです。なんにせよ選択肢が増えるのはありがたいです。
ウェルウォッシュアイは言ってみればホウ酸水で、目を洗うことに特化した点眼薬です。基本的に不要な洗眼は元来ある目の保護物質等も洗い流してしまいますので推奨してはいませんが、目になんらかが入った場合や花粉症等の場合には特にアレルゲンを洗い流す効果もあります。市販でアイボン等がありますがカップ型のものは眼周囲の汚染物質も入れてしまうため、これまではソフトサンティア等の人工涙液を使って頂くことが多かったです。専用の点眼ができたことでお勧めしやすいかと思います。
ご多忙の中、解説ありがとうございました。
院内研修〜眼瞼手術&まつげダニ〜
火曜日の昼休憩は月例の院内勉強会。今回は石倉副院長が担当で眼瞼手術のお話と今流行り(?)のまつげダニ「デモデックス」の解説をしてくださいました。顔ダニやまつげダニ。そんなのがうねうねしてるかとおもうとぞっとしますが油っこい院長の顔にも多分たくさんいるのでしょう。
まつげエクステ等をつけていらっしゃると脱落をおそれて洗いが不十分になりダニが増えるケースも多いようです。毛根のあたりをきちんと洗うことがまず第一のようですが、目にしみない専用のアイシャンプー等もあるようです。勉強になりました。
本日のおたのしみ弁当もまたぴえろ弁当さん。久々にエビフライをいただきましたが、やっぱり美味しいです♡。
院内研修〜抗VEGF療法、緑内障点眼〜
昼休みはアルコンの担当さんがおいでになり網膜静脈分枝閉塞症(BRVO)に対する抗VEGF抗体療法のお話と、また同社も緑内障点眼の補助具を開発されたとのことでその紹介も頂けました。抗VEGF抗体療法のお話では製剤の構造の違いと全身合併症への影響、また黄斑浮腫後の視力予後不良に関係のある所見のお話を伺いました。また緑内障点眼はご高齢の方や手先の不自由な方(パーキンソン、リウマチ等)などは特に点眼困難が問題になります。これらの方は補助具を使用することで成功率を上げることが出来る場合があります。他社さんにもありましたが今回アルコンさんは2色準備されたとのことで、複数の点眼をされる方には間違い防止に良さそうです。ご多忙の中ありがとうございました >アルコンさん。
それぞれ自社の点眼にしか対応できないところはやむを得ませんが、汎用性のある「らくらく点眼」という補助具も当院では扱っておりますのでお困りの方はご相談ください。
院内研修〜緑内障ガイドライン〜
昼休みは千寿製薬の担当さんがおいでになり、先般改定になった緑内障ガイドライン第4版について解説してくださいました。概要と特に重要なポイントをかいつまんでお話くださり、スタッフさんにもわかりやすい内容だったと思います。
ご多忙の中、ありがとうございました。
院内研修〜小児麻酔〜
火曜日の昼休憩は月例の院内勉強会。今回は多恵副院長が担当で先日参加してきた日本小児麻酔学会(神戸)報告をしてくれました。
当院での全身麻酔は基本的に小児がメインですので、子供さんを如何に不安にさせずに麻酔に持ち込むか?いつも多恵副院長はじめ、看護師さん、スタッフさん達が苦心してくれています。手術台に寝ると天井にアンパンマンが貼ってあったり、あちこちに楽しい仕込みもいろいろ。白内障の患者さんには不思議がられることも多々ありますが・・
多恵副院長が色々見聞きしてきてくれた中には「医療者も歌を歌い、踊りながら入室する」なんてのもありました。・・いいかもしれません。
本日のおたのしみ弁当はいつものぴえろ弁当さん。安定の美味しさです。
突然の来訪
先週、診察中突然に鶴瓶さんが来院されました。NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」が今回米子市だったようです。ゲストはなんと柔道オリンピック三冠の野村忠宏さん!お二人とも優しくてお話も面白くて気配りもされる素敵な方たちでした。
最初院長は患者さんを診察中でご挨拶できませんでしたが、後ほど鶴瓶さんが戻ってきてくださり色々お話するうち、長男坊が野村さんの大ファンで著書の「戦う理由」をバイブルのように愛読していることをお伝えしたところ、今度は夕方に野村さんがまた訪ねてきてくださいました。
長男坊はもちろん不在ですが、丁度次男坊が小学校から帰ってきて野村さんとお話したりサインをもらったり技をかけさせてもらったり、と大サービス頂いたそうです。夜帰宅したお兄ちゃんが地団駄踏んで残念がったのはいうまでもありません。2年前に開星中学・高校に大塚製薬の部活応援キャラバンで野村さんがおいでになった時からすっかり憧れてしまったようです。「そんなに尊敬してるんだ?」とうっかり聞いたら野村さんの略歴から、医学博士をお持ちで文武両道でいらっしゃることや、脱力の柔道が・・等々止まらなくなって大変でした。
残念だったね〜なんて言ってたんですが、なんとその後NHKのご厚意で長男から野村さんへのメッセージを撮影いただくことに。
またたまたま今週には野村さんがまた開星中学・高校へ講演会と柔道部への指導にきてくださり、そこで直接お会いできてお話&サインいただけたようです。長男坊、野村さんの前では借りてきた猫のようにおとなしかったらしいですが、帰宅したあとは近年見たことがないくらい興奮してました。「まあちょっとおちつけ!」と何度言ったことか、よっぽど嬉しかったようです。ありがとうございました。
11月12日 19:30から放送のようです。当院も映るかも? ぜひご覧ください。
院内研修〜緑内障・キサラタン〜
院長は手術中にて失礼してしまいましたが、石倉副院長、スタッフさんたちが参加してくれました。
キサラタンが現在の緑内障治療でPG製剤が第一選択として用いられるようになった先駆けの薬で、発売から随分たちますがいまだに一番頼りにすることが多い点眼です。 ご多忙中、解説ありがとうございました。>ファイザーさん
院内研修〜消防訓練〜
(火)昼休憩は月例の院内勉強会。今回は消防訓練でまた消防署から講師においでいただきました。診療中の出火との設定で訓練通報や患者さん役を誘導避難、等々実際のロールプレイも行いました。最後は外にでて実際の消火器を用いた訓練です。消火器、といっても中身は水ですが非常に強力です。この夏も次男坊と強力水鉄砲を求めて色々やっていた院長、興味津々です。ちょっとほしい・・・。
お忙しい中、ご指導有難うございました。
院内研修〜OCTによる緑内障診断支援〜
いまやOCTは緑内障診断になくてはならないものとなっていますが、参天さんが各医院さんの所有するOCTメーカーさんとそれぞれコラボする面白い企画です。当院の場合はニデック社製のOCTを使用しておりますのでニデックの担当さんを連れてきてくださいました。緑内障について少々の解説と当院で使用しているOCTを診断に活かす上でのコツや設定などを教えていただきました。大変勉強になりました。
ご多忙中ありがとうございました。
納涼会
金曜日の診療後、医院の納涼会としてお食事会をしました。
お世話になったお店は「大山黒牛処 強小亭」さん。お肉です。久々です。基本はコース料理だったのですが、炙り牛肉のお寿司?をはじめ、来る品来る品絶品です。もちろん焼いて頂くお肉も言わずもがな、スタッフさんも心配り細やかでオススメです。お世話になっている大学の先生にもご参加頂き、たらふく飲み食いしてたくさん喋って楽しい時間でした。幹事さんお疲れさまでした。
院内研修〜日眼参加報告・他〜
木曜日の昼休憩は月例の院内勉強会。今回は事務さんが先日参加してきた日本眼科学会総会の報告をしてくれました。
色々と見聞きしてきた中で、結膜弛緩症とその治療について教科書的にも補足して解説してくれました。
その後は各部署の担当さんから連絡事項や相談、取り決め、手術の体制の話し合いも行いました。お疲れ様でした。
院内研修〜糖尿病網膜症・黄斑症〜
糖尿病黄斑症に対する抗VEGF製剤硝子体注射治療のお話のほか、スタッフさん向けに網膜症&黄斑症の疾患解説から患者さんへの接し方のお話もありました。糖尿病の患者さんは病状を甘く見がちな方もおられ、受診が遅れて進行してしまう場合もあります。患者さんがどのような思いでおられるのか?うまく受診行動に導けるようスタッフさんが心得ておくべき要点などもケースレポートを例に解説があり勉強になりました。ご多忙中ありがとうございました。
院内研修〜VIBRANT Study〜
昼休憩は参天さんとバイエルさんがおいでになり、抗VEGF製剤アイリーア®(アフリベルセプト)硝子体内注射についての勉強会でした。今回はBRVO(網膜静脈分枝閉塞症)に伴う黄斑浮腫に対する治療としてアイリーア硝子体注射と黄斑部レーザー加療と比較した国際スタディである「VIBRANT試験」について、その概要と結果、考察を解説してくださいました。やはり硝子体注射の方が早期から成績良好なようです。実際の治療ではどちらかだけということではなく、硝子体注射、病変部レーザー、黄斑レーザー、トリアムシノロンテノン嚢下注射等組み合わせて行うのですが、早期の硝子体注射で黄斑浮腫に対処したほうがやはり視力の回復、その後の経過もいいようです。ご多忙中ありがとうございました。
院内研修〜春季カタル他〜
昼休みは千寿製薬の担当さんがおいでになり、春季カタルに対する治療について同社のタリムス®(タクロリムス)点眼のお話を交えて解説してくださいました。
また新しくなった緑内障ガイドラインも踏まえて、特に眼圧以外の因子について効果が記載されたアイファガン®(ブリモニジン)点眼のこともお話くださいました。ご多忙中ありがとうございました。
院内研修〜ドライアイ治療〜
お忙しい中有難うございました。
医学部6年生の学生さんも参加してくれました。
院内研修〜仰臥位低血圧症候群〜
昼休みは月例の院内勉強会。今回はペインクリニックの内容で、看護師さんが「仰臥位低血圧症候群」について解説してくれました。妊娠後期の妊婦さんが仰向けになる事で、大きくなった子宮に下大静脈が圧迫され血圧低下症状から最悪ショックになることがあるそうです。左側臥位(左を下にした横向き)になれば速やかに回復するそうですが、知らなければアワアワしそうです。勉強になりました。
眼科ではあまりお目にかかることがなさそうですが、もちろん妊婦さんに仰臥位処置をする可能性はあるわけですし、頭の片隅にとどめておこうと思います。
歓送迎会
金曜日の夜は医院近く「SHIPS」さんで歓送迎会でした。寿退職される視能訓練士(ORT)さんの送別会と、新規に入ってくれたORTさん、看護師さん、事務さんの歓迎会です。今回辞められるORTさんは初期から長く勤めてくれて学会参加や大学病院での研修等非常に頑張ってくれました。優しい旦那さんに付いて遠い南の島へ転居されます。お幸せに。
退職ORTさんに送る映像上映もありました。「なんだか一生懸命作ってくれてるなあ?」とは思ってましたがまさかあそこまでの超大作だとは!ちょっと驚愕でした。指揮したスタッフNさんの才能にもびっくりです。そういえば以前も医院旅行のときに凄く綺麗な旅行のしおりを作ってくれてましたがセンスあります。院長知らなかったんですが、大学のORTさん方、普段お世話になっている業者さん、担当MRさん、(ついでにどこぞの将軍様)まで多数出演して下さっていて恐縮でした。有難うございました。
会を催してくれたスタッフの皆さんお疲れさまでした。良い会でした。
お店のサービスで花火のぶっ刺さったデザートが。吹いても消えないと思いますが(笑)。
院内研修〜緑内障〜
昼休憩はアルコンの担当さんがおいでになり勉強会でした。緑内障について簡単な説明からアドヒアランス(患者さんの積極的な治療参加)のこと、同社の緑内障配合点眼剤アゾルガ®についてなど解説してくださいました。
「ViaOpta Simulator」というというソフトウェア(無料)も紹介してくださいました。iPadのカメラで景色を映すと眼科各種疾患で患者さんがどのように見えるか?擬似的に表示してくれます。今はやりのAR(拡張現実)ソフトというのになるのでしょうか?患者さんやご家族さんへの説明に良さそうです。
アドヒアランスについてのお話では治療開始から3ヶ月で4分の1の方が脱落するというデータなどもお話されました。最近各社さんとも患者さんの治療継続やアドヒアランス向上に向けての啓蒙活動や取り組みを活発におこなっておられ有り難い限りです。また診療に取り入れていきたいとおもいます。有難うございました>アルコンさん。
院内研修〜いろいろ盛りだくさん〜
木曜日の昼休みは月例の院内勉強会。今回は視能訓練士さんが検査や疾患のことから、眼科全般にいろいろと話しをしてくれました。当院初期から勤務してくれて大学への研修や学会参加等熱心に頑張ってくれていましたが、間もなく寿退職される予定です。
今回の内容は眼科領域全般に箇条書きの備忘録のようなものでしたが、なんというか「私が覚えた事を皆に残していきたい!」という気持ちが強く感じられる、なんだか嬉しい勉強会でした。最後の勉強会担当お疲れさまでした。
本日のお楽しみ弁当は「大連」さんのお弁当。いつも通りボリュームたっぷりで美味しゅうございました。
院内研修〜多焦点眼内レンズ(乱視矯正)〜
昼休みはJ&J vision(AMO)の担当さんがおいでになり、同社が先日発売された乱視矯正機能を持つ多焦点眼内レンズSymfony Toricの解説をしてくださいました。現在当院でメインで使っている多焦点レンズは同社のシンフォニーですが、焦点深度拡張型レンズというのに分類されます。多焦点レンズの短所であるハローグレアが少なくコントラスト感度の落ち込みもなく見え方も自然で患者さんの評価も上々です。これまでは一定以上の乱視が有る患者さんにも使えませんでしたが今回乱視矯正機能を併せ持ったレンズが発売となったことで適応が広がります。術前の検討はしっかりやらないといけませんが・・
またトーリックレンズならではの術後の軸ズレについてのお話もありました。当院でも時々術後にレンズが回転して乱視矯正効果が落ちてしまい追加の小手術で修正することがあります。丁度先日もあったばかりでその予防や対応等勉強になりました。
ご多忙中有難うございました。
院内研修〜ロービジョンケア〜
院内研修〜アレルギ−性結膜炎〜
昼休みはアルコンファーマの担当さんがおいでになり、そろそろシーズンが訪れる花粉症、アレルギー性結膜炎についての解説をしてくださいました。点眼に限らず抗ヒスタミン剤の歴史や同社のパタノール点眼のCAC試験(抗原誘発試験)の結果のほか、患者さんのセルフケアについても解説頂き、抗原を避ける知恵や人工涙液でのアレルゲン除去、掻痒時の冷罨法など大変勉強になりました。ご多忙中ありがとうございました。
院内研修〜点眼アドヒアランス〜
昼休憩はファイザーの担当さんがおいでになり、緑内障患者さんの点眼行動について解説してくださいました。アドヒアランス(患者さんの自発的な治療遵守)の向上は重要でそれ自体もなかなか大変なんですが、いざ点眼してくださってもその失敗率の高さがまた問題とされています。点眼って意外と難しいんです。
解説では某教授の参加された再現VTRも紹介してくださいましたが、患者さん本人さんは点眼はしっかりしているつもりでも実際にはまぶたに落ちて全く眼内に入っていない、しかも患者さんは上手く入ったと勘違いしておられる事も多いようです。
普段の診療でもどの点眼もなかなか眼圧の下がらない患者さんが時々おられますが、怪しい場合にはやはり実際に点眼動作のチェックと指導が必要だと痛感しました。ご多忙中有難うございました>ファイザーさん。
今年も沢山の院内勉強会開催、学会研究会参加をして頂きました。スタッフの皆さんお疲れさまでした。
またご協力頂きました各社MRの皆様、本当に有難うございます。来年も宜しくお願い致します。
院内研修〜ドライアイ問診票〜
解説中ドライアイの重症度について、診察所見からの眼科医の評価と患者さんの自覚症状には随分開きがあるとのお話がありました。肝に銘じたいと思います。
院内研修〜クイックチェイサーadeno眼〜
昼休憩はニッテン(日本点眼研究所)さんがおいでになり、アデノウイルス結膜炎の最近の動向(54型、3型が流行っている)等と、同社からこのたび発売になった検査キット「クイックチェイサー®Adeno眼」について解説してくださいました。
検出率向上に加え流行っている53型、54型にもつよいとのこと、またこれまでの綿棒擦過のものと違い濾紙で吸着するため点眼麻酔が不要なので、子供さんにも施行しやすそうです。早速導入を考えてみます。お忙し
い中有難うございました。
ところで名称の読みが「くいっくちぇいさー、あでのめ!」なんだそうで口にだしてみると「め!」がちょっと独特な感じです。
院内研修〜アイファガン〜
院内研修〜コンタクトの週末〜
