院内研修〜小児麻酔〜

301023勉強会

火曜日の昼休憩は月例の院内勉強会。今回は多恵副院長が担当で先日参加してきた日本小児麻酔学会(神戸)報告をしてくれました。
当院での全身麻酔は基本的に小児がメインですので、子供さんを如何に不安にさせずに麻酔に持ち込むか?いつも多恵副院長はじめ、看護師さん、スタッフさん達が苦心してくれています。手術台に寝ると天井にアンパンマンが貼ってあったり、あちこちに楽しい仕込みもいろいろ。白内障の患者さんには不思議がられることも多々ありますが・・
多恵副院長が色々見聞きしