院内研修〜ネパフェナク〜
(金)の昼休みはアルコンの担当さんがおいでになり同社の点眼薬ネバナック®(ネパフェナク)について解説してくださいました。
白内障術後には時に眼底が腫れることがあり(嚢胞様黄斑浮腫)これを防ぐためにステロイドだけではなく術後非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)の点眼も併用します。
大学時代にも一度説明会をうけた事は有りますが、ネパフェナクはプロドラッグで角膜移行がよく同種他剤に比べて眼内移行性が高いとされます。また術前からの投薬も認められているそうで、抗生剤の術前等薬(術前減菌法)と合わせての点眼スケジュール例など示してくださいました。欠点は濁っている懸濁液ですので点眼後若干かすみを訴えられる患者さんがおられるようです。
また当院でも周術期点眼の変更を含めて考慮したいと思います。お忙しい中ありがとうございました。
製剤見本でなにやら盛り上がっています。