コンタクトレンズ三昧な週末でした。土曜日夜はANAクラウンプラザホテル米子で開催された、平成29年度鳥取県眼科医会コンタクトレンズセミナーへ。特別講演2題で、一題めは大阪大学の高静花先生からドライアイについて解説いただきました。TFOT等ドライアイ診療のお話とコンタクトレンズと関連した話題についてお話下さり大変勉強になりました。また二題目は京都府の小玉眼科、小玉裕司先生から遠近両用コンタクトについて解説頂きました。遠近コンタクトはなかなか処方が難しい印象があり上手く行く患者さんは大変満足されますがなかなか満足されない患者さんもおおく、実はちょっぴり苦手意識がありました。患者さんの利き目を基準にしてそれぞれどのように処方を調整していくか?実例を挙げつつ分かりやすく解説してくださいました。単焦点眼内レンズの挿入後の患者さんに遠近両用コンタクトが喜ばれるとのはなしは目から鱗でした。
日曜日は車で岡山へ。岡山県医師会館にて開催された高度管理医療機器販売業の管理者講習会へ参加してきました。
コンタクトレンズは実は人工呼吸器等と同様に高度管理医療機器に分類されており、販売管理者である我々も講習会の毎年参加を義務づけられています。コンタクトは身近な存在ではありますが実はそれだけのリスクがあるものなんです。最近当院でも通販や量販店の粗悪カラーコンタクトによる角膜障害の患者さんが増えてきている印象がありますが、カラコンに限らずですがくれぐれも眼科医指導のもとでの正しい装用をお願いいたします。
院内研修〜臨眼報告〜
木曜日の昼休憩は月例の院内勉強会。今回は視能訓練士さんと事務さん1名ずつが先日院長と一緒に参加してきた臨床眼科学会の報告をしてくれました。コンタクトレンズの事や斜視の検査についてなど、それぞれが興味をもって聞いてきた事を皆で共有しました。お疲れ様でした。
月例勉強会の後は引き続いて連絡事項や各種協議を行うのですが、今後の外来診療について相談をしました。当院はペインクリニック(麻酔科)があり眼科医2名もそれぞれオペ日があるなど、かなり不規則な所があり特定の日に患者さんが集中してお待たせしてしまう事があります。各職の立場からもお話を聞いて喧々囂々しましたがなかなか難しいです・・・。
院内研修〜緑内障かわら版〜
木曜日の昼休憩はアルコンの担当さんが同社発行の「緑内障かわら版」なるリーフレットを持参され、いろいろとレクチャーをしてくださいました。
薬剤の効能効果等のよく有る話しではなく、一般論として緑内障を取り巻く社会的なお話(診断年齢や平均余命との兼ね合いなど各種統計データ)、点眼アドヒアランス、超高齢化社会における治療の重要性などお話下さり大変勉強になりました。
ご多忙中有難うございました。
院内研修〜緑内障サプリ:グラジェノックス〜
昼休憩は参天さんがおいでになり、同社がこのたび販売された緑内障向けサプリメント「グラジェノックス」について説明会を開いてくださいました。松樹皮エキス(ピクノジェノール)とビルベリーエキス(ミルトセレクト)配合にて、眼圧下降や抗酸化ストレスによる神経保護作用が期待されるようです。緑内障の治療はやはり眼圧下降を第一に考えますが、以前から眼圧非依存因子も有る事は言われています。そういった部分への一手としても期待されます。
当院でも併設のほんどおりコンタクトで取扱いしますので、ご興味の有る方はおたずね下さい。
院内研修〜近視進行予防〜
昼休みは月例の院内勉強会で本日は院長が担当で近視進行予防の話しをしました。2年半前に一度話した内容を少し手直しして、最近あちこちで見聞きしてきた内容を加えて説明しました。近視進行(眼軸伸展)予防について以前から効果が言われていた低濃度アトロピン点眼も国内での試験(ATOM-J)が近々結果がでるようですし、オルソケラトロジーの方も強度近視の人への部分的オルソKやアトロピン点眼併用等々また新しい話しが出てきています。
オルソKもこれまではガイドラインにて20歳以上とされていますが、今後は原則20歳以上となる見込みのようですし裁量で小児への使用も拡大してくると思われます。当院ではまだオルソKをおこなってはおりませんが一応処方資格は更新しており、今後の流れによっては対応も考える必要でてくるかもしれません。
院内研修〜抗VEGF製剤長期成績〜
院長は来客対応があり後ほど要点だけ伺いました。有難うございました。
院内研修〜SMARPP〜
昼休みは月例の院内勉強会で本日は看護師さんが担当。多恵副院長とともにペインクリニック学会に参加してくれていたのですが、そこで聞いた薬物依存に対する治療の取り組み、依存症集団療法「SMARPP」を紹介してくれました。
「意思を強くして誘惑に立ち向かう」のではなく「自分の弱さを知って、賢く避けよう」というのは眼からウロコでした。説明の1例として「夜のラーメンの誘惑」を挙げてくれていましたが、暗に院長向けのような気が・・・
なかなか興味深い内容でした。「夜中にラーメンたべたくなったら布団かぶって寝てしまえ!」実践したいと思います。
院内研修〜オクルパッド〜
昼休みは月例の院内勉強会。本日は視能訓練士さんが担当で、最近弱視の視能訓練で話題の「オクルパッド」について解説してくれました。当院も導入してしばらく立ちますがかなり効果は良いようです。モノ自体はフィルタに加工を施したiPadで専用の眼鏡ごしでないと画面は見えません。両眼開放下で楽しくゲーム等に熱中しながら弱視眼の視能訓練ができます。石倉副院長からも補足解説をいただきましたが、週二回程度の訓練でもアイパッチ訓練と遜色ない効果がえられるようです。ご興味がおありの方はご相談下さい。
本日のお楽しみ弁当はいつものピエロ弁当さん。今回は焼き肉にしてみましたがやっぱり美味しいです。
院内研修〜多焦点眼内レンズ〜
木曜日の昼休憩はAMO(Johnson&Johnson Vision)の担当さんがおいでになり、同社がこのたび発表された新しい多焦点眼内レンズについて解説してくださいました。
当院は先進医療施設の認定を受けて多焦点眼内レンズも取り扱っており、現在はAMO社の2重焦点レンズ(近見距離によって三種類あります)を使用しております。これらも非常に評判の良いレンズではありますが、やはり多焦点につきものの夜間の光の散乱(ハロー、グレア)やコントラスト感度低下などは言われていました。
今回のレンズは技術的な細かい事はよく分からなかった(笑)のですが、遠近の二重焦点というよりはその間の中間も含めてずらーっと見えて焦点の谷間がないようです。いい具合に懐の広いレンズのためある程度の乱視も許容でき、ハローグレアも低減、コントラスト感度は単焦点レンズ以上に良好等々良い事ずくめすぎてちょっと怪しい位です。世界での評価も高く日本が最後の発売とのことですが既に欠品で大人気のようです。当院でも使ってみるのが楽しみです。
ご多忙中、解説有難うございました >AMOさん。
院内研修〜緑内障治療継続のために〜
木曜日の昼休憩は参天製薬の担当さんがおいでになり、同社がいま力をいれて取り組んでいらっしゃる緑内障の治療継続について、解説と患者さんに渡す資料等の説明をうけました。
緑内障の治療ではいかににきちんとフォローアップに来て頂いて点眼加療を続けて頂くか?が大切です。点眼行動を守って頂く事(点眼アドヒアランス)や点眼方法(技術的に正確に摘下できているか?)も勿論大切ですが、そもそも治療の初期段階でドロップアウトして受診されなくなる方が多数おられます。
診断がついて治療開始となった患者さんの実に30〜40%が1年以内に受診されなくなるとのお話もありました。検診&治療継続の重要性が分かって頂けない場合や、「緑内障」と聞いただけで必要以上に重く考えすぎて怖くなってしまったりする患者さんもおられます。「過度に怖がる事はなく、でも仲良く一生つきあわないと行けない病気ですよ」とよく説明をするように心掛けてはいますが、今回参天さんはそういった患者さんの理解と自覚を促してドロップアウトを防ぐ手助けを始められたそうです。
ファイザーさんも点眼アドヒアランス向上の取り組みをしていらっしゃいましたし、各社さんとも自社製品にこだわらずこのような活動をしてくださっており有り難い限りです。ご多忙中有難うございました。
歓迎会
金曜夜は当院のスタッフとして新しく加わってくれた事務さんの歓迎会を行いました。と言っても、実はもう三ヶ月位たってしまっているんですが、なかなか皆の都合が合わず納涼会がてらになってしまいました。
お邪魔したお店は駅前通りの「三代目網元 魚鮮」さん。量もしっかりあって美味しゅうございました。最近あまり飲みに出る機会がないのですが、駅前通りも居酒屋が乱立して競争が激化してますね。
院内研修〜ラタチモ〜&Otsuka Video Live
木曜日の昼休憩は千寿製薬の担当さんがおいでになり、この度発売になった同社の「ラタチモ点眼液」について解説してくださいました。成分自体は新しいものではなく、ラタノプロスト&チモロール配合剤の後発品(ジェネリック)になります。
ラタノプロスト等は非常に多くの後発品がありますが成分が同じでも添加剤が異なりますので、メーカーによっては角膜の障害が強いものもあり、これまで積極的には処方していませんでした。今回ラタチモは3社発売になるようですがいずれも老舗の眼科薬剤メーカーさんで内容的にも信頼でき、価格がグンと安い分患者さんの負担は減りますので選択肢としては良いかもしれません。
慌ただしかったのですが、夜は診療後急ぎ大塚製薬さんの米子営業所へ。「OPHTHALMIC SURGERY VIDEO LIVE」を見に行ってきました。二第目の松江赤十字病院谷戸先生のTrabeculotomy ab internoがお目当てだったのですが、既存の手術との比較等詳細な解説があり大変勉強になりました。白内障術者にも導入しやすい手技で患者さんへの負担は少ない上成績がよく、これからどんどん普及していくと思われます。
当院ではこれまで緑内障に対して点眼治療やSLT(レーザー手術)を行い、オペが必要となった患者さんは鳥取大学へお願いすることが多かったのですが、丸投げして御迷惑をおかけする前のもう一手になれば、と考えています。
院内研修〜手術体制検討〜
現在院長の手術を火曜日&金曜日の昼休憩時間中に、石倉副院長の手術を(木)午前中にさせて頂いているのですが、より効率的に行うために日程や体制、外来との兼ね合いをどうすべきか?等相談しました。
有り難い事に手術件数も順調に伸びてきておりますが、手術を御待ち頂くことも増えてきており申し訳なく思っております。
勿論これまで通り安全安心を第一に、職員皆で頑張って参ります。
本日のお楽しみ弁当は五つ星お米マイスターの「米蔵」さん。やっぱり美味しゅうございました。
院内研修〜抗VEGF剤 全身への影響〜
昼休憩はアルコンの担当さんがおいでになり、抗VEGF製剤の副作用について、特に全身的なところについて解説してくださいました。
同社のルセンティスの解説もありましたが、最初から注射シリンジに装填されたプレフィルドタイプなのは有り難い所です。準備操作の手数が増える事はわずかではありますが感染リスク増加にも繋がります。ご多忙中有難うございました。
院内研修〜間欠性外斜視〜
昼休みは月例の院内勉強会。本日は石倉副院長から斜視診療について、とくに日常診療で出会う頻度の高い間欠性外斜視について解説いただきました。分類や治療、当院で行って頂いている手術についてもお話頂き、大変勉強になりました。
本日のお楽しみ弁当は当院定番のぴえろ弁当さん。海老フライいつもどおり美味しゅうございました。が、事務長さんのエビチリ弁当もとっても気になりました。まっすぐでやたら姿勢の良いエビチリ・・・。次回はあれにしようかな・・。
院内研修〜ドライアイ診断基準〜
昼休みは参天製薬の担当さんがおいでになり、昨年改訂になったドライアイの診断基準を説明してくださいました。これまで含まれていた角結膜上皮障害とシルマーテスト(眼瞼に濾紙を挟んで分泌量を測定する検査)が外され、自覚症状とBUT(Break Up Time:涙液破壊時間)のみのシンプルなものとなっています。
またあわせてTFOT(Tear Film Oriented Therapy:涙液の層別治療)について、同社の点眼剤ジクアス(ジクアホソルナトリウム)のお話も交えながら解説して下さいました。
大変勉強になりました。お忙しい中有難うございました。
院内研修〜保険証〜
昼休みは月例の院内勉強会。本日は事務さん担当で保険証について特別療養費や被保険者資格証明書のことなどを交えて解説してくれました。普段から眼科&ペイン診療や疾患の事のみならず、事務受付から防災等々、幅広く熱心に勉強会をしてくれるスタッフさん達でありがたい限りです。お疲れさまでした。
院内研修〜加齢黄斑変性&抗VEGF製剤〜
昼休憩は参天さんとバイエルさんがおいでになり、コメディカル向けに加齢黄斑変性とその治療ついて解説してくださいました。
スタッフさんは勉強になったようです。また院長もまた少しVEGF製剤関連の新しいお話を頂戴しました。お忙しい中有難うございました。
院内研修〜遠近両用コンタクト〜
昼休憩はボシュロムの担当さんから遠近両用コンタクトレンズについて解説頂きました。
老視に直面する40代〜50代のコンタクトレンズユーザーの実情や、遠近両用ソフトコンタクトレンズの仕組みや一般論、適応の判断、処方や患者さん説明のコツなど大変勉強になりました。
同社の遠近両用コンタクトレンズ「バイオトゥルー・ワンデー マルチフォーカル」についても紹介がありましたが、バイオトゥルーは以前にも勉強会して頂きましたが新素材・生体模倣を取り入れたという装用感の良いレンズで当院でも良く処方しています。今回の両用レンズも焦点を通常の遠近だけではなく遠中近と三段階にした「ごきげん」がキーワードなちょっとプレミアムなレンズとのことです。お忙しいなかありがとうございました。
院内研修〜アレルギー性結膜炎〜
昼休みは月例の院内勉強会。本日は事務さん担当でアレルギー性結膜炎について解説してくれました。アレルギー性結膜炎、春期カタル、巨大乳頭結膜炎など、沢山の本を読んで分かりやすい資料にまとめてくれていました。丁度時期的にも花粉症の患者さんも多く、タイムリーな内容でした。お疲れさまでした。本日のお楽しみ弁当はNon cafeさん。ボリューム&お肉類たっぷりで美味しゅうございました。写真取り損ね・・。
院内研修〜全身麻酔〜
昼休みは月例の院内勉強会。本日は看護師さん担当で全身麻酔について解説してくれました。
石倉副院長執刀の斜視や眼瞼手術がだんだん増えてきていますが、子供さんの手術には全身麻酔がかかせません。オペ室に出入りするメンバー以外にはなかなかなじみがないので、すべてのスタッフに分かりやすい資料を作ってくれました。全麻の原理や役割など全般的な事から、実際当院での術前検査〜手術当日〜リカバリーして日帰りされるまで流れを追って解説してくれました。
非常に綺麗な資料。患者さん説明用に使いたい位です。
試練の週末
本来なら土曜日の午後から岡山で開催された「中国四国レチナミーティング」に参加予定だったのですがこの大雪で断念です。当初は「無理を承知で行ってやろうじゃないか!」と4駆のMPVにチェーン、スコップ、毛布や寝袋、水分食料まで積んで準備してましたが家族に止められました。
で、週末は雪かきに明け暮れ、(日)も助っ人さんにお一人来てもらって、院長、副院長、次男坊・・は役に立ったかどうか微妙ですが駐車場の雪をせっせとどかしました。当院駐車場は橋を渡って入る月極駐車場の区画借り切りなため橋から駐車区画までの距離も長く総面積は広大です。そのうえ橋の重量制限から業者さんに重機でのお願いも出来ずひたすら人力作業です。おかげで前回と今回の大雪を経験して除雪のスキルがやや上がったように思います。各道具の使い分けやママさんダンプ二刀流まで覚えました。そして腰痛もバッチリ悪化しました。
気が遠くなりそうな光景・・
何とかここ迄がんばりました。
次男坊の成果(笑)
普段はスタッフさん達も総出で目一杯頑張ってくれるのですが、それでも追いつかない事も多く御来院の皆様に御迷惑をおかけする事もあります。何卒ご容赦下さいませ。
そして真の敵は除雪車の置いていったコレ!
岩ですか・・?
院内研修〜モーラスパップXR〜
昼休みはペインクリニックの勉強会でした。久光製薬の担当さんがおいでになり、同社の「モーラスパップXR」について解説してくださいました。一日一回貼付でよくて腰痛にも適応が有るそうです。院長少し遅れて入ったときには薬効の話しは終ってしまってその貼りやすさや粘着性について説明しておられました。
「水濡れにも強いです。私の肘で御見せしますね!」シュバッ!
スーツの腕部分が一瞬で開きに!。あんな所にジッパーの仕込んであるスーツ初めて見ました。院長始めスタッフ一同興味津々。
「背中に簡単に貼れる方法も御見せします。それでは失礼して」くるり!
え、まさか・・・
シュバッ!!
!!!。カンファ室がどよめきました。スーツの背中が一瞬で中央から全開に!。こんな衝撃的な製品説明会は初めてでした。
ギミック満載のスーツに心奪われがちでしたが、椅子とクッションを用いて手の届かない背中に貼付剤を貼る方法などいろいろと役立つお話も頂戴しました。さすが貼付剤の久光製薬さんでした。ご多忙中有難うございました。
院内研修〜花粉症と食物アレルギー〜
花粉症、そろそろシーズンに入ってきますが今年は山陰両県「かなり多い」だそうで注意が必要です。
今回は花粉症の眼症状に限った話しではなく、花粉症と食物アレルギーの関連についてレクチャー下さいました。花粉・食物アレルギー症候群について恥ずかしながら院長不勉強でしたが、もとは花粉症が原因で特定の食物に反応がでてしまうことがあるとのこと。とくにハンノキ、シラカンバはかなりの種類の食物と関連があるようです。通常の血液検査では当該食物にアレルギー陰性とでてしまうこともあるようで、皮膚テスト(プリックテスト)のほうが正確で眼瞼浮腫にも要注意とのお話でした。
勉強になりました。有難うございました。
院内研修〜当院での漢方〜
昼休みは月例の院内勉強会。本日は多恵副院長担当でペインクリニックで扱っている漢方薬について、効果効能を含めて解説してくれました。ペインクリニックではブロックや投薬、漢方、心理学的アプローチなどを駆使して多角的に疼痛緩和治療を行っています。元々勉強熱心な多恵副院長、漢方の会も含め毎週1-2回近隣の先生方との勉強会に出かけています。
眼科の方ではほとんど漢方使いませんので(処方経験あるのは柴苓湯くらい)院長はちょっぴりチンプンカンプンでまず名前がまともに読めません・・・。個人的になじみ深い漢方薬は以前処方してもらった防風痛聖散くらい。また処方してもらおうかと思いながら順調に肥える今日この頃です。
新年会
金曜夜は医院の新年会でした。会場は「カーヴ 隠れや」さん。料理も大変美味しく、まさに隠れ家的な凝った作りのお部屋でした。天井が低めな所があるので酔っぱらいは頭上注意です。(ぶつけました(泣))
プレゼント交換やじゃんけんゲーム等々大変楽しいひとときでした。あとだしをして負けるという反射神経をためされるじゃんけん、院長始め年配組はダメダメです。
視能訓練士さん誕生日でサプライズ。
キャンドルのぶっ刺さったピザ登場です。
幹事さん始め準備してくれたスタッフさんに感謝です。今年も頑張っていきましょう。
院内研修〜漢方〜
院内研修〜ロコアテープ〜
昼休みに大正富山製薬の担当さんがおいでになり、ペインクリニックの方で使っている同社の「ロコアテープ」について解説してくださいました。院長聞きそびれまして後で伝え聞きましたが、有効成分エスフルルビプロフェンの貼付剤で経皮吸収、組織移行性が優れているのが特徴とのことです。
実は院長、最近使ってみてますが非常に良く効く印象を持っております。そしてお肌の弱い人にはまた善し悪しかもしれませんがはがれにくいことも有り難いです。先日うっかりプールで泳いじゃったんですが、剥がす時ばっちり痛かったです。
ご多忙中有難うございました。
あけましておめでとうございます。
今回から患者さんの手術台もタカラベルモントの最新MEPRO IVを導入。これまでの手術台は全身麻酔や小児手術のときに使い分けていく事になります。MEPRO IVは移乗も容易で座り心地もよく、よりリラックスして手術を受けて頂けるかと思います。
本日は白内障5件で新年早々から散瞳不良、超浅前房、術中虹彩緊張低下症候群(IFIS)、前嚢石灰化etc.となぜかヘビーでしたが問題なく終了でき幸先の良いスタートを切れたかと思います。
今年もスタッフ一同頑張って参りますので宜しくお願いいたします。
院内研修〜色覚異常〜
昼休みにアルコンとノバルティスの担当さんがおいでになり、以前に聞きそびれてしまったWebカンファレンスを紹介してくださいました。色覚についてで東京女子医科大学の中村かおる先生からのお話でした。
色覚異常は男性の5%(女性は0.2%)と比較的高頻度であり、40人クラスなら男子の1人という比較的頻度の高いものです。軽度異常は生活上も全くこまらないため本人家族の自覚がないことすらあり、学校健診の項目から外されたことで知らないままに成長して社会に放り出されてしまうということがあり得ます。以前より改善されたとはいえ職業選択や進学面での制限は厳然としてあり、当院でも実際ありましたが、いざ就職や進学という時になって目標としてきた道を断たれるという気の毒な事例が相次いでいます。
検診から外される原因となった差別に繋がる事がないようプライバシーへの配慮は十分過ぎる程行った上で、検査して気付いて貰う事は非常に大切だと痛感します。
「過度に問題視はしない。しかし忘れないよう指導する」「子どもには教えず親任せ、ではなく医師からキチンと穏やかに諭すべき」「進路選択までには本人に自覚させ、色誤認による失敗への対策を教える」肝に銘じたいと思います。有難うございました。
今年も沢山の院内勉強会開催、学会研究会参加をしてくれました。スタッフの皆さんお疲れさまでした。
ご協力頂きました各社MRの皆様、本当に有難うございました。来年も宜しくお願い致します。
今年最後の予定手術
本日が年内最後の予定手術で抗VEGF抗体硝子体注射3例で締めくくりました。白内障手術も順調に増えつつあり熟成の進みすぎた難症例も数多く有りました。眼内レンズ縫着や強膜内固定等させて頂くことになった方もありましたが、幸い眼内レンズの入らなかった方や大きなトラブルもなく秋の術中地震ものりこえて、今年も無事終了できました。執刀させて頂いた患者さん方、そして頑張ってくれたスタッフさん達には本当に感謝しております。来年も安心して頂ける丁寧な手術を心掛けてがんばりたいと思います。
院内研修〜高齢者体験〜
フル装備したスタッフさん、手足も伸びきらず前屈で手袋や白内障ゴーグルも装着して大変そうです。なにやら玄関を出入りしたりしてウロウロしてるとおもったら、患者さんの動線を実際に確認してくれていました。
院長も白内障ゴーグルを被ってみましたが、これは厳しいです・・・。
院長のiPhoneも白内障ゴーグルを被ってみました。
貴重な経験でした。また日常診療のなかで生かしていきたいと思います。ファイザーさん有難うございました。
院内研修〜ミケルナ配合点眼液〜
昼休憩は大塚製薬さんがおいでになり、同社の新しい緑内障治療薬、ミケルナ配合点眼液について解説してくださいました。
緑内障点眼の問題の一つに点眼アドヒアランス(服薬尊守)があります。点眼をどうしても守れない方もおられますし、種類が多いと日常生活にも支障を来します。近年は患者さんの負担を減らすために配合剤という2種類の成分を1本にまとめた点眼が多く出てきていますが、ミケルナもその一つでプロスタグランジン(PG)製剤&βブロッカーの組み合せとなります。ただこれ迄の既存数種類すべてβブロッカーがチモロールであったのに対し、ミケルナはカルテオロールとなります。また配合剤には成分それぞれの元の点眼よりも回数が減ってしまっているものがありますが(元来2回なのに配合剤では少ない方にあわせて1回、等)、ミケルナはそれぞれ元々が一回の点眼成分を配合しているとのこと。単純にそれだけで優劣はつきませんが、効果に期待は出来るのではないか?とのことでした。また角膜上皮に優しい事、薬価が安くて患者さん負担が少ない事も売りのようです。なんにせよ選択肢が増えるのは有り難い事です。ご多忙中ありがとうございました > 大塚製薬さん
院内研修〜抗VEGF製剤投与方法〜
初回の3連続投与後の維持期の治療については種々の方法があり、当院でもこれ迄の主流であったPRN法(pro re nata:定期診察、悪化時投与追加)をメインとしていますが、他にも定期投与やTreat and Extend法(受診時=投与だが経過良ければ間隔延長)があります。とくに今回はT&E法について某大病院のプロトコルなどを参考に解説してくださり、大変勉強になりました。
何年か前の瀬戸内眼科コロシアムでも聞いた覚えがありますが、T&E法は患者さんの心理的負担も軽減できるというお話がありました。PRN法は受診するまで治療が必要かどうか分からず毎回気をもんでしまうのに対し、T&E法は「受診=投与」ですから悩む必要がなく、診察と投与が同日ですから来院回数も減らせて、経過良ければ間隔も伸びるので気分的にもハッピー、との事だったと思います。
実際には画一的ではなく個々の患者さんの病状や社会的背景にもあわせて選択する必要がありますが、大変参考になりました。お忙しいなか有難うございました。
院内研修〜臨眼報告〜
(木)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は視能訓練士さん担当で先日一緒に出かけてきた臨床眼科学会で見聞きしてきたことを報告してくれました。視神経症についてやコンタクトレンズのケア用品等の情報など資料をまとめてくれました。初めての全国学会参加&報告、お疲れさまでした。
本日のお楽しみ弁当は米蔵さん。五つ星お米マイスターさんだそうです。写真取り忘れましたが、いつもながら美味しゅうございました。
院内研修〜デイリーズトータルワン〜
昼休憩はアルコンのコンタクトレンズ担当さんがおいでになり、ドライアイについての解説と同社レンズ「デイリーズ・トータルワン」について解説してくださいました。
院長は出だし遅れてしまいましたが、ドライアイについては涙液各層を含め眼表面の状態とコンタクトレンズの関係についてお話下さったようです。後半部分にデイリーズトータルワンについて説明がありました。同レンズはベースの部分は現在主流の素材で酸素透過性が非常に良いシリコンハイドロゲル素材とし、目に触れる部分は含水率が高く柔らかい素材としたもので装用感がとにかく良いとのことです。また乾燥にも強いとのことで小型送風機などデモ用のキットまでご持参下さいましたが、一定時間乾燥後グニャグニャに歪んだ他レンズと違いしっかりした形態が保たれていました。
お忙しいなか解説有難うございました。
開院5周年
11月5日で開院5周年を迎える事ができました。沢山のお花や電報を頂戴し有難うございます。
当初は眼科単独で開院させて頂き、その後ペインクリニックを開設。医療法人化やペインクリニック増築、石倉副院長による小児眼科診療開始、等々思い起こせば大きなイベントもいろいろあったはずですが、実感的には何が何やらあっという間の5年間でした。
温かく支えて頂いた患者様、地域の皆様、近隣医療機関や大学病院の先生方、業者の皆様には本当に感謝しております。
勉強熱心なスタッフさん達にも恵まれ、尻も叩いてもらい、何とか大過なくやって来れました。
開業当初一番大切に考えていた「何でも気軽に相談しやすい医院」になれているかどうか?今一度思い返しています。
初診を忘れず勉強も怠らず、地域の皆様のお役に立てるよう頑張って参りたいと思います。これからもよろしくお願い致します。
院内研修〜ドライアイ診療TFOT〜
(水)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は院長担当でドライアイのお話をさせていただきました。定義や診断基準と特に先日瀬戸内眼科コロシアムで聞いてきたTFOT(Tear Film Oriented Therapy)について紹介しました。
涙液破壊のパターンによっては、これ迄長い間ドライアイ診療の主流で使われてきていたヒアルロン酸でかえって角膜障害悪化もあり得るという事です。「これはキチンと勉強しなおさないと!」と思っていた所に「来月は院内勉強会、先生の当番ですよ〜!」と言われたので、これ幸いとテーマに選びました。学んだ事をしっかり生かして涙液動態をキチンと見極めた治療を心掛けたいと思います。
本日のお楽しみ弁当はいつものピエロ弁当さん。海老フライ美味しいです。大半は子供達に食べられました・・・。
手術中に地震!
幸いにも手術は佳境を過ぎた所でスタッフさんたちの適切な行動のおかげもあり、ゆらゆらと揺れるなか眼内レンズを挿入して無事終了する事ができました。残り3件の手術は余震の恐れから延期させて頂くこととなり、ご家族様共々予定をあわせて来院頂いておりましたのに本当に申し訳なく思います。
昨年導入したZEISSの手術顕微鏡が電磁ロック式で本当に良かったです。大揺れの最中も視野は術野からほとんどズレずに保持できていました。締付けタイプであの横揺れだと鏡筒が振られて術野を見失ったかもしれません。地震想定して購入したわけではありませんが思わぬ効果でした。
ゆれくるコールがけたたましく鳴っていました。
当院は被害ありませんが、鳥取県中部の方では医院やご自宅に被災された先輩先生方もいらっしゃると出入りのMRさんから伺いました。大きな被害でなければよろしいのですが・・・
歓送迎会
「Bar passeggiata(バール パッセジャータ)」さん。
美味しくて安くて子連れでも気軽に入りやすいです。
院長一家の超お気に入りで外食はいつもここです。
院内研修〜消防訓練〜
(木)昼休憩は月例の院内勉強会。本日は消防署から講師においでいただき消防訓練を行いました。術中の手術室無停電電源から出火との設定で実際のロールプレイも行いました。手分けして患者さんを誘導する人、通報を行う人、初期消火に当たる人、それらを指示する人。頭で考えると簡単なんですが、実際に動いてやってみると意外に・・。いざというとき慌てないように消火器の位置も時々再確認が必要です。普段からの打ち合わせ、訓練の大切さを痛感しました。最後は外にでて実際の消火器を用いた訓練も行いました。
講師の消防隊員さんは院長&副院長が医学部漕艇部時代に大変お世話にになった漕艇協会の方でした。「市民レガッタにもまた出てください」とのことでした。一回こっきりの参加となってしまっていますが、チャンスがあればまた参加してみたいです。
お忙しい中、有難うございました。
本日のお楽しみ弁当は「よし喜」さんの丼。
院長は穴子丼でしたが非常に美味でした。おすすめです。
院内研修〜新人スタッフ指導〜
(月)の昼休みは臨時の院内勉強会。本日は千寿製薬さんにおいでいただき、院内での新人スタッフさん指導についてレクチャー頂きました。
新人さんがくじけずに成長していくように如何にして導くか?大学時代にも「指導医講習会」に参加したことがあり、この時にも実感しましたが新人さんに指導して成長してもらうというのは非常に大変なことです。正直、できる人がさっと手助けしてカバーしてしまう方が遥かに簡単ですがそれではいつまでも成長は見込めません。
これまで沢山の勉強会もしてきましたがこういった観点はこれまで抜けていました。今回開院からずっとサポートしてくださっている千寿製薬MMSの担当さんに改めて指導頂きました。
お忙しい中有難うございました。>千寿さん
院内研修〜急激な視力低下〜
(木)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は視能訓練士さんが急激な視力低下を来す救急疾患についてまとめてくれました。といってもメジャーな物だけでも多数あり可能性をあげればそれこそきりがなくなりますが、そのような患者さんがいらしたときにすべき対応や検査についても確認がありました。お疲れさまでした。
本日のお楽しみ弁当はガストで後ほど子どもと分けて食べましたが結構美味しいです。
院内研修〜眼瞼・斜視手術〜
(木)の昼休みは月例の院内勉強会。本日はオペ担当の看護師さん2名が、最近本格的に稼働し始めた石倉副院長の眼瞼・斜視手術について、およその所要時間やその対応(外来診療との兼ね合い)について解説してくれました。
夏休みに入り、副院長2名による全身麻酔下での小児手術も増えてきております。
本日のお楽しみ弁当は「有幸園(高島屋)」さん。ボリュームもたっぷりで美味しゅうございました。
学生実習最終日
今年は例年どおり6年生さんの「クリニカルクラークシップ(臨床参加型実習)」の他に入学したての1年生さんの「早期体験・ボランティア実習」もありました。皆さんとても礼儀正しく、好感の持てる生徒さんたちばかりで我々の当時と大違いです。6年生さんは先週(火)が最終、本日は1年生さんの最終日でした。1年生さんには患者さんの誘導等もお願いしましたが一生懸命で初々しいですね。慣れない事で緊張されたと思います。お疲れさまでした。
診療見学に快くご協力下さいました患者の皆さまには本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。
院内研修〜第三者行為〜
その名のとおり第三者が原因で起きた怪我や病気のことで、例えば交通事故や喧嘩による怪我などがあります。
原則医療保険の適応外となるため、診療を行う上で通常の医療保険とのややこしい兼ね合いがあり、その辺の基本知識と対応について解説してくれました。
本日のお楽しみ弁当は「LAND & YEARS」さん。美味しゅうございました。
院長的には一緒に入っていたビアホールのチラシも大変気になります。夏間近です。
院内研修〜ノイロトロピン〜
日本臓器さんにお越しいただき、ノイロトロピンについて説明をしていただきました。あまりシャープに効く薬ではないけど、とても安全性の高い薬ということでした。
最近は急に暑くなったり、涼しくなったり気候の変化が大きいですね。患者さんの中でも春先のいい季節に比べて体調を崩し気味の方も多い様です。積極的な水分摂取、体調管理に気をつけましょう。
院内研修〜テリボン〜
いたみ緩和ケア科の船越多恵です。
今日は旭化成ファーマさんにお越しいただき、骨粗鬆症の治療、骨粗鬆症治療薬テリボンの説明をしていただきました。圧迫骨折が原因で痛みが起こっている患者さんを多く見かけます。痛みが出てから治療するだけではなく、そのような事態にならない様に患者さんのモチベーションをあげるのも大切な仕事だと思っております。
夜はワシントンプラザで開かれた、骨粗鬆症Expert Meeting で様々お薬の使い分けを分かりやすく教えていただきました。
院内研修〜シェルガン〜
木曜日の昼休憩は参天製薬の担当さんがおいでになり、同社が新しく発売される眼科手術補助剤のシェルガン®について解説してくださいました。
白内障手術の際には眼内の空間を維持するため等に粘弾性物質(OVD)と呼ばれる補助剤を使用します。OVDには複数の種類と特徴があり、分散型と凝集型を組み合わせて角膜内皮を術中障害から効果的に保護するソフトシェルテクニックという技術があります。ここからのシェルと、同社の他のOVDシリーズ「オペガン®」が命名の由来のようです。
ソフトシェルテクニックは当院でも全例に行っておりますが、現在使っている薬剤とまた使い勝手を比べてみようと思います。
院内研修〜トラマール/ワントラム〜
5月31日
いたみ緩和ケア科の船越多恵です。ファイザーさんにお越しいただきトラマール、ワントラムの説明をしていただきました。トラマールは弱麻薬で麻薬処方箋が必要なく、依存性も低いお薬です。ワントラムは徐放性剤で一日一回製剤ですので、明け方に痛い方にどうですかと勧められて使ってみた所、結構患者さんに好評でした。
院内研修〜小児の眼鏡〜
(金)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は4月から副院長としてお招きした石倉先生から、ご専門の斜視弱視等小児眼科と子供さんの眼鏡処方について解説頂きました。子供さんの弱視治療に用いる眼鏡は保険や行政からの援助があります。そのあたりのお話や、また近隣の眼鏡店さんがどの程度の保証制度をとっておられるか?膜プリズム等特殊な眼鏡に対応してくださるか?等の資料も御呈示あり興味深い内容でした。
本日のお楽しみ弁当は定番のぴえろ弁当さん。あいかわらず美味しゅうございました。
院内研修〜フェントステープ〜
いたみ緩和ケア科の船越多恵です。今日は久光製薬さんに来ていただきフェントステープの勉強会をしていただきました。フェントステープは一日タイプの麻薬貼付剤です。麻薬というと癌の痛みのコントロールに使用するイメージが強いかもしれませんが、数年前から日本でも麻薬が癌性疼痛でない痛みにも使える様になっております。麻薬ならではの色々な問題点はありますが、上手に痛みのコントロールのとても有用な薬剤である思っております。
水曜会
島根大学医学部麻酔科・ペインクリニック科の齋藤洋司教授がこられ痛みのお話をされました。島根は隣ですが、初めて齋藤先生の講義をお聞きしました。いろいろなお話はされましたが、痛みが慢性化した場合様々な要素が絡み合うため、色々な経路からのアプローチが必要というお話が一番印象に残りました。
学生実習受け入れ
外来見学と午前診&午後診の合間には4件の白内障手術見学にも入って頂きました。ご協力下さいました患者の皆様有難うございました。下記の日程で学生さんが来訪予定です。
5月17日(火)、24日(火)、6月14日(火)、21日(火)、7月12日(火)、19日(火)、20日(水)、27日(水)
期間中ご協力の程、どうかよろしくお願い申し上げます。
第26回中国四国ペインクリニック学会・ペイン塾
この日は長男の中学校に入って初の柔道公式戦でした。残念ながら観戦できず。自分の仕事と家庭、なかなか難しい問題です。親はいなくても子供は子供で頑張っていたようです。
トラムセット
いたみ緩和ケア科の船越多恵です。持田製薬さんとヤンセンファーマさんに来ていただき、トラムセットという鎮痛薬のお話をしていただきました。このお薬はトラマールという弱麻薬とアセトアミノフェンの配合薬で、私も以前より愛用しております。しっかりと効くのですが比較的ゆっくりと効くので薬への依存心も起こりにくく、慢性の痛みをコントロールする上でとても有用なお薬だと感じております。
骨粗鬆症
日々痛みの治療にあたるなかで、骨粗鬆症が原因で圧迫骨折をおこし、その後の二次的な痛みで苦しむ患者さんを多く見かけます。痛みを治療するだけではなく痛みをおこさないための治療、予防も大変に大切だと感じております。骨粗鬆症はたくさんの治療薬があります。骨粗鬆症の程度に応じて適切なお薬を使う様に心がけております。
ご紹介いただいた薬は、新しく発売された月に一回内服する骨粗鬆症のお薬ボンビバでした。現在ある注射製剤と同等の効果があるというお話をいただきました。
副院長(ペイン)ご挨拶
今まで生活に追われて、なかなか報告が出来ませんでした。最近は長男のための早起き、お弁当作り生活も徐々になれてきて、気持ちに余裕が出てきましたのですこしづつですが報告をしていきたいと思います。
歓送迎会
木曜日の夜は「ノンバル」というお店で歓送迎会を行いました。4月から副院長として石倉涼子先生、新卒の視能訓練士さん1名を迎え、また受付事務の助っ人さんの入れ替わりがありました。新メンバーでまた気を引き締めて頑張りたいと思います。
院内研修〜眼科予約制〜
木曜日の昼休憩は月例の院内勉強会でした。今回は看護師さん担当で5月から試験的に開始する眼科一般診療の予約制について、現在当院でオンライン受付システムに使用しているiTicket上での操作方法や対応について解説してくれました。設定等大変だったと思います。お疲れさまでした。
ペインクリニックと小児眼科外来は元より当院電子カルテシステム上での予約制としておりますが、一般眼科診療の方も待ち時間短縮にむけてオンラインから可能な一部予約制を試みてみようと考えております。iTicketを操作しつつの解説でしたのでいつもと違って外来待合室での勉強会です。なんかちょっぴり新鮮です。
iPad抱えて四苦八苦。なかなかうまく行かない場面も・・
一部予約制の開始直後は院長もスタッフさん達も慣れておらず、多少の不手際も予想されます。何卒ご容赦下さいませ。
院内研修〜糖尿病黄斑症〜
立て続けでしたが木曜日の昼休憩はバイエルと参天製薬の担当さんがおいでになり、糖尿病黄斑症(DME)の加療について説明してくださいました。院長は診療が長引いて遅刻してしまいましたが、スタッフさん向けに簡単な基本の話しからしてくださったようです。
現在ではDMEも抗VEGF製剤硝子体注射が治療の主流となりつつありますが、その投与間隔についてはまだはっきりと定まってはいません。当院ではこれまで初期単発投与後のPRN法(悪化時投与)をメインで考えておりましたが、最近では加齢黄斑変性(AMD)のように初期連続投与が推奨されたりもしています。ですが糖尿の患者さんはAMDの患者さん達より若い方が多いので自己負担額も多く、高額な注射を毎月打ち続けるのも大変です。難しい所です。
お忙しい中有難うございました。>参天さん&バイエルさん
院内研修〜遠近両用コンタクト〜
水曜日の昼休憩はボシュロムの担当さんがおいでになり、同社の遠近両用ソフトコンタクトと処方のコツをレクチャー下さいました。
院長はまたしても診療で間に合わず、最後に資料を片手に個別にお話頂きました。二度手間ですみません。
お忙しい中有難うございました。
院内研修〜接遇研修〜
木曜日の昼休憩は参天製薬の担当さんがおいでになり、接遇改善についてレクチャー下さいました。
当院も先月より一名新しい視能訓練士を迎えており、この機会に今一度再確認との事で患者さんに対する言葉遣いや身なり、職場での振る舞いについてなどをメインにお話くださいました。新人さん対象と言いながら、実は院長が一番思い当たる節が多すぎる内容でした。反省です。
お忙しい中有難うございました。>参天さん。
院内研修〜ムコスタ点眼〜
水曜日の昼休憩は大塚製薬の担当さんがおいでになり、同社のドライアイ点眼剤ムコスタについて解説してくださいました。
元はと言えば胃薬ですが、眼表面でも消炎作用&粘膜の修復作用を発揮するとされます。苦みや懸濁液ゆえのかすみ、一回ずつ使い切りの容器でやや煩雑ではありますが、効果は高いお薬です。
最近話題になっていた、涙道トラブルとの絡みなどトピックスも交えてお話下さいました。お忙しいなか有難うございました。
新年度
一番大きな変化としてはこれまで鳥取大学で斜視弱視等小児眼科診療に長年従事していらした石倉涼子先生をもう1人の副院長としてお迎えしました。小児眼科診療の拡充に伴い視能訓練士(ORT)さんも1名増員の3名体勢とし、先月より勤務開始しております。
また多恵副院長も長年お世話になった鳥取大学医学部を年度末で辞し、当院でのペインクリニック診療日を増やします。
診療の幅を拡げ待ち時間の短縮にも繋がるよう、院長以下スタッフ一同心機一転頑張って参ります。
医院真向かいに4/1より調剤薬局さんが新規出店してくださいました。当院駐車場専用通路横ですので患者さんにとって非常に便利で助かります。今後ともよろしくお願い致します。
工事終了に伴い当院駐車場専用連絡通路も復活です。
御迷惑をおかけ致しました。
院内研修〜抗VEGF製剤〜
金曜日の昼休憩は月例の院内勉強会でした。今回は久々に院長担当で、先日来立て続けに聞いてきていた抗VEGF製剤硝子体注射を用いた治療について解説しました。加齢黄斑変性(AMD)、網膜静脈閉塞症(RVO)に伴う嚢胞様黄斑浮腫、糖尿病黄斑症について、それぞれ治療法の変化と現在の状況をお話し、今後の当院での対応について確認しました。特に投与方法は今後も良く考慮していく必要があります。
本日のお楽しみ弁当はまた川花さん。相変わらず美味しゅうございました。チャーハン最高です。
院内研修〜ネパフェナク〜
(金)の昼休みはアルコンの担当さんがおいでになり同社の点眼薬ネバナック®(ネパフェナク)について解説してくださいました。
白内障術後には時に眼底が腫れることがあり(嚢胞様黄斑浮腫)これを防ぐためにステロイドだけではなく術後非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)の点眼も併用します。
大学時代にも一度説明会をうけた事は有りますが、ネパフェナクはプロドラッグで角膜移行がよく同種他剤に比べて眼内移行性が高いとされます。また術前からの投薬も認められているそうで、抗生剤の術前等薬(術前減菌法)と合わせての点眼スケジュール例など示してくださいました。欠点は濁っている懸濁液ですので点眼後若干かすみを訴えられる患者さんがおられるようです。
また当院でも周術期点眼の変更を含めて考慮したいと思います。お忙しい中ありがとうございました。
製剤見本でなにやら盛り上がっています。
院内研修〜糖尿病合併症〜
(水)の昼休みはノバルティスの担当さんがおいでになり眼合併症も含め、糖尿病について解説してくださいました。眼科のことも勿論現在主流の治療薬について、その機序など勉強になりました。特に糖の再吸収阻害で「飲んだら痩せる」新薬についての説明のときは皆なにか目が輝いていました。
お忙しい中ありがとうございました。
院内研修〜網膜静脈閉塞症〜
昼休憩は参天製薬とバイエル薬品の担当さんがおいでになり、抗VEGF製剤アフリベルセプト(アイリーア®)を用いた網膜静脈閉塞の治療について勉強会を開催してくださいました。大規模スタディの結果もふまえての解説で再確認になりました。ご多忙の中ありがとうございました。
当院では今のところ初回投与後、悪化時に追加投与するPRN法で行っておりますが、加齢黄斑変性症(AMD)の治療と同様に初期は3回連続投与すべきと言う意見もあるそうです。初期投与をどうするのか、またその後はPRNでいくのか、はたまた定期投与やTreat and Extendでいくのか?悩ましい所ですが、結局のところ画一的ではなく個々の病状や患者さんの社会的状況にもあわせて、となるのかなあ?と思います。
院内研修〜小児眼科機器〜
(金)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は視能訓練士さん担当で、小児眼科(斜視弱視)診療に於ける新しい機器について説明してくれました。4月からの小児眼科(斜視弱視)専門外来開設にむけていろいろと機器購入や導入検討をしているのですが、今回シクロメータとWelch Allyn社のスポットビジョンスクリーナーについて解説してくれました。シクロメータは院長も不勉強で知らなかったのですが、回旋斜視を簡便に検出できる機器です。
スポットビジョンスクリーナーは先日業者さんが現物を見せてくれましたが、非接触でやや離れた位置から患者さんの屈折値などを検出できる優れものです。子供さんの場合には大人のように「ハイ、顎のせて〜」とはいきませんので正確な屈折検査にはハンディタイプの手持ちレフという機械が必要になります。しかも子供さんをなだめすかしながら接近して測定するので視能訓練士さんの熟練した技が必要です。スポットビジョンスクリーナーは実際に使用してみた視能訓練士さん達からすると手持ちレフより若干精度は劣るらしく、またある程度の瞳孔サイズが要るので場合によっては暗い部屋で測定する事も必要なようです。でもかなり離れた場所から音と光で気をひきつつ短時間測定できるので熟練不要、かつ定価も安い、と。
「どっちでもいいから早く買って!」という無言のプレッシャーをひしひしと感じる勉強会でした。またじっくり検討します。
本日のお楽しみ弁当は川花さん。酢豚等も勿論ですが、椎茸の香りの濃いチャーハンが絶品でした。おすすめです。
院内研修〜今後の方針〜
(金)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は4月からの診療体制変更を見据えて、打ち合わせや各個人の目標を確認する会でした。
現在鳥取大学で斜視弱視等小児眼科を御専門にしておられる石倉涼子先生が、4月より当院に赴任してくださる予定になっています。(現在も月1回おいでになっております)
現在、手術日の設定や診療体制を見直し中です。詳細が決まりしだい、またお知らせ致します。
本日のお楽しみ弁当は花風船さん。駅前近くにあるお店は知っていたのですが、お邪魔した事は有りませんでした。
ボリュームもしっかりあり、美味しゅうございました。また一度お店にもいってみたいと思います。
院内研修〜デイリーズトータルワン〜
昼休憩はアルコンのコンタクトレンズ担当さんがおいでになり、同社レンズ「デイリーズ・トータルワン」について解説してくださいました。
ベースの部分は現在主流の素材で酸素透過性が良いシリコンハイドロゲル素材を用い、目に触れる部分は含水率が高く装用感の良い素材としたものでウォーターグラディエントコンタクトレンズというそうです。
実際トライアルをためさせてもらった当院スタッフさんの評価も上々でした。また今後採用も検討させて頂きたいと思います。
ご多忙中有難うございました。
院内研修〜PFデラミ容器〜
昼休憩、日本点眼薬(日点)の担当さんがおいでになり、同社の新しいPFデラミ容器について解説して下さいました。
PFとはPreservative(防腐剤) Freeの略です。点眼薬に含まれる防腐剤、とくに塩化ベンザルコニウム(BAC)は角膜上皮障害を起こす事が良く知られており、ドライアイのある方や多剤併用しておられる方ではかなり問題となることがあります。同社のPF容器はフィルターや弁を組み合わせた特殊構造の点眼瓶で定評のあるものです。今回は新容器使用後の実際の容器汚染状況の検討結果(瓶内の残液は無菌!)や点眼全般に汚染防止のための点眼指導や注意事項なども解説してくださいました。
お忙しい中有難うございました。
新年会
金曜日夜は医院の新年会でした。
Wine&Pasta食堂TANAKAさん。お料理も大変美味しく、人数等かなり無理を聞いて頂きました。有難うございました。
普段お世話になっている大学の先生方、春から当院に視能訓練士として勤務してくださる予定の学生さんも来てくださり、プレゼント交換やクイズゲーム等々、大変楽しいひとときでした。
幹事さん始め準備してくれたスタッフさんに感謝です。今年も頑張っていきましょう。
明けましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。医院の5Fバルコニーに上がって見回してみました。
日が射して大山も綺麗に見え、元旦にふさわしい天気です。
今年も良い一年でありますように。
院内研修〜EOG滅菌〜
(金)の昼休みは今年最後の院内勉強会。本日は看護師さん担当でEOG(エチレンオキサイドガス)滅菌について解説してくれました。当院では手術器具等はオートクレーブ(高圧蒸気滅菌)をメインで滅菌しておりますが、素材や機器によっては高温が適さない物も有ります。原理の違いやまたEOGは有毒ですのでとくにその扱いの注意について、など他の滅菌方法も紹介しつつレクチャーしてくれました。
今年も沢山の院内勉強会開催、学会研究会参加をしてくれました。スタッフの皆さんお疲れさまでした。
ご協力頂きました各社MRの皆様、本当に有難うございました。来年も宜しくお願い致します。
今年最後の予定手術
本日が年内最後の予定手術日でした。当院でもやはり白内障手術が一番多いですが、眼内レンズの入らなかった方や大きなトラブルもなく今年も無事終了しました。手術させて頂いた患者さん方、そして頑張ってくれたスタッフさん達には本当に感謝しております。
今年の漢字は安心の「安」でした。来年も安心&安全を第一にがんばりたいと思います。
院内研修〜人参養栄湯〜
院長と一部眼科スタッフは午前診が長引いて参加できませんでしたが、副院長とペイン担当スタッフさんが中心に勉強してくれました。御多忙の中ありがとうございました。院長不参加で失礼しました。
院内研修〜ジクアス(ジクアホソルナトリウム)〜
昼休みは参天製薬の担当さんがおいでになり、コンタクトレンズ装用者のドライアイと同社の点眼剤ジクアス(ジクアホソルナトリウム)について解説して下さいました。
ジクアスは水分とムチンの分泌を促進し涙液を改善する薬ですが、今回コンタクトレンズ装用下での使用が公に可能となったそうです。ドライアイ患者さんのコンタクトレンズ装用に於ける障害発症メカニズムについてレクチャーがあり、それに対しジクアスがどのように作用するのか?実験モデルでの結果も交えてお話下さり、非常に分かりやすい内容でした。
また最近変わられた担当さんが自己紹介までしてくださり、大学時代の所属サークルや経歴をお伺いしてなるほどその体格の良さと折り目正しさ、爽やかさに納得いった次第です。中四国エリアのプロモーション担当さんまでおいで下さり、お忙しい中有難うございました。
院内研修〜手洗&防犯〜
昼休みは月例の院内勉強会でした。本日は看護師さん担当で、手洗い・手指消毒の基本についてレクチャーしてくれました。
各種感染症の感染経路等についての基本知識から手指消毒の基本手技など、綺麗な資料を作成して解説してくれました。お疲れさまでした。
また先日も市内で強盗事件がありましたが、当院でも防犯対策について話し合いました。役立つ事はあっては欲しくないですが・・・。
院内研修〜個人情報保護〜
オペ日にて院長、眼科オペスタッフが参加出来ず失礼致しました。お忙しい中、有難うございました。
院内研修〜院内感染対策〜
昼休みにアルコンとノバルティスの担当さんがおいでになり、院内感染とその対策、特にアデノウイルスについて全国調査の結果を踏まえて解説下さいました。お忙しい中有難うございました。
この夏はアデノウイルスによる「はやりめ(流行性角結膜炎)」の大変な流行があり当院でも対策に大わらわでした。
最近ようやく少し下火になってきてくれたように思います。
医院旅行〜USJへ〜
文化の日は日帰り医院旅行でユニバーサルスタジオジャパンへ行ってきました。スタッフさんがお洒落な旅のしおりまで作ってくれて遠足気分が盛り上がります。早朝マイクロバスで医院を出発。一部の若い人達は別便で早めにUSJ入り。元気です。
エクスプレスパスを駆使しながら足早に回りましたが、結構疲れました。院長は乗り物も得意では有りませんが、映像と組み合わせたライドは特に苦手です。ハリーポッターのライドに乗った後はしばらく死んだ目をしていたと思います。
ハロウィンの時期でしたので仮装したお客さんも一杯。いろいろなイベントも催されており、夜は園内をうろつくゾンビから逃げ惑いながら帰ってきました。楽しい一日でした。
院内研修〜患者さんへの接し方〜
(木)の昼休みは月例の院内勉強会でした。本日は副院長担当でテーマは「患者さんへの接し方、問診の取り方」。
痛みと精神状態にはつよい関連があり、ペインクリニックでは精神的な側面での加療も重要です。副院長はそのあたりにも力を入れており、九大の心療内科カンファに参加させて頂いたり、先週末も東京の学会へいって勉強してきています。
今回もそのあたりをふまえながら、患者さんはなぜ訴えるのか?その訴えを減らして楽にしてあげるにはどうしたらいいのか?など患者さんの気持ちをうまく導く話しの聞き出し方などを話してくれました。クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンという言葉も恥ずかしながら初めて知りました。
我々は「問診」となると症状経過の聞き取りにばかり注力しがちです。これは少しでも正確な診断と治療につなげたいが為です。ですが日常診療のなかでは「病は気から」ということを強く感じることもしばしば有ります。疾患に対する治療は勿論ですが、患者さんの気持ちに沿う話し方や態度等今一度反省して考えるよい機会になりました。
本日のおたのしみ弁当はたこ八さんのたこ焼きとお好み焼き。かなり美味しかったです。
子供達にも食べさしてみたら「おいしい!!」とえらい勢いでバクバク完食。おすすめです。
院内研修〜糖尿病合併症〜
同社のルセンティスを始めとした抗VEGF製剤を用いた糖尿病黄斑症についても勿論ですが、その他にも末梢神経障害など全身的なところもお話下さいました。お忙しいなか有難うございました。
院内研修〜骨粗鬆症プラリア〜
院長と眼科オペ担当スタッフはオペ日でしたので参加できませんでしたが、副院長とペイン担当スタッフさんが中心に勉強してくれたようです。第一三共さん、セイエルさん共々、御多忙の中ありがとうございました。院長不参加で失礼しました。
納涼会
(土)の夜「厨」さんへ。落ち着いたお店でお料理も美味でした。オススメです。
幹事さん達がくじ引きプレゼントまで準備してくれており院長は靴下を引き当てました。
ふわふわのカラフル。オペ室用にどうぞ!といわれても、おっさんが履くにはちょっと抵抗が・・・・。
ちびたちはでっかいベビースターやでっかいカラムーチョもらって大喜びです。
お世話になっている大学の先生も参加してくださり、飲んで喋って楽しい時間でした。幹事さんお疲れさまでした。
お盆休みにつきまして
お盆の診療につきまして
8月13日(木) 〜 16日(日) 休診とさせていただきます
ご理解とご協力の程、よろしくお願い致します。
家族でお墓参り。ぎりぎり天気がもってくれて助かりました。
院内研修〜アイリーア〜
昼休憩は院内勉強会。今回は参天とバイエルの担当さんがおいで下さり「アイリーア(アフリベルセプト)」について解説してくださいました。アイリーアはつい先日網膜静脈分子閉塞症(BRVO)に伴う嚢胞様黄斑浮腫に対する適応が追加されました。今回はこの事について、とくにレーザーとの治療効果を比較したVIBRANT試験の結果等もふまえて説明してくださり、大変勉強になりました。お忙しい中、有難うございました
院内研修〜ペインクリニック学会報告〜
金曜日の昼休憩は月例の院内勉強会でした。今回は事務さん担当。先日副院長が大阪で開催された日本ペインクリニック学会へ参加しましたが、スタッフさん2名も同行して勉強してきてくれました。
今回そこで学んで来た事を、普段副院長の診療についていて感じた事考えた事等を交えて解説してくれました。西洋医学と東洋医学との違い、漢方における「中庸」についての解説などなかなか新鮮でした。お疲れさまでした。
お楽しみ弁当はガスト。院長はハンバーグでしたが、ボリュームたっぷりでなかなか美味しゅうございました。
院内研修〜ブリンゾラミド〜
昼休憩は院内勉強会。今回はアルコンの担当さんがおいで下さり、同社のエイゾプト、アゾルガの話しを交えて緑内障について解説していただきました。日内変動チェックの重要性、とくに正常眼圧緑内障(NTG)進行例での夜間眼圧上昇の可能性や、それに絡めて体位変換による眼圧の変動(仰臥位による上昇→就寝時眼圧上昇の可能性)のお話もあり勉強になりました。お忙しい中、有難うございました
院内研修〜JSCRS報告〜
院内研修〜緑内障啓発〜
昼休憩は院内勉強会で、今回は参天製薬の担当さんから緑内障関連でお話頂きました。御多忙の中、ありがとうございました。
緑内障と診断された患者さんを如何に治療継続に持ち込むか?、について解説して頂きました。緑内障は点眼治療がメインとなりますが、どうしてもいい加減になってしまう方もいらっしゃいます。そういった患者さん向けの啓発冊子やグッズも持ってきてくださいました。特に点眼忘れを防ぐ、点眼チェックボードはペン要らずで点眼ホルダーまでありなかなか秀逸です。
実際に診療をしていると患者さんもいろいろで、猛烈に几帳面に点眼される方もあれば、ついつい忘れがちな方、副作用が気になりすぎて自己調節や中断してしまう方、時には緑内障→必ず失明と早合点し、治療放棄してしまう方もあります。患者さんそれぞれの個性に合わせた説明、指導も大切だと痛感しています。
院内研修〜手術間接介助〜
金曜日の昼休憩は月例の院内勉強会。今回は手術時の間接介助&外回り業務について資料を作って解説してくれました。手術は1人では出来ません。執刀医の院長の他、隣で助手や器具出しを努めてくれる看護師さん、手術室内での各種確認業務を担当してくださる外回りスタッフさんの存在は欠かせません。綺麗な写真付きで普段手術室に入らないスタッフさんにもよくわかる保存板とも言える資料を作ってくれました。お疲れさまでした。
今回のお楽しみ弁当は舶来亭さん。チキンカツを頼んでみましたが非常に美味しかったです。
新 手術顕微鏡
前日届いた新しい手術顕微鏡での初手術日でした。
春先にZEISSさん&東和産業さんの御厚意でLumera iとVISU160をデモして頂いていました。最終的にLumera iかな?と思っていたのですが、奮発して上位機種のLumera Tにしてしまいました。やはり助手も術者と同じ術野が見えるというのは大きいです。
本日はやや難症例を含む5件の白内障手術だったのですが問題なく終了しました。Lumeraの素晴らしい徹照で、よく見えすぎて助手をつとめてくれた看護師さんともども、ちょっぴりクラクラします。
学生実習受け入れ
外来の問診〜検査〜診察までの一連の流れと、午前診&午後診の合間には3件の白内障手術見学に入って頂きました。
十分解説が出来ず申し訳なかったですが、開業医の日常診療はなんとなく分かってもらえたのではないかと思います。
ご協力下さいました患者の皆様有難うございました。期間中引き続きご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
めでたい席
4連休の初日はスタッフさんの結婚式に招待されてきました。慣れない挨拶は学会発表以上に緊張しましたが、本当にいいお式と披露宴でした。当院関係者のテーブルは何故か涙腺崩壊している人多数(笑)。あんたらはお母さんか?と笑っていた院長も最後の新郎挨拶にやられかけました。
いつにも増してきれいで幸せそうな花嫁さんと人柄が顔に出ちゃってるようなイケメンの新郎さん。
幸せをお裾分けしてもらってきました。おめでとうございます。末永くお幸せに!
院内研修〜近視進行予防〜
金曜日の昼休憩は月例の院内勉強会でした。今回は院長担当で、近視の進行予防について先日京都アップデートセミナーで聞いてきたことも交えて説明しました。近視の進行原因となるのは眼軸(眼の前後長)の伸展が主で、視力低下は勿論として病的な近視となると将来的に眼底疾患のリスクも高まります。眼軸伸展抑制のために、薬剤的光学的に各種の治療が試みられています。効果の明らかなものも有りますが諸事情から一般的に普及するまでは至っておらず、今のところはこれまで通りの生活指導や弱めの眼鏡処方といった方策しかないようです。近業は姿勢を正しく30cm放して30分で休憩。また屋外活動(日光をあびる)も進行予防に効果があるとされます。
本日のお楽しみ弁当はぴえろ弁当さん。海老フライ弁当もプリンも相変わらず美味しゅうございました。
院内研修〜多焦点眼内レンズ検討〜
当院も多焦点(遠近両用)眼内レンズの使用を開始して1年が経過しました。症例数と施設基準を満たしたので現在先進医療の認定を受けるべく、申請中です。白内障手術時に多焦点眼内レンズを挿入した患者さんにはアンケートをお願いしており、今回の勉強会は視能訓練士さんがこれまでの結果をまとめて考察を加えてくれました。当院ではアルコン社のレストア(多焦点)とレストアトーリック(多焦点&乱視矯正)を採用しておりますが、狙い通りに行くと遠近とも裸眼で1.0見える等大満足の人も多く、症例を選べば非常に良い眼内レンズです。ただし基本的に疾患の有る方は適応外としていますし、やはり患者さん個々の眼の状態やお仕事、ライフスタイル等によって向き不向きがありますので、術前には十分相談、検討する必要があります。満足度や不満点など概ねメーカーさんから聞いていたとおりでしたが、再確認になりました。
本日のお楽しみランチは「大連」さんの出前。院長は豚角煮丼を頼んでみましたが、でかい!美味い!!幸せ!!!、でした。
写真写りはへたくそです・・
手術顕微鏡デモ
手術顕微鏡の更新を予定しており、現在ZEISSさんと東和産業さんの御厚意で最新式のLumera iを借りています。猛烈によく見えますが、SCIという照明系のど徹照ぶりにちょっぴり戸惑いも。まあ慣れの問題でしょうが・・。一型前のVISU160も試用させて頂けることになっていますのでその結果で決めようと思います。
しかし眼科機器というのは高価です。医療費の問題になると眼科の白内障手術がなにかと槍玉に上がりますが、これらの設備投資も必要なことは御理解頂きたいと思います。
写真の顕微鏡Lumera iと後ろの白内障&硝子体機器Fortas、フェラーリが買えます。院長の愛車なら新車時価格で15台位買えます。恐ろしいことです・・・。
院内研修〜患者さんの周術期不安と対策〜
当院での白内障手術は15分程度ですがやはりリスクは伴います。近年は厳重なインフォームドコンセント(術前説明と同意)で合併症の危険性などもしっかり聞いてもらってますから不安ももっともです。ではどういった所に不安の要素があるか、またそれを解消するためにはどうしたらいいのか?等、資料をつくって解説してくれました。
スタッフさん達はそのあたり、常日頃から腐心してくれています。術前術中の頻繁な声かけ、外回りスタッフが術中手を握って不安を和らげたり、術前準備中も患者さんに雑談や冗談をいってよく笑わせています。
また普段の診察時や術前説明&検査時から患者さんをよく観察し、キャラクターに応じてリカバリールームの采配もしています。二つの部屋の割り振りは勿論、同室同士でもプライベートを大切にする方にはきちっと衝立でスペースを確保、またお一人で不安な患者さんの場合には逆に衝立をとりはらって患者さん同士で互いに話しをして頂いたり・・・。
院長も術中に順調な経過などはお話しつつ進めるように心掛けてはいますが、いかんせん手術操作に気を取られがちです。安心して手術をうけていただけるとそれだけ手術も安全になります。スタッフさん達の心配りには本当に感謝です。
本日のおたのしみ弁当は「れきっぷダイニングバー」さんのお弁当。見た目はオーソドックスなんですが一品一品すごく美味しいです。おすすめです。
院内研修〜感染予防&消防訓練〜
(金)の昼休みは今年最後の院内勉強会でした。本日は看護師さん&事務さん担当でそれぞれ感染予防と対策(針刺し事故等)について解説、消防訓練の一環として有事の役割や手順など消化器の使用法など説明をしてくれました。感染症の方は総論的な話しや手術や患者さんの血液や体液からの感染防御の基本についてスライド&資料配布で解説してくれました。
本日のお楽しみ弁当はガストのお弁当。ハンバーグ等結構美味しかったです。
今年も沢山の院内勉強会開催、学会研究会参加をしてくれました。スタッフの皆さんお疲れさまでした。
またご協力頂きました各社MRの皆様、本当に有難うございました。また来年も宜しくお願い致します。
本年最後の定期手術
本日が年内最後の予定手術日でした。今年は順調に白内障症例数も増加し、全身麻酔手術も開始しました。当然難症例も多々ありましたが、幸い眼内レンズの入らなかった方や大きなトラブルもなく、無事終了しました。頑張ってくれたスタッフさん達、そしてなにより手術させて頂いた患者さんに感謝です。
今夜だけはいつものグリーンラベルではなく頂き物の大山Gビール♡です。
院内研修〜身体障害&自賠責〜
(金)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は事務長さん担当で身体障害手帳をお持ちの患者さんや自動車事故の自賠責との保険診療の絡みについて資料を作って解説してくれました。院長は例によって午前診が終らず特大遅刻。スタッフの皆さんお疲れさまでした。
本日のお楽しみ弁当は「ベッカライひがしやま 麦の種」さんのお弁当。美味しいのは勿論、ボリュームたっぷりでした。お勧めです。
忘年会&歓迎会
プレゼント交換で大騒ぎ
土曜日は医院の忘年会兼歓迎会でした。駅前の「BISTRO マロン」さん貸し切りで、お世話になっている先生方にもおいで頂き、食べて飲んで喋って、楽しいひとときでした。皆さん1年間お疲れさまでした。マロンさんには初めて伺いましたが、お料理もお酒もすごく美味しかったです。一度ランチもいってみたいです。遅くまで賑やかにして申し訳有りませんでした。
11月から新しいスタッフさんが1名加わってくれており、今回は歓迎会も兼ねていました。まだまだ若葉マークで至らない点も有るかと思いますが、頑張ってますのでどうかよろしくお願い致します。
院内研修〜トーリック眼内レンズ〜
(水)の昼休みはアルコンのサージカル担当さんがおいでになり、トーリック(乱視矯正)眼内レンズについて、トピックスをお話下さいました。トーリックレンズは挿入するだけの通常眼内レンズと異なり、あらかじめ計算した角度にいかに合わせるか?が肝となります。当院でも2社のトーリックレンズを使ってますが、それぞれのメーカーで癖が違う印象があります。また若干狙いとずれることもあり、多少は問題ありませんがあまりにズレると整復する場合もあります。いろいろコツや角度ズレの統計もお話頂きました。術前マーキングの方法など含め当院のやり方で概ね間違い無いようでしたが、再確認になりました。
ご多忙中ありがとうございました >アルコンさん
院内研修〜コンタクトレンズ販売管理〜
(金)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は事務さん担当でJohnson&JohnsonのMyアキュビュー導入にともなう、販売管理ソフトの解説でした。院長は普段関与しない部分なのでお弁当だけゲットしておサボりです。ごめんなさい・・。
スタッフの皆さんお疲れさまでした。
本日のお楽しみ弁当は「エルフィス エルルカフェ&デリカ」さんのお弁当。美味しゅうございました。
院内研修〜骨粗鬆症〜
(月)の昼休みは第一三共のMRさんがおいでになり、骨粗鬆治療薬について解説してくださいました。
院長は午前診が長引いてしまい、副院長とペイン担当スタッフさんが中心に勉強してくれたようです。両社のMRさん、卸のセイエルさん共々、御多忙の中ありがとうございました。院長不参加で失礼しました。
奥様が大学のみならず当院でもペインクリニック診療を行うようになって実際目にする機会が増えた訳ですが、その関与する領域が非常に広いのに今更ながら驚きます。麻酔の専門知識は勿論として、内科や整形外科、神経内科、心療内科的な知見も必要とし、漢方/
東洋医学も駆使して診療にあたっています。
暗い顔しておられた患者さんが晴れ晴れと帰っていかれるのを見ると感動すら覚えます。
月食観察
蝕のおわりかけ
子供達と月食観察をしました。幸いの好天でもやも少なく観察には最高でした。夜所用を終えた後、子供達と医院5階に上がり見上げると、蝕の最中で赤銅色になった月が見えていました。その後また満月に戻っていく様は神秘的でした。
皆既食から抜けかけ
せっかくなのでお兄ちゃんの望遠鏡も引っ張りだして観察しましたが、月食は肉眼で見る方がよいようです。
院内研修〜Myアキュビュー〜
(水)の昼休みはJohnson&Johnsonの担当さんがおいでになり、同社のコンタクトレンズのポイントプログラム「Myアキュビュー」について解説してくださいました。登録店でコンタクトを購入するとポイントがたまり、商品やマイルに交換出来ます。購入時のポイントのみならず、キャンペーンでもかなりたまるようです。(送られてくるメールのリンク動画やクイズなど)
当院でも導入することとしましたが、眼科併設販売店での対面販売やメールによる知識の浸透や教育につながり、大変良い取り組みだと思います。
コンタクトレンズはネット購入されている患者さんも多いですがやはりトラブルは増えており、当院でも来院される患者さんが増加傾向にあります。時には全く眼科で指導を受けた事の無い初心者もおられ「友達に習ったのでバッチリです!」と悪気無く豪語されてびっくりした事もあります。やはりキチンと健診を受けておられない患者さんはコンタクトのケアがいい加減になる傾向があり、J&Jさんのレクチャーにもありましたが毎日消毒するのが当たり前なレンズを週に2〜3回、とか全く消毒はしない!なんていう強者も多いようです。
最近でこそLASIKがやり玉に上がっていますが、コンタクトの方がよっぽど障害や失明の多い危険なものだという認識を持って欲しいです。
通販で購入してしばらく眼科受診しておられない方、是非最寄りの眼科での検診を受けてください。自覚症状のない障害が進行している場合もあります。あとで後悔することのないように・・・。
院内研修〜有水晶体眼内レンズ ICL〜
(金)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は事務さん担当で有水晶体眼内レンズICLについてについて調べて解説してくれました。
スター社のICLは患者さんの眼内に特殊なレンズを挿入して屈折矯正を行うもので、先日出た新レンズはレンズ自体に水の通り道を設ける事で従来品のような事前の虹彩切開処置も不要となりました。水晶体前面の房水循環が改善することで白内障等の合併症リスクも減ったようです。白内障手術の出来る施設であれば、講習をうけて資格をとりさえすれば施行出来るようになりますのであらたな設備投資も不要で、今後LASIKと並ぶ手術に発展する可能性があります。メーカーのICL講習会は受講済みで、当院でも開始できる準備はしておこうと思っています。
本日のお楽しみ弁当はまた「あぷりこ」さんのお弁当で、院長は海老フライ弁当です。でかいエビが3匹も入ってて幸せでした。弁当横にはなぜかハリーポッターの変な味のあれが置いてありましたが、謹んで遠慮いたしました。
ユニフォーム
また心機一転頑張って参りますのでよろしくお願い致します。
ちょっとお洒落な白衣で若干エステっぽい?。着心地は良いですし若いスタッフさんたちはよく似合っていますが、院長はちょっと微妙かもしれません。怪しさが増したような・・・。
院内研修〜接遇マナー〜
(月)の昼休みは千寿製薬MMSの担当さんがおいでになり、接遇についての勉強会をしてくださいました。千寿MMSには開業当初から医院運営についてアドバイス頂き、接遇研修も何度も行ってもらっていますが、今回は新作スライドを披露してくださいました。
接遇ってできているつもりでも結構ダメだったりします。研修であらためて聞くと反省しきりで、目からウロコのこともありためになります。また日常診療に反映していきたいと思います。
お忙しい中ありがとうございました > 千寿さん。
瑜伽堂
(日)は夕方からお地蔵さん祭の準備で長男坊と瑜伽堂の掃除に参加してきました。
医院の真ん前、松原ボタン店さん横の小道を歩いていくと木の欄干が特徴の瑜伽堂橋があります。むかしは床面も木だったとおもうのですが・・・。そして加茂川を渡った先、駐車場の奥にあるのが瑜伽堂です。
掃除をさぼりつつ自治会長さんに由来を教わってたんですが、江戸時代に町内の方が倉敷の瑜伽大権現へお参りして勧請されたのだそうです。そして近隣の信仰の対象を集められて今のようになったとのこと。
子供時分には近所の友達とよく行く遊び場の一つでした(罰当たり・・)。当時も「ここはいろいろあるなあ?」と漠然と不思議に思ってたんですが、長年の疑問が解消しました。今あらためて見渡すと瑜伽堂(神仏習合?)、お地蔵様、お稲荷様&鳥居、お不動様のお堂、と一堂に会した何だかすごいスポットです。
医院からも100m程、医院駐車場入口の橋からもすぐの場所です。是非一度お参り下さい。
お盆
頑張る副院長
今朝は早起きしてお寺へ。台風のおかげでのびのびになってましたが、お盆に備えてお墓掃除です。丁度雨も上がってくれ、気温も涼しくて助かりました。
さて当院も下記日程にて暦通りでお盆休みを頂きたく思います。
12日(火) 通常診療
13日(水)〜15日(金) 休診
16日(土) 通常診療(土曜は午前診のみ)
ご理解の程、よろしくお願い致します。
院内研修〜点眼アドヒアランス〜
(金)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は事務さん担当で点眼アドヒアランスについてまとめてくれました。
眼科の治療にとって点眼は非常に大きな割合を占めますが、しばしば言われる問題点の一つがこの点眼アドヒアランス(服薬尊守)です。点眼を忘れてしまう、指示回数と違う、大量に使う、不自然に減らない、等々日常診療で「あれ、この患者さんちゃんと点眼使えてるかな?」と思う事はしばしばあります。正しい点眼がなされている事がまず治療の基本になりますので、点眼指導や点眼カレンダー配布等取り組んではいますがなかなか難しい所です。
そもそも「点眼」という行為自体が実は結構難しいもので、健常な若い人でもかなりの率で失敗するという報告もあります。ましてや視機能障害のある高齢患者さんにはさらに難しい事かと思います。点眼瓶の先が触れて汚染してしまったり、なかなか入らず多量に消費してしまったり・・。
点眼のさし方は「指差し法」「げんこつ法」がお勧めです。またメーカーによっては点眼補助具を用意してくださっている場合もあります。詳しくはお尋ね下さい。
本日のお楽しみ弁当はロッテリアのハンバーガー。
絶妙BLTバーガーなるものを頼んでみました。微妙でした。
院内研修〜多焦点トーリック眼内レンズ〜
(金)昼休みは院内勉強会。アルコンさんの眼内レンズ担当さんにおいでいただき先日発売となったばかりの多焦点乱視矯正眼内レンズを含め、多焦点レンズについて総論的に解説頂きました。
当院でも多焦点(遠近両用)眼内レンズの使用を開始して1年近くになります。保険がきかず自費診療とはなってしまいますが、適応をしっかり選べば患者さんの満足度は非常に高いレンズです。これまではある程度以上の乱視が有る方には不向きでしたが、今回乱視矯正機能も併せ持ったレンズが発売となった事で適応がぐっと広がると思われます。
御多忙の中、ありがとうございました。>アルコンさん
博多へ
さて、飛行機orドライブ出張も好きですが、列車旅も勿論大好きです。流れる景色を眺めながらのビールは最高です。
豪華な晩餐も3割増しで美味しいです。
学生実習最終日
診療の合間に出身等伺うと、男子学生さんはボート部の後輩さんでした。院長(OB)&副院長(OG)&オペ室ナース(OG)の医院での実習、さぞ居心地が悪かった事かと・・。
オペ患者さんの入れ替わり時などついついボートの話しになってしまったんですが、通例引退ずみの6年生にも関わらず「今年の夏も大会に出ます!」と、気合い十分でした。御健闘を祈ります。
診療見学に快くご協力下さいました患者の皆さまには本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。
院内研修〜心因性視力障害〜
(金)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は視能訓練士さん担当で心因性視覚障害についてその原因や治療、検査上の注意やコツなど総合的に解説してくれました。
心因性視覚障害は日常生活におけるストレス(家庭、学校、交友関係等)が原因で視力や視野、調節等各種視機能の異常を来す心身症の一種です。とくに視力障害は小学校高学年くらいの女児に比較的よく見られ、男児の2倍とも言われます。最近は丁度学校検診から受診されるお子様が多いのでタイムリーな内容でした。
本日のお楽しみ弁当は「籠乃鶏」さんのお弁当。院長は唐揚げ弁当を選びましたが、美味しゅうございました。
九大心療内科見学へ(副院長)
副院長は(月)から2日がかりで九州大学の心療内科見学へ。慢性疼痛を専門にしておられる先生がいらっしゃるとの事でカンファレンス参加等、お勉強です。
痛みは精神的な部分に強い影響をうけますので、その治療には心療内科的な側面も求められます。副院長の診療を覗き見していると、とにかく患者さんのお話を聴く事に時間をかけているようです。病状を聴く、は勿論として、思いの丈を吐き出して頂く事にも重きをおいているようです。
帰ってきて、早速なにやら覚えてきた心理テストの実験台にされましたが、結果がこれまた的確で痛い所をつかれてちょっぴり癪です。
全身麻酔開始
いよいよ、全身麻酔も本格始動しました。本日は昼休憩に1例、幼児の霰粒腫(ものもらい)手術。
小児麻酔ですのでオペ室までの通路もいつもと違い、三角旗が張ってあったり、壁のあちこちで○○パンマン達が応援しています。看護師さんたちも皆可愛らしいエプロン装着で子供さんがリラックス出来るように努めていました。
術中術後問題なく、導入&覚醒ともスムーズでリカバリー室でしばらく休んで頂いた後問題なくお帰り頂きました。
副院長は成人の一般麻酔は勿論として、大学では小児麻酔を専門としていますので子供さんの手術でも非常に心強いです。
院内研修〜全身麻酔〜
2週間に渡って、副院長主導で全身麻酔のリハーサルを行いました。本日は副院長&看護師3名(とおまけで院長)でいろいろな場面を想定しつつ検証しました。元オペ室ナース2名(総合病院&大学病院)と副院長(麻酔専門医&指導医)との間では専門的なディスカッションが繰り広げられており、院長若干疎外感・・・。なんにしても心強い限りです。
子供さんのものもらい手術等、全麻の必要な眼科手術もぼちぼち予約が入ってきておりますし、日帰り手術センターとしても近日稼働を開始します。これは眼科手術のみならず他施設から執刀医&患者さんにおこし頂いての外科手術を受け入れ、全身麻酔業務を請け負うもので、こちらの方もお問い合わせを頂いております。
詳細はご相談下さい。参照ページ
院内研修〜結膜炎〜
(金)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は久々に院長担当で結膜炎についてスライドで解説しました。
充血の見分け方から各種結膜炎、感染性結膜炎の主要なもの、感染対策&消毒など大まかに説明。といっても、当院のスタッフさん達はアデノウイルスの感染対策等よく勉強&徹底してくれてて、よっぽど院長よりしっかりしてますので目新しい内容では無かったかもしれません。まあ再確認になれば幸いです。
本日のお楽しみ弁当は「ぴえろ弁当」さん。副院長用は唐揚げ弁当、院長用は海老フライ弁当でしたが、なんとエビが5本も。香ばしくてすごく美味しゅうごいました。そして人気のぴえろプリン!夜ちび達と一緒の食べたのですがふわふわでおいしかったです。おすすめです。
学生実習受け入れ
適宜疾患&治療解説等を交えつつ一連の外来診療の流れを見て頂き、午前診&午後診の合間には4件中2件の白内障手術(若年者の成熟白内障と多焦点眼内レンズ挿入)の見学にも入って頂きました。
解説に十分な時間を割いてあげる事ができず申し訳なかったですが、大学病院とはまた違った開業医の日常診療を見て頂けたかと思います。快くご協力下さいました患者の皆様、ありがとうございました。
院内研修〜静的量的視野他〜
(金)の昼休みはファイザーの担当さんがおいでになり、緑内障検査の静的量的視野検査について、その基本から結果の解釈、考え方、検査のコツや患者さんの励まし方など解説してくださいました。非常に良い内容で、スタッフさん達も勉強になりました。
また同社は緑内障の啓発に非常に力を入れておられ、例年のように郵便局と協力して一般の方向けにパンフレットを配布されるとのこと。そして点眼治療中の緑内障患者さん向けに「冷蔵庫に張って貰ってください」と点眼カレンダーなるものまで作ってきてくださいました。患者さんに点眼後チェックをつけてもらうのですが、他のご家族の目にもとまることで「今日点眼忘れてない?」と、ダブルチェックになります。なんでも一般家庭の冷蔵庫は1日平均32回も開閉されるとのことで目に留まりやすいそうです。緑内障治療の大きな問題の一つに点眼アドヒアランスがありますが、これはなかなか良いアイデアだと思います。
ファイザーさん、ありがとうございました。
学校検診
院内研修〜ペインクリニック他〜
副院長が担当するペインクリニックの方もお陰さまで順調に患者さんが増えてきておりますが、やはり眼科診療とは全くことなるため、スムーズに診療が流れるよう手順の再確認や患者さんへの配慮等について、担当のスタッフさんから話してもらいました。・・・ようです。院長はまた午前診終らず間に合いませんでした・・・。
駆けつけてみたら既に終ってこの状態。なにやらにぎやかで楽しそうでした。
資料とお楽しみ弁当だけ貰って撤収。本日は「さんぽう」さん。とりめし美味しいです♡。
院内研修〜アレジオン点眼〜
(水)の昼休みは参天製薬の担当さんがおいでになり、同社の新しいアレルギー性結膜炎治療薬「アレジオン点眼液」について解説してくださいました。薬効や既存他剤との非劣性試験結果などを中心にうかがいました。
これまで同系統の薬としてはアルコンさんのパタノールをメインで使わせてもらっていたのですが、またどう使い分けしたものか悩むところです。既存薬よりスギ花粉のハッチアウト(破裂)を抑える、という興味深い働きについては聞きおよんでいましたが、実際に1日4回点眼の眼表面でどれくらいの違いあるものなのでしょうか?気にはなります。
参天さん、卸のセイエルさん、お忙しい中どうもありがとうございました。
院内研修〜PF点眼〜
(金)の昼休みは(株)日本点眼薬研究所の担当さんがおいでになり、同社のPF(Preservative Free)デラミ容器と防腐剤の功罪について解説してくださいました。
点眼薬に含まれる防腐剤、とくに塩化ベンザルコニウム(BAC)は角膜上皮障害を起こす事が良く知られており、ドライアイのある方や多剤併用しておられる方ではかなり問題となることがあります。各社とも添加剤を変更したり、BACの濃度を落としたり、と工夫をこらしておられますが、日点さんのPFデラミ容器は特殊な二重構造の点眼瓶とフィルター&弁を組み合わせて防腐剤フリーとした画期的なものです。液を出すのにちょっと力が要るので高齢者やリウマチ患者さん等に使いにくい場合があるのが玉にキズ?ですが、定評の有る点眼です。
院長がまた午前診長引いてしまったため、2部に分けてお話下さいました。お忙しい中、卸のセイエルさんともどもありがとうございました。
医院改称 ふなこし眼科ペインクリニック
H23年11月の開院以来「ふなこし眼科」として診療させて頂いてきましたが、このたび診療所名称を
「ふなこし眼科ペインクリニック」へ正式に改称致しました。
昨年10月の医療法人化に伴い、副院長(麻酔科専門医)による痛みの専門外来「ペインクリニック」を開始。今年に入ってからは診察を本格化させております。ペインクリニックではすべての痛みが治療の対象となります。代表的な疾患としては帯状疱疹後神経痛、三叉神経痛などの神経痛、腰痛、上下肢痛、肩こり、首肩の痛みなど整形外科的な疼痛、ガンの痛み、引き抜き損傷、手術後の痛みなどがあげられます。また眼瞼痙攣や片側顔面痙攣などに対するボトックス治療も行っております。お困りの方、ご相談下さい。
職員一同、また心機一転頑張って参りたいと思います。よろしくお願い致します。
休診のお知らせ(WOC)
iPhoneアプリもダウンロード
H26年4月5日(土)はWorld Ophthalmology Congress(国際眼科学会:東京)に院長及びスタッフ全員が参加のため勝手ながら休診とさせて頂きます。御迷惑をおかけ致しますが、ご理解とご協力の程よろしくお願い致します。
学会は本日から東京にて開催されています。前回日本での開催は1978年に京都だったようで36年ぶりということになります。自国開催のWOCに参加出来る機会は生きてるうちにもう来ないかもしれませんし、しっかり満喫して勉強してきたいと思います。
院内研修〜テクニストーリック〜
(水)昼休憩はAMO社の担当さんがおいでになり、同社の新しい乱視矯正眼内レンズ(トーリックIOL)の解説をしてくださいました。午前診が長引いてしまったんですが2部に分けてお話下さり、ありがとうございました。
トーリックIOLとは眼内レンズ自体に乱視度数をもたせたプレミアムレンズで元々の角膜の乱視を打ち消すことができます。白内障手術は単なる「濁りをとる」開眼手術としてだけではなく、「より質の良い見え方」を求める屈折矯正手術としての側面もあり、当院でもトーリックレンズは積極的に使っています。
欠点としてはレンズが高価な事で、患者さんの負担は保険診療ですからどちらのレンズでも同じですが、診療機関側はトーリックレンズ1枚あたり2万円近くマイナスになってしまいます。今回競合レンズが増えた事で若干値が下がってくれたので、有り難い限りです。
元々アルコン社のトーリックIOLを使用しているんですが、このたびAMO社を数枚つかってみて感じた相違点などディスカッションできて有意義でした。AMOさんお忙しいなか、ありがとうございました。
院内研修〜中心フリッカー〜
(月)昼休憩は月例の院内勉強会でした。本日は視能訓練士さんが担当して中心フリッカー検査について解説してくれました。中心フリッカー検査は光の点滅がどれくらいの周波数まで分かるか?を調べる検査で視神経障害の診断に役立ちます。
一般論に加えて当院の機械も取りあげ、丁寧な資料もつくってくれてました。ご苦労様でした。
院長はまた午前診が長引いてしまい残念ながら間に合わず。駆けつけてみると既に勉強会は終っており、講師担当の視能訓練士さんはなにやら恐ろしげな杖を振り回していました。なにかの儀式も行われたかもしれません。
本日のおたのしみ弁当は「ベッカライひがしやま麦の種」さんのパン。凄く美味しかったです。
院内研修〜トラムセット〜
(月)昼休憩は持田製薬の担当さんがおいでになり、ペインクリニックの方で使用している疼痛治療薬「トラムセット」について解説してくださいました。院長は午前診が長引き大遅刻。すみません・・・・。
副院長とペインクリニック担当のスタッフさんたちが熱心に聞いていました。
持田製薬さんありがとうございました。
オペ室改
オペ室の工事が終了し、無影灯x2が設置されました。先日来た麻酔器に加え、術中モニターも新調で手術室がちょっとゴツくなりました。ボンベ等も着々と届いており、間もなく全身麻酔できる体制が整いそうです。
院内研修〜眼瞼下垂〜
(月)昼休憩は月例の院内勉強会。本日は看護師さんが担当で眼瞼下垂手術についてまとめてくれました。先日来、鳥取大学形成外科臨床教授、中山敏先生に御執刀頂いての眼瞼下垂手術を開始しており、理解を深める良い機会になったようです。
本日のおたのしみ弁当は「れきっぷダイニングバー」さんのお弁当。なんかとっても大人な感じのお弁当で、一品一品やたら美味しゅうございました。
院内研修〜緑内障患者啓発〜
昼休憩はファイザーの担当さんがおいでになり「緑内障患者さんへ対する啓発」をテーマに勉強会をして下さいました。とくに点眼のさし方は単純にみえて、結構みなさん使用方法に問題がある事が多く、眼に触れて点眼瓶が汚染してしまったり、さしたと思ったのに実は液がでていなかった、等々いろいろとデータを示して頂きました。患者さんへの点眼指導を徹底しただけで平均眼圧の下降が得られた、という論文も紹介いただき大変勉強になりました。若い方でも失敗率が驚く程高いとのことで、ましてや手元のおぼつかないご高齢の方は言わずもがなです。今一度患者さんへの点眼指導に力を入れたいと思います。お忙しい中ありがとうございました。
同社は結構こういう患者さんへの啓発に熱心で点眼補助具を積極的に配布されたり、緑内障患者さん向けのiPhoneアプリ(アンドロイド版もあり?)を作られたり、と感心します。また以前から緑内障早期発見の啓発サイト「NTG40.jp」を立ち上げておられますが、このサイト非常に良く出来ていて自己チェックのページなど眼科医がやってもなかなか面白いです。実際これを試してご自分で緑内障に気付き初診された方もいらっしゃいます。是非お試しください。
院内研修〜消防訓練〜
(金)昼休憩は米子消防署から講師においでいただき消防訓練を行いました。手術室付近から出火、2階にオペ患者さんも1人いらっしゃる、という前提で実際にロールプレイです。両サイドから患者さんを2人で抱えて階段を降りる方法も教わりましたが、介助者2名が患者さんの背中側で腕を組むのが楽に運ぶポイントだそうです。
消防署への訓練通報等もおこなったあと、実際の火災時に当院で想像される問題点や対処法などレクチャー頂き、最後は駐車場で消火器訓練をさせて頂きました。お忙しい中、ご指導ありがとうございました。
本番で慌てないよう実際に使ってみておく事って大切です。昨年よりちょっと難易度アップ。
練習用に連れてこられた脱力人形。またなんとも言えない良い表情です。
麻酔器導入
また副院長主導のもと、他医療機関からの手術を受け入れる日帰り麻酔センターとしても立ち上げる準備中ですが、こちらに関しては準備が出来次第またアナウンスさせて頂こうと思います。
眼科機器ではありませんが、新しい機械はやっぱりときめきます♡。
近々無影灯x2も設置予定ですし、だんだん手術室がゴツくなっていきます。
ちょっとは、ダラズに。
普段ドラマを見る習慣のない我が家ですが、家族みんなで楽しみに拝見しました。ストーリーも勿論よかったのですが、普段見慣れた町並みや勤務していた大学病院(鳥取大学→米子大学病院となってました)がうつると妙に嬉しいです。エキストラでちび達の柔道仲間がドアップで写ったりして子供も大歓声。
クライマックスのダラズトライアスロンのシーンではばっちり当院&実家の母屋も写ってました。今回ばかりは、TV録画できる機器が家にないのが悔やまれました。
手術初め&眼瞼下垂手術
(木)は今年初の白内障予定手術を無事終了。そして(金)はいよいよ、鳥取大学医学部形成外科診療教授、中山敏先生による眼瞼下垂手術を開始しました。本日は3件執刀頂きましたがやはりほれぼれするくらい綺麗です。
また手術適応の患者さんがおいでになれば適宜執刀頂く予定ですので眼瞼下垂でお悩みの方は是非ご相談下さい。
中山先生、今後ともよろしくお願いいたします。
診療初め
長い連休後で患者さんが多めだったこともあり、お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
また気合いを入れ直して頑張りたいと思います。
院内研修〜まつげエクステ〜
(金)昼休憩は今年最後の院内勉強会。本日は事務さんが担当でまつげエクステについて、とその問題点と眼障害についてまとめてくれました。つけまつげ、まつげパーマ等、正直一般論としてはおぼろげに知りつつもその実際は理解してない事も多く、女性として、また医療資格者ではない一般の人(眼科知識は相当のレベルですが)としての視点での解説は非常に勉強になりました。
今年は院内&製薬会社さん含め、非常に沢山の濃い勉強会ができました。各社MRさん、スタッフさんとも、本当にありがとうございました。
院内研修〜緑内障コソプト点眼〜
(金)昼休憩はMSDの担当さんがおいで下さり、同社の緑内障配合点眼「コソプト」の説明を交えて、緑内障点眼について解説してくださいました。お忙しいなかありがとうございました。
緑内障点眼の問題の一つに点眼アドヒアランス(服薬尊守)があります。点眼をどうしても守れない方もおられますし、種類が多いと日常生活にも支障を来します。(回数の異なる数種類の点眼を使うのは本当に大変です。)
コソプトなど配合剤は既存の薬剤成分2種を1本の点眼に混ぜ合わせた点眼であり、点眼本数を減らしつつ同等の効果を維持できるため、患者さんのQOL向上にも大きく貢献します。またアドヒアランス向上からか、同等以上の効果がでるとする報告もあるようです。
コソプトは定評の有る点眼で、当院でも使い慣れた薬ですが、先日アルコンさんから新発売になったほぼ同効薬の「アゾルガ」と今後どう使い分けたものか、悩む所です。
今年の手術納め
今日だけはいつもの発泡酒ではなく頂き物の大山Gビールを頂きます♡。
院内研修〜うつと痛み〜
昼休憩は勉強会。塩野義製薬の担当さんがお越し下さり、ペインクリニックで使用しているお薬サインバルタに絡めて「うつと痛み」というテーマで解説下さいました。
疼痛と精神的な要因やストレスは非常に密接な関連があるという事はペイン担当の奥様から常々聞いていましたが、眼科医の自分にとってはなかなか新鮮な内容でした。
お忙しいなかありがとうございました。>塩野義さん
院内研修〜アデノ感染対策〜
こたつ(笑)
昼休憩は月例勉強会。事務さんが担当でアデノウイルスをターゲットとした感染対策について勉強して発表してくれました。また合わせて当院での対応も再確認しました。
この秋には近隣でアデノウイルスの集団感染があり、連日検査キット陽性の患者さんがいらっしゃって対応が大変でした。
アデノが疑われる患者さんには特別対応が必要で、院内感染予防のため駐車場で診察させて頂く場合もあります。点眼も院外薬局さんでの感染拡大防止のため院内で処方してお渡しします。
ご家族に同様の症状の方がいらっしゃった等々、はやりめ感染が疑われる患者様は、来院前にお電話にてご一報、もしくは入口から受付にお声かけ頂けると助かります。
さて、本日のお楽しみ弁当はあぷりこさんのステーキ弁当(&ハーゲンダッツ付き!)でした。豪勢です。
院内研修〜ボシュロム新レンズ〜
(月)の昼休憩はボシュロムの担当さんから、近々発売予定のコンタクトレンズ「バイオトゥルー・ワンデー」について解説頂きました。現在のコンタクトレンズの素材は従来からのHEMAと酸素透過性のすぐれたシリコンハイドロゲルが主流ですが、今回の新レンズはまったくの新素材とのことです。酸素透過性はシリコンハイドロゲルより若干劣るものの優秀で、なんでも生体模倣を取り入れたレンズとのことで装用感が非常にいいようです。
実際トライアルを装着してみたスタッフさん達の評判も上々でした。
お忙しいなかありがとうございました。
院内研修〜リリカ〜
昼休憩はファイザーの担当さんにおいでいただきました。ペインクリニックの方で使用している神経痛のお薬「リリカ」の説明会です。が、午前診が長引きまくってしまい、院長はまにあわず、スタッフさんのみでした。
お忙しいなかお越しいただいたのに申し訳ありませんでした。>ファイザーさん
院内研修〜漢方〜
昼休憩はツムラの担当さんにおいでいただきました。院長はこれまであまり漢方って処方したことがなかったのですが、副院長はペインクリニックのほうで結構多用しているようです。
今回は眼科疾患に関連した漢方薬の解説を頂きました。また使用を検討してみようかと思います。
院内研修〜ボトックス〜
ここ2ヶ月程立て続けですが、昼休憩はまた院内勉強会でした。ペインクリニック開設にともない開始したボトックス治療(眼瞼痙攣・片側顔面痙攣)についてグラクソスミスクラインの担当さんがおいで下さいました。性質上、制約の厳しい薬品ですのでその登録〜使用の流れや取扱いの注意事項など説明頂きました。製薬卸のセイエルさんともども、お忙しい中、ありがとうございました。
院内研修〜ペインクリニック2〜
金曜昼休憩は月例勉強会でした。今回もペインクリニックについて再確認です。
10月から多恵医師によるペインクリニックを開始しぼちぼち患者さんもいらっしゃってます。先日はスタッフが鳥取大学麻酔科外来での多恵医師の診察や処置の見学に行く等スキルアップを図っていますが、患者さんへの接し方からして眼科とは大きく異なり、なかなか戸惑いもあるようです。
導入した各種機器、処置(エピオーネ、イオントフォレーシス、トリガーポイントブロック、硬膜外麻酔等)の準備や注意事項についての打ち合わせでした。
さて本日のおたのしみ弁当は「いなばや」さんのお好み焼き。貝柱を頼みましたが美味しかったです。
マヨラー。
院内研修〜緑内障アゾルガ点眼〜
お昼休みはアルコンさんが緑内障の新薬「アゾルガ」点眼の説明をしてくださいました。
アゾルガは既存の点眼成分、チモロールとブリンゾラミドの配合剤です。同様の配合剤としてはコソプト(チモロール&ドルゾラミド)がありますが、アゾルガはオリジナルの成分と点眼回数が変わらないところが一番の違いでしょうか?(コソプトは配合成分ドルゾラミドが元来3回→コソプトは2回)
うっかりしていて、一番気になっていた商品名の由来を聞き忘れました・・アゾルガ・・?
院内研修〜ルセンティス適応拡大〜
金曜お昼休みは院内勉強会でした。「ルセンティス(ラニビズマブ)」の適応が拡大したとのことで、ノバルティスの担当さんから説明頂きました。朝の外来が長引いてしまい、2部にわけて解説してくださいました。ありがとうございました。
これまでルセンティスの適応疾患は加齢黄斑変性(AMD)のみでしたが、今後は近視性脈絡膜新生血管と網膜静脈閉塞に伴う嚢胞様黄斑浮腫に対しても使えるようになります。とくに後者は比較的お目にかかる疾患ですので切り札ができるのは助かります。今後糖尿病黄斑症も適応に成りそうとのことで、使用する機会が増えそうです。
歓迎会
水曜夜は当院のスタッフとして新しく加わってくれた視能訓練士さんの歓迎会を行いました。視能訓練士(国家資格)は各種眼科検査や斜視弱視訓練治療のスペシャリストで、ナース共々現在の眼科診療には欠かせない存在です。今後視能訓練士2名体制となりますのでさらにきめ細やかな対応が出来るかと考えております。
さてお邪魔したお店は医院から徒歩1分(近い!)市役所そばの「料庭 春日」さん。旧店名「鶏小舎」さんの頃から家族で時々伺ってますが、やっぱり美味しいです。美味しい鶏に美味しいお酒。大山Gビールまで頂いて幸せでした〜。
なんか盛り上がってます・・
院内研修〜ペインクリニック〜
たて続けですが、また院内勉強会です。間もなく診療開始する麻酔科・ペインクリニックは眼科の診療とは全く違う世界になりますので、いろいろと勉強&準備が必要です。診療を担当する多恵医師から簡単に解説してもらいました。
(参考HP「日本ペインクリニック学会」パンフレット等もご覧頂けます)
普段眼科診療での患者さんとのちょっとした会話でも、神経痛や整形外科疾患等で頑固な痛み、眼瞼痙攣にお悩みの患者さんは、実はかなり多くいらっしゃるように感じています。お困りの方は一度ペインクリニック受診を考慮されても良いかもしれません。
本日のお楽しみ弁当は日々の糧さんのお弁当。ヘルシーで美味しゅうございました。
院内研修〜麻酔科開設〜
立て続けではありましたが、金曜日の昼休みも職員皆で集まって勉強会を開きました。
10月1日からふなこし眼科は医療法人として再スタートを切ります。これにともない診療科目として麻酔科も開設、ペインクリニックという痛みの専門外来を設ける予定ですのでそのあたりも含めた打ち合わせです。
院長の奥さんは鳥取大学病院で麻酔科医として勤務し、小児麻酔とペインクリニックを専門としております。ペインクリニックといってもピンとこない方も多いのですが、たとえば帯状疱疹後や三叉神経等の神経痛、肩、首、腰等の治療に抵抗する頑固な痛みを投薬や神経ブロック等でケア、緩和し生活の質の改善を図る専門家です。顔面神経麻痺や眼瞼痙攣(ボトックス治療など)などに対する治療も行います。また、当院での日帰り手術についても、術中全身管理の専門家である麻酔科医を配置することで、より安全に手術を行えるようになります。
さて本日のお楽しみ弁当は「大連」さんのお弁当でした。美味しいのも勿論、ボリュームたっぷりすぎです。
院内研修〜接遇研修〜
水曜日は千寿製薬さんから接遇研修を受けました。
先週末から視能訓練士さんが1名、新しく当院の一員に加わってくれましたのでこの機会に接遇マナーの再確認です。
また、患者さんの数が多くなると問題になってくるのが待ち時間対策ですが、これも皆で知恵を絞ってくれてました。できることから実践していこうと思います。
待ち時間、一番の元凶は院長の診察が相変わらず遅い事なんですが、どうしたものやら・・・。
院内研修〜アフリベルセプト〜
昼休憩に参天製薬さんからアイリーア®(アフリベルセプト)についてのレクチャーを頂きました。
ルセンティス®、マクジェン®につづき近日使用開始予定ですので、セッティングの注意事項等念のために説明に来てくださいました。院長は診療が長引いて残念ながら間に合わず。打ち慣れたルセンティスと使用法に大差ないようですが、フィルターに過大な陰圧をかけると微細な泡がでるのでゆっくり吸うように注意、とのことでした。
ルセンティスもアイリーアも近々、網膜静脈閉塞にともなう黄斑浮腫(眼底の腫れ)への適応が認可されそうとのことで、そうなれば使用頻度もさらに増えそうです。開業医としてはこれまで治療に苦慮した疾患に決定打ができるのは有り難いのですが、大学等でアバスチンをオフラベル使用してもらっていた患者さんからすると、保険適応薬が出た以上今後アバスチンは同疾患で使えなくなる可能性があり負担増につながるかもしれません。
院内研修〜多焦点眼内レンズ術前説明〜
金曜昼休みはアルコンさんに勉強会をして頂きました。サージカルの担当さん&本社プレミアムレンズ部門の担当さんから前回のレンズ解説に引き続き、今回は実際に患者さんへの術前説明のポイントについてレクチャー頂きました。
ロールプレイとしてスタッフ同士で説明者、患者さん役(年齢、性別、屈折程度などアルコンさん設定)と問題点をチェックするオブザーバー役を分担します。ロールプレイってちょっと照れくさいですが、皆さんなかなか上手にやってました。
当院のスタッフさんたちは普段から患者さんへの説明に慣れてますし、多焦点の知識&説明も含めておよそ問題ないようでしたが、やはり専門の人からの指摘は「なるほど」と思うものがありました。
とくに多焦点レンズの適応を決める場合、患者さんの眼の状態(疾患や屈折状態、乱視など)に加えて、生活背景や趣味についてもしっかりお伺いして考慮しなくてはなりませんし、万能レンズではないことを理解して頂く必要があります。
「医療従事者側も患者さんの術後の見え方をしっかりイメージすること。」
「押し付けるのではなく、一生に一度の選択を患者さんにしっかり決めてもらうこと」
今一度肝に銘じたいと思います。
院内研修〜眼光学系の基礎2〜
昼休憩は月例勉強会でした。前回に引き続き、看護師さん&視能訓練士さんが担当してくれて光学系&視力検査、弱視のレクチャーです。追加資料に綺麗なパワーポイントまで用意してくれて、分かりやすい内容でした。
本日のお楽しみ弁当は「米蔵」さん。お店で頂く定食もとっても美味しいですが、お弁当もやっぱり美味しゅうございました。
ハーゲンダッツまでついて幸せでした。
米子市立図書館リニューアル
米子市立図書館がリニューアルオープンしたようです。長男が本が好きでしょっちゅう借りに行ってますので、ここしばらくの一時閉館は不便でしたがこれで安心です。
当院西口を出ますと目の前です。周辺も綺麗に整備されていますので受診の際に立ち寄ってみられてはいかがでしょうか?
お子様の調節麻痺後屈折検査の待ち時間つぶしにも良いかもしれません。
院内研修〜眼光学系の基礎〜
昼休憩は月例の院内勉強会でした。看護師さん担当で、眼球の光学系の基礎をおさらいです。
日本眼科医会の「眼科コメディカルのための眼科学ガイド」に沿って、補足資料まで作成して講義してくれました。この冊子、今回人数分購入しましたが眼科スタッフ向けに非常に良くまとまっておりおすすめです。
本日のお楽しみ弁当はほっかほっか亭。チキン南蛮スペシャル、久しぶりにたべましたが、ボリュームたっぷり過ぎでした・・。
院内研修〜抗生剤点眼他〜
昼休憩はまた院内勉強会でした。今回も(株)日本アルコンさんで、製薬の担当さんがおいで下さり抗生剤点眼についてレクチャー頂きました。勿論同社のベガモックス点眼の宣伝も微妙に交えつつでしたが、組織移行性がよいとされますので当院でも術後の抗生剤点眼の第一選択としてます。
また、今回行きそびれたフォーサム2013大阪でのトピックスなども紹介してくださり、参考になりました。ありがとうございました。
院内研修〜多焦点眼内レンズ〜
昼休憩は院内勉強会でした。(株)日本アルコンのサージカル担当さんと本社からプレミア眼内レンズ部門の担当さんもおいで下さり、同社の多焦点(遠近両用)眼内レンズReSTORの解説やアップデートを講義頂きました。
プレミア眼内レンズの勉強会にはちょこ ちょこ行ってますので私にとってはなじみのある内容でしたがスタッフさん達に取ってはいろいろ興味がつきなかったようで、活発に質問もありよい勉強会でした。患者さんへの説明での注意点やポイント、高度先進医療についての話しなどもあり参考になったようです。私もいくつかあった疑問点が解消できて助かりました。お話も上手で面白かったです。お忙しい中ありがとうございました。
第45回米子市民レガッタ
ちび達は予想通りフナムシに熱中。追っかけて捕まえて逃がして、一日中彼らと戯れてました(笑)。
肝心の試合の方は?といえば、気合い十分で行ったのですが、我々の数レースまえから急に天候が荒れ始め、残念ながらレース中断となってしまいました。
祈りむなしく天候は回復せず、雷までなりだす始末。結局そのまま海上レース中止となってしまいました。残念ですが賢明なご判断だと思います。
代わりに行われたのが室内でのエルゴメーターを使ったリレーです。県艇庫二階で行われましたが、これはこれでかなり盛り上がりました。
数字でキッチリ現れますので船の上のようにこっそりサボる事ができません(笑)。また少し腰にキました。学生時代の辛い練習が思い出されます。
さて、キャリアの部のエルゴリレー。我が「ふなこし眼科と医大ボート部だった人たち」チーム(長い!)の結果は?
まさかの優勝! でした。 クルーの皆さんおつかれさまでした!!
最後は大会実行委員長さんによる大じゃんけん大会で締めくくり。本当に楽しい一日でした。スタッフ&漕艇協会の皆様ありがとうございました。また来年も是非参加させて頂きたいと思います。
レガッタTシャツ
奥様が市民レガッタ用にメンバー分&ちび達のお揃いTシャツを作ってくれてました。
駅前通りにある「dm-design store」さんでお願いしたのですが、医院のロゴとオールがあしらってあってなかなか素敵です。
レガッタ終わっても普段着に出来そうです。
オールのブレードカラーは鳥取大学医学部漕艇部の紺です。
院内研修〜往診&乱視矯正〜
昼休みは月例勉強会でした。本日は事務さん担当で往診と訪問診療についての解説をしてもらいました。当院でも時々往診させて頂く機会がありますが、このあたり保険診療上ややこしいところですので勉強になりました。
また看護師さんが先日聞いてきてくれたコンタクトレンズの講習会での内容をふまえて乱視の考え方とコンタクト処方における乱視矯正のコツを解説してくれました。
本日のおたのしみ弁当はミスター・バークのステーキ弁当。お昼からステーキ!その上ハーゲンダッツまで!!。
幸せなお昼でした。
院内研修〜OPD-SCAN III〜
昼休憩は院内勉強会で(株)ニデックさんにおいでいただき、先日導入した角膜形状解析&屈折力解析装置「OPD-SCAN III」の解説頂きました。
トーリック(乱視矯正)眼内レンズの術前後の検討など、白内障手術患者さんをメインに利用していますが、多機能高機能すぎて扱う側の人間がちょっとついていけてない部分がありましたので、いろいろとレクチャーしてもらいました。
御多忙のなか担当さんと本社の方までおいでくださり本当に感謝です。セッティングしてくださった東和産業さん、ありがとうございました。
院内研修〜緑内障啓発〜
昼休憩の院内勉強会で(株)ファイザーの担当さんにレクチャー頂きました。御多忙の中、ありがとうございました。
同社が以前から頑張っておられる緑内障啓発運動について、一般の方への検診を促し、患者さんの理解と治療への積極性をいかに向上させるかという事について伺いました。
緑内障は40才以上の20人に1人、と一般の方が考えておられる以上に多くの患者さんがいらっしゃいます。困った事に初期には自覚症状がほとんどなく、病状は一方通行で改善することは少ないため、早期発見&進行予防が重要な疾患です。また「緑内障」と聞くだけで患者さんは失明を連想し非常にショックを受けられます。適切な治療を行えば必要以上に怖がらなくてよいのですが、放置は禁物である事をキチンと説明する必要があります。説明に使う資料やグッズも沢山頂きましたのでまた活用させて頂きたいと思います。
先日の公民館の講演でも紹介させていただいたのですが、同社の啓発HP「NTG40.jp」は動画で視野チェックなど楽しみながら行える面白いサイトです。是非試してみてください。そして「40才過ぎたら眼科検診」をお勧めします。
院内研修〜ブルーライト〜
昼休憩は月例勉強会でした。本日は事務さん担当で、青色光の功罪についてまとめてくれましたが非常に興味深い内容でした。
最近爆発的に普及しつつあるLED照明にも青色光成分は多く含まれるとのことで、話題に上がる事が増えてきています。
青色光の網膜に対する障害性は以前から言われていますが、有害ばかりかというとそうではなく、サーカディアンリズムという体内リズムに重要な役割を果たすとされます。これが狂うと睡眠障害が起こる事もあり、就寝前のPCや携帯端末が良くないというのも液晶のバックライトが原因のようです。
白内障手術の眼内レンズにおいても青色光を遮るイエローレンズは以前からありますが、最近AMO社からは有害波長のみブロックしリズムに大切な青色波長は通すというOpti Blueというレンズもでました。実際に入れさせて頂いた患者さん方の評判も上々です。また患者さんそれぞれにあわせて適宜使い分けていきたいと思います。
本日のお楽しみ弁当は「笑い庵」にできたという「まちなかファーム」さんのタコス。量もたっぷりで美味しかった〜。
コロナビール等も飲めるとのことで、またお店にも行ってみようかと思います。
関連病院実習
適宜疾患&治療解説等を交えつつ一連の外来診療の流れを見て頂き、午前診&午後診の合間には3件の白内障手術の見学にも入ってもらいました。
重症例が集まる大学病院のようなドラマチックなところはありませんが、開業医のありのままの日常診療を見て頂きました。将来の選択肢として眼科に興味をもって頂ければなぁ・・と思います。
快くご協力下さいました患者の皆様、ありがとうございました。
OPD-SCAN III 導入
ニデック社のOPD-SCAN IIIを導入しました。角膜の形状解析と眼球の屈折力解析を行う事ができ、角膜成分と眼内成分のそれぞれ分けて分析することが出来ます。円錐角膜等の病気の診断は勿論、特に白内障の術前術後の乱視管理、トーリック(乱視矯正)眼内レンズ使用前後の解析に特に有用です。手術精度の向上に威力を発揮してくれそうです。
院内研修〜加齢黄斑変性〜
昼休憩は月例勉強会でした。本日は久々に院長担当で「加齢黄斑変性」について、病気の成り立ちや治療方法と適応などスライドで簡単に解説しました。皆さんかなり眼科の知識も上がってきています。普段患者さんに接するときにも「病気の事は院長に聞いてください」ではなく、診察にさきがけて補足説明してくれたりもしますので患者さんの不安解消にも繋がり、本当に助かっています。
さて本日のお楽しみ弁当はご近所「Land & Years」さんのお弁当。ボリュームたっぷりな上、勿論美味しゅうございました。夕方になってもちょっとお腹苦しいです。
院内研修〜視力検査〜
昼休みは参天製薬さん&MSDさんにおいでいただき視力検査についてのビデオ講習をしていただきました。
院長だけは他の方のアポとかぶってしまって、サボってしまいました。その上院長の手違いによりスタッフさんに伝えていた講習内容と異なる内容・・・。懺悔です・・。
お忙しい中ありがとうございました&申し訳ございませんでした > 参天さん&MSDさん
蔵りすとさんの絵
開院一週年の記念に、蔵りすとさんに絵を書いて頂きました。古い建物や町並みの素晴らしい絵を書いていらっしゃる方です。
医院ととなりの母屋を含めて書いていただきましたが、独特のタッチの柔らかな絵でとっても素敵です。医院の廊下に展示しておりますので是非是非ご覧下さい。
実は額の中にはもう一つ長男が書いてくれた秘密の絵が。蔵りすとさんの絵とちょうど対になる医院の西口で面白いので、タイムカプセルよろしく仕込んでおきました。またいつか懐かしく見る日が楽しみです。ありがとう兄ちゃん。
院内研修〜視力検査&視能矯正〜
昼休憩は月例の勉強会で、本日は視能訓練士(ORT)さん担当。
「雲霧法」や「クロスシリンダーを用いた乱視測定」など視力検査の難しい部分と斜視弱視児童の視能矯正について解説してもらいました。が、ちょっと(かなり)難易度高めでとくにクロスシリンダーの原理&手技などはスタッフさん達の頭に「?」マークがピヨピヨ。かくいう院長も若干ピヨピヨでしたので笑えません・・。研修時代&専門医試験にも勉強しなおしたはずなんですが、普段使っていない知識は耳からこぼれ落ちてしまいます。よい復習になりました。
昨今は性能のよいオートレフラクトメータがありますので、患者さんのおよその屈折度数(遠視、近視、乱視)はある程度簡便に把握できます。それを元に実際の視力検査を行うのですが、元来調節力の強いお子様や不正乱視の有る方など検査値が不安定な場合も多く、やはり最後は熟練した人の手が必要です。視野検査を始めとする各種検査も、正直我々眼科医の技量はORTの足下にも及びません。斜視弱視診療のみならず眼科診療全般に今やORTはかかせない存在です。
送別会
今月一杯で退職される職員さんの送別会をしました。
開院時に無理を言ってお願いしてから一年半。技術的にもキャラクター的にも非常に優れた人で、院長始めスタッフ皆に頼られる存在でした。本当に感謝です。益々のご活躍をお祈りします。
送るスタッフ側からの素敵なプレゼントも用意されており、笑いあり涙ありの良い送別会でした。
院内研修〜パタノール&デュオトラバ〜
本日は昼休憩にアルコン担当さんから、同社の抗アレルギー点眼パタノールと緑内障点眼デュオトラバを中心にレクチャー頂きました。お忙しい中ありがとうございました。
パタノールは抗ヒスタミンH1拮抗とメディエーター遊離抑制の二重効果との事で、当院でも花粉症の第一選択で処方してますが実際良く効く印象です。(先週からの花粉症ラッシュで何本出したかわかりません・・)
また緑内障薬についてデュオトラバの宣伝頂いたのは勿論(笑)でしたが、あわせてこれらプロスタグラン(PG)製剤(及び配合剤)について最近話題になっている副作用、DUES(上眼瞼溝深化)についても解説頂きました。
現在緑内障治療の第一選択になっているPG製剤ですが、最近話題になっている副作用にこのDUESがあります。点眼を長期に使っているとだんだん目の上側が窪んでくる症状です。眼瞼の色素沈着や睫毛多毛といった高頻度にみられる副作用も相まって「点眼のせいで人相が悪くなったので何とかしてほしい」と訴えられる方は時々おられ、PG点眼休止や変更を試みている方もいらっしゃいます。他剤に変更して眼圧が維持できればいいですが、実際には上昇することもしばしばで、どうしたものかいつも腐心するところです。
院内研修〜静的量的視野〜
昼休憩の月例院内勉強会。本日は視能訓練士さんが担当で緑内障の静的量的視野検査(HFA:Humphrey Field Analyzer)について理論、検査上の注意事項やコツ、所見の解説をしてくれました。当院での実例も呈示してよく出来ていました。
お楽しみのお弁当は「日々の糧」さん。ヘルシーで美味しゅうございました。(空腹のあまり写真撮り忘れ・・)
院内研修〜急変時対応〜
昼休憩に恒例の勉強会でした。今回は看護師さん2名が転倒骨折や低血糖等々、患者さん急変時の対応や手順の確認、解説をしてくれました。お楽しみのお弁当は今回も「あぷりこ」さん。豪勢にステーキ弁当を頂きました。美味しゅうございました。
院内研修〜バイオフィニティ〜
昼休憩にクーパービジョンの担当さんにおいでいただき、当院でも採用しているコンタクトレンズ、バイオフィニティについての勉強会を開いて頂きました。
シリコンハイドロゲル素材で酸素透過性が良いのは勿論として、タンパク&油汚れ、細菌やアメーバ等の微生物付着につよく、含水率が高く柔らかい、となかなか優秀なレンズです。通常のレンズとトーリック(乱視用)レンズがあり、患者さんの評判は上々です。お忙しいなか、エリアマネージャーさんまで御足労頂き、ありがとうございました。
奥大山のおいしい水
待合室にウォーターサーバーを設置致しました。
お水もいろいろな業者さんがありますが、ここはやはり我らが霊峰大山の水!、ヨーデルさんの「奥大山のおいしい水」にしました。冷水&温水ともに出るようになっています。是非ご利用下さい。
わたしも早速飲んでみましたが、評判通り美味しいです。
・・・美味しいんですが「ああ、米子の水ってやっぱり美味しかったんだよなあ」ということも再確認しました。(笑)
日本一美味い水道水と言われるだけのことはあります。>米子の水
術中川柳
さようなら おくふろくれた 目のウロコ(初回手術時)
目のウロコ はぐりとられて 天の川(反対眼手術時)
とくに初回手術時のものは私的にツボでした。普段白内障に対して執刀医からすると「えい、この濁りめ!一掃してやる!!」と思っている訳ですが、患者さんご本人からしたら、ああそういう感慨もあるんだなあ・・と妙にしんみりしてしまいました。
明けましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
元旦にふさわしいびっくりするくらいの快晴です。
医院の屋上にのぼって見回してみましたが、大山も綺麗に見えます。
今年も良い一年でありますように。
iPhoneのパノラマで
忘年会
土曜日は医院の忘年会でした。プレゼントじゃんけん大会なども企画してもらい、楽しい会でついつい飲み過ぎました。幹事さんありがとうございました。皆さん一年間おつかれさまでした。
下は院長向けに用意してくださったプレゼントの品々・・。よくわかっていらっしゃいます。
院内研修〜消防訓練〜
月例勉強会、今回は消防の方においでいただき、消防訓練を行いました。
訓練通報、院内で避難経路の確認等の後は駐車場で消化器訓練です。放水、不謹慎ながらちょっと楽しかったです。
前回の救急といい、消防の方は皆さんやたら爽やかです。お忙しいなかご指導ありがとうございました。
消火訓練後、お楽しみのお昼は「こめ蔵」さんのお弁当。量もたっぷりで美味しかったです。
今年最後のオペ日
本日は今年の予定手術最終日でした。
開院以来ニデック社のFortasを使っていますが、非常に前房安定性が良くて気に入っています。術中「ヒヤっ」とすることが減って、術者の心臓にも優しい?機械です。この一年間、結構な難症例もありましたが皆さん無事に手術を終える事ができて感謝です。今日だけは「週末のみ!」の禁を破ってビール(ではなく発泡酒・・)を美味しく頂きました。
来年もとにかく丁寧で安全な手術を心がけていきたいと思います。
ボンノスコープ
眼底検査に使う照明装置、ボンノスコープ(単眼倒像鏡)をLEDのコードレス(NEITZ社)に変更しました。写真右の手持ち細隙灯顕微鏡もLEDです。近年眼科の世界でもLED化がすすんでおり、手術顕微鏡の照明もLEDが登場しています。新しいボンノスコープは省電力はもちろん明るく均一な光で眼底も2割り増し位でシャープに見える気がします。診察のたびに嬉しくてニヤニヤしてしまいましたので不審だったかもしれません。
ところで市販の懐中電灯などにはサーチライトのように非常に強力なLEDもありますが、LEDは白熱灯に比べて光の指向性が高く、網膜障害を起こす青色光を多く出すとも言われています。眼科用ならまだしも、くれぐれも汎用LEDを直視されることのないように御願い致します。
タウンページ詐欺(まがい)
「株式会社 日本通信事業社」なるところから払込用紙がおくりつけられてきました。中は挨拶文もなにもなく、当院のタウンページ広告の切り抜きと払込用紙のみ。噂に聞くタウンページ詐欺もどきのようです。
一見タウンページ支払請求のように見えますが、半切れに小さくごちゃごちゃ書いてある注意書きを見ると別物と明記してあります。払込をもって契約とし、印刷後の解約には応じない。と、どうみても騙す気満々です。そもそもNTTが作成してくれた広告をそのまま図案として張付けてくるってのは著作権等問題にならないんでしょうか?
ネットで調べると「日本電電広告」という会社が良く出てきます。文面は非常に似通っているようですが社名変更したんでしょうか?
これ、うっかりNTTと勘違いして支払っちゃう人いるんでしょうね。一応官公庁向けの誰が見るのかわからない電話帳を作っているそうで、詐欺にはあたらないようですが、請求額も本家よりもはるかに高額です。NTTの契約書にも「タウンページの切り抜きを送りつけてくる業者にだまされないように!」と注意喚起してありました。
事業者の皆様、くれぐれもご注意下さい。
院内研修〜労災〜
昼休憩に月例勉強会を行いました。今回は事務さん2名が担当で、労災、自賠責等の診療を含め保険請求についての解説です。
当院も労災保険指定医療機関ですが、実際に該当の患者さんがいらっしゃるといろいろと細かい疑問点、問題点も出てきます。職員内で対応の統一が必要です。
お楽しみのお昼は「あぷりこ」さんのお弁当。各自好みで注文し、私は海老フライにしてみましたが、巨大エビが3匹も入っていて幸せでした。
院内研修〜ムコスタ(レバミピド)点眼〜
本日は大塚製薬の担当さんにおいでいただき、ドライアイの新しい点眼剤、ムコスタ点眼についてを解説頂きました。
最近ドライアイについてはムチンという粘液成分がトピックスになっています。ムチンが不足すると眼表面での涙液の安定性が落ち、涙の量ではなく質的な問題でドライアイの原因となります。
ここ最近参天製薬のジクアス(ジクアホソルナトリウム)点眼、ムコスタ(レバミピド)点眼と立て続けにムチンを改善するクスリが登場し、ドライアイ治療の選択肢が広がっています。最近NHKのガッテンでも紹介されたとの事で患者さんからの問い合わせも急増しており、タイムリーな勉強会でした。
開院一周年
若葉マークの診療所を温かく支えて頂いた近隣医療機関、地域の皆様、患者さんを受け入れてくださる大学病院の先生方には本当に感謝しております。向上心あふれるスタッフ(本当に勉強熱心です!)にも恵まれ、診療も随分スムーズになってきました。院長の診察が遅いのは相変わらずですが・・
また一周年に際し沢山のお祝い、電報を頂きました。この場を借り厚く御礼申し上げます。
これからも初診を忘れず、勉強を怠らず、地域の皆様のお役に立てるよう頑張って参ります。よろしくお願い致します。
これは予想外でした(笑)
ありがとうございました。
休診のお知らせ
ご理解ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
院内研修〜救急〜
まずは看護師さんが眼科救急疾患への対応についてスタッフへレクチャーを行い、当院への来院や問い合わせ時の対応を確認。
お勉強会一番のお楽しみ、本日のお弁当は「ビストロ・ド・スズキ」さん。量もたっぷりあっていつも通り美味しかったです♡。
その後は西部消防局の救急救命士さんにBLS:一時救命処置の講師としておいでいただきました。AED使用、胸骨圧迫&人工呼吸をスタッフ全員が人形を使って実際に練習させて頂き、その他窒息時や溺水時などいろいろなパターンの救命方法や理論、注意点を伺いました。その他、青い目の人形は実は女性で人物設定もある(家族と海に来て溺れた?)etc.楽しいお話もあり、非常に新鮮な体験でした。
こういう事は知識としては知っていても、一度体験するかどうかで随分違うと思います。スタッフにとっても医院内に限らず(勿論出番がないことを祈りますが)またどこかで役に立つ事があるかもしれません。
お忙しいなか御講義頂きありがとうございました。
折り畳まれて切ない感じのお人形さん・・
新兵器
ふなこし眼科に新兵器がやってきました。その名も「ユキオス」。ホンダの除雪機です。
当初、販売店がなかなか近くに見つからなかったのですが、調べていくうちに流通町の株式会社ヤマトさんが扱っておられることが分かりました。ロードスターのエアコンでもなんどかお世話になったことがあり、とても信頼できるお店なので助かりました。
当院の駐車場は大寺屋月極駐車場の一区画借り切りなので、道路入口から橋、区画までの通路も含めてやたらと広大で、人海戦術でしのいだ昨冬は大変でした。今年はこれで少し楽出来るかな?と期待しています。
それより何より、エンジンで!クローラで!!自走する!!!、なんて素敵です♡。なんだか妙にわくわくして、無駄にエンジンかけてみてます(病気)。
院内研修〜角膜〜
24日の昼休憩は月例の院内勉強会でした。本日は事務さん1名が担当で、角膜の解剖や基本事項、角膜病変について上手にまとめて発表してくれました。その他、前眼部病変について思いついた事や普段感じている疑問点などをディスカッションしたり、週末の瀬戸内眼科コロシアムで聞いてきた内容をちょっと紹介したり、と有意義な時間でした。
さて、勉強会最大のお楽しみ、仕出し弁当。本日は「味屋」さんの「ようかい弁当」でした。フタをあけると思わず感嘆の声が漏れます。きたろうにぬりかべ、いったんもめん etc. 食べるのがもったいないくらいでしたがさっさと完食(笑)。お味もばっちり美味しゅうございました。
院内研修〜糖尿病眼合併症〜
金曜日の昼休憩は月例勉強会でした。今回は私に順番が回ってきてしまいましたので、網膜症を中心とした糖尿病眼合併症をレクチャーしました。大学勤務時代に作った学生さん用スライドの改訂版でちょっぴり手抜きです。みんな熱心に聞いてくれてました。
勉強会のお楽しみ(メインイベント?)であるお昼ご飯、今回は「カフェレストあぷりこ」さんのお弁当でした。量もしっかりあって美味しゅうございました。
糖尿病は眼も含め全身に合併症を引き起こす怖い病気で、糖尿病網膜症(リンク参照)は失明原因の1、2位を争う疾患です。かなり悪化するまで自覚症状がないことも多く、治療開始が遅れると病気の進行に追いつけず、悲惨な結末になってしまう場合もしばしばあります。糖尿病と診断されたら眼科も定期受診が必須です。
サマーパーティ
医院のスタッフ達を招いて自宅で持ち寄りパーティをしました。大学の某先生も岩がき&サザエとともに駆けつけて下さいました。(美味でした。ありがとうございました。)
ビールに我が家秘蔵の梅酒各種、レモン酒なども引っ張りだして、みんなの作ってくれた手料理を肴に楽しいひとときでした。われわれ夫婦をはじめ、若干へべれけになっちゃった人も(笑)。若者数名はその後も松江の花火に行ったとか!?。タフです。
惜しむらくはバーベキュー用に庭に準備したコンロ&テントで、某先生がもってきて下さったサザエをつぼ焼きした以外出番なし。お肉は断念でした。
暑すぎです・・・
岡空謙之輔先生 旭日双光章受章祝賀会
岡空医院(糀町)岡空謙之輔先生の旭日双光章受章祝賀会が全日空ホテルにて行われました。先生の長年にわたる地域医療、公衆衛生、また医師会でのご功績に対する受勲とのことで、平井県知事、野坂米子市長も来賓としておいでになっており参加者百数十名を数える大変な盛会でした。
私個人としては同級生のお父様であり、小学生の頃はよくお邪魔して遊ばせてもらったのを懐かしく思い出します。
心からお祝い申し上げます。
院内研修〜視覚障害者誘導法他〜
患者さんに接するスタッフは皆最低限の眼科知識は必要というスタンスでやっていますので、事務職であっても当番制でテーマを決めて勉強してきてもらい発表会のようなことをしています。とはいっても堅苦しい事はなしで、みんなでお弁当食べながら和気あいあいと楽しんでいます。
今回は2名の視能訓練士に担当してもらい、それぞれメガネ処方の理論&解説と視覚障害の方の誘導方法各種(ヒューマンガイドテクニック)をレクチャーしてもらいました。レクチャー担当者の好みで注文弁当を決めて良い事にしていますので、毎回いろんなお弁当(過去モスバーガーも有り)がやってくるのも楽しみです。今回はニューアーバンホテルの仕出しでしたが、煮物等すごくおいしかったです。
乱視矯正眼内レンズ
白内障手術は眼の中のレンズ「水晶体」の濁りをとってクリアな視力を取り戻すことが主たる目的ですが、遠視や近視、視力の左右差をただすこともできるまたとない機会でも有ります。最近ではトーリック眼内レンズといって乱視を軽減する効果を持ったレンズも登場しています。当院もアルコン社製のアクリソフIQトーリックを採用し、使用開始いたしました。多少術前準備と術中眼内レンズ軸合わせの手間は増えますが、普段の手術と比較して特別難しい事もない印象です。
今回の症例でも術前あった強めの乱視はほぼ消失しており、「視力値の向上」だけではない見え方の「質の向上」に大きく貢献してくれそうです。
院内研修〜ウエットラボ〜
土曜日は午前の診療直後からニデックさん提供で「ウエットラボ」を行いました。ウエットラボというのは豚眼を用いた手術のシミュレーションで、大学&関連病院時代には各メーカーさんにお世話になりずいぶん手術の練習をさせて頂きました。当院で行うのは今回が初めてで、看護師2名とともに豚さんの白内障&硝子体手術を行いました。(写真右:顔型模型に豚眼をはめ込みます)
手術手技の変更や新しい方法、機器の各種設定などを試すのに非常に役立ちます。患者さんの眼でぶっつけ本番でやるわけにもいきませんので・・。豚眼と豚眼専用手術機材一式を持参頂き、遅く迄おつきあい頂いたニデック担当さんの御厚意に感謝致します。
当院も開院7ヶ月が経過しましたが、おかげさまで順調に手術件数も伸びて来ております。今回の経験も普段の手術にしっかり生かしていきたいと思います。
院内研修〜メダリスト新レンズ〜
新発売の2週間タイプ「フレッシュフィット コンフォートモイスト」ですが、従来品と比べて薄くなり、前面非球面レンズによるクリアな見え方、潤い、表面仕上げによる汚れにくさが売りとの事。推奨の使用方法は終日装用ですが1週間連続装用も可能とのことで、再発性角膜びらん等に対するメディカルユースとして使えそうな点も興味深いです。今後当院でも従来製品からの切り替えをお勧めしていく予定ですが、お値段も据え置きにしてくれるとの事で助かります。新製品解説のみならずコンタクトレンズの一般論も交えてお話頂き、勉強になりました。
規格や外見が一見同じでも、表面の仕上げやエッジ、素材(HEMAとシリコンハイドロゲルは勿論、保湿成分の有無や堅さなど)など、レンズごとにずいぶん特徴が有ります。同じパワー&ベースカーブでもレンズが変わればフィッティングや見え方は変わりますし、ドライアイの方、お化粧やアレルギー結膜炎等の分泌で汚れやすい方など、目の状態やライフスタイルにあわせてレンズやケア用品の使い分けが必要です。
院内研修〜ロービジョンケア〜
視力、視野に著しい障害をお持ちの患者さんに対して、接し方や検査・診察時のちょっとした配慮や工夫などが紹介されており、目から鱗な内容も多々ありました。普段から当然気を配っているつもりですが、やはり健常者の視点からは抜け落ちている点があります。我々眼科医もどちらかといえば疾患や治療にばかり注意が行きがちで、反省させられる点が有りました。
日常診療のなかで出来る事から取り入れていこうと思います。
新機種(SLT)導入&後発白内障
ルミナス社さんとエレクス社さんのデモさせてもらい、最終的にエレクス社「Tango オフサルミックレーザー」とさせて頂きました。この機械はSLT用としてだけではなく、YAGレーザーという切断レーザーとしての機能も持っており非常に切れが良いです。新型にうっとりした翌日、早速3名もYAGレーザーを必要とする後発白内障の患者さんがいらっしゃいました。虫の知らせの類いでしょうか?
白内障手術後しばらく経ってから「後発白内障」(リンク:白内障学会HP)といって再びかすんでしまう方があります。これは眼内レンズを支えている袋(水晶体嚢)が濁る病気で数ヶ月〜数年後でも起こります。使用した眼内レンズの種類にもよりますが5人に1人ともいわれる頻度の高いものです。「手術の直後はよかったけど、またかすんできて・・」という方は要注意です。治療は濁った袋をこのYAGレーザーで切って光の通り道を作るのですが、オペ自体はものの5分程度で痛みも有りません。
白内障手術が終わって眼科受診をやめてしまう患者様をしばしば見かけますが、この病気も含めて術後に起こってくる合併症もありますから定期チェックは必ず必要です。
院内研修〜高齢者体験〜
9日は昼休みを利用して研修会を行いました。参天製薬さん、セイエルさんに講師となっていただき「高齢者体験」です。
ご高齢の方の見え方、聞こえ方、足の不自由さなどなどを実際に体験する試みで、いろいろとグッズを持ってきて頂きました。
上写真右は左と同じ構図を「白内障ゴーグル」をかけて撮影した物です。スタッフの「お財布の中のお金が区別しにくい」という言葉が印象的でした。
その他にも難聴耳当て、手足おもり、関節タオル固定、両手二重手袋・・etc.。「聞こえない〜。」「点眼つかみにくい」「こんなに大変なんだ。」などなど感想が飛び出していました。また日常診療のなかで生かしていきたいと思います。
フル装備視能訓練士さん。大変そうでした。
頂き物達
一部紹介させて頂きます。また御来院の際にぜひご覧下さい。
奥様の上司の鳥取大学麻酔科前教授より頂いた絵画と大きなシロクマです。長男の出生の際にも医院のロゴの元となった最初のシロクマも頂きました。絵画は二階の手術室の待合いに飾らせて頂いております。
左:鳥取大学眼科前教授より頂いたリヤドロ人形と奥様の友人からの花。受付の看板娘となっております。
右:鳥取大学眼科医局の皆様から頂いた時計。30曲近くもの音色で中待合いに時を知らせます。
手術待合いの時計は眼科、脳病理で共に働いた先生から頂きました。現在は福岡で御活躍中です。
時間が来ると音楽とともにあちこち回り始め、ついでに文字盤も回り出します。びっくりします。
左:大学時代の同級生有志から頂いた花です。玄関に彩りを添えてくれています。
右:鳥取大学病院手術室看護師さん有志から頂いた花は受付に併せてコーディネートして頂きました。とても素敵に仕上がっております。
そのほかにも本当にたくさんのお祝いをいただきました。ありがとうございました。
SLTデモ開始
治療機器にたいして不謹慎かも知れませんが、新しい機械はやっぱりわくわくします。
シルマーテスト
シルマーテストというドライアイの検査ですが、まぶたに濾紙を挟んで5分間はかるという結構つらい検査です。
患者さんの身になって体験するというのはとても大切な事で、暇さえあればこんな事やりだす熱心なスタッフ達でありがたいです。
ドライアイを疑った場合にこのシルマーテスト(当院では第一法変法:点眼麻酔を併用した基礎分泌測定)のほか、診察時に涙液三角(TM:tear meniscus、まぶたの縁にたまっている涙液量)、涙液破壊時間(BUT:角膜表面の涙膜が蒸発して途切れ始める時間)等で涙の量と質をチェックし、また眼表面の染色で傷がないかをみます。
治療は人工涙液やヒアルロン酸点眼を用い、重症例には涙点プラグで涙の排水口を塞いだりしますが、最近このBUT短縮型に効くとされるジクアスという涙の粘液(ムチン)成分を改善する新しい点眼もでましたし、涙点プラグの発展形で、注入するタイプのコラーゲンプラグ(当院も採用してます)も登場し、治療の選択肢が増えました。
ただドライアイは結構患者さんの生活環境やライフスタイル、職業などにも影響され、単純なようで奥が深くて難しいなあと常々感じています。
医院の絵
開院にあたり、たくさんの方々からお祝い物を頂きました。この場をかりて厚く御礼申し上げます。
そのなかでもひときわ目立つのが大学院時代にお世話になった方々から頂いたこちらの絵です。院を卒業して10年近くにもなるのですがこのような御厚志を頂けて本当に嬉しい限りです。両脇は銀箔でして、照明の反射具合で表情が変わりとっても素敵ですので御来院の際には是非一度ご覧下さい。
医学博士号は網膜神経細胞保護に関連した組織学的研究で取得したのですが、そのときに所属させて頂いていたのが鳥取大学脳幹性疾患研究施設脳神経病理部門(脳研病理)でした。眼科医局と脳病は代々交流があり私も含め何人もの大学院生がお世話になりました。当時は脳病の業務も勿論お手伝いしますので、夜な夜な解剖室にお邪魔しては病理解剖にご協力頂ける事となったご遺体に手を合わせ脳や脊髄を取り出す、なんてこともさせて頂いていました。眼科医としてはちょっと珍しい経験だと思います。上司同僚にも恵まれ、後の留学でも非常に役立った研究の基本を学びました。いまとなっては得難い経験だなあ、と思い出します。
ふなこし眼科のマーク
長男は生まれたときにお祝いで頂いたファミリアのベアをそれはそれは大切にしていて、物心つく前からいつでも一緒でした。当然真っ黒なので見かねた義母が新しいの買ってくれたのですが見向きもせず「それはおかあさんにあげる」と。
で次男がうまれたら「弟にも必要だから」というんでまた一匹。合計3匹もシロクマ(灰色)がいるのです。
しかもクマだというのになぜかちびどもには「ワンワン」と呼ばれています。
医院設計の頃に建築士の先生(アーキテクトエンドウ)が「シンボルマークはお考えですか?」とおっしゃるので半ば冗談で「ちび達のワンワンをいれようか?」などといっていたら、なんと設計ついでに「こんなのはどうですか?」と作ってきてくださいました。簡単そうにしておられましたが、ほんと多才な先生です。
うちのちび二人も「3匹のワンワン病院」と勝手に命名してくれて、愛着たっぷりのようです。
最近さらにでかいのも増えました・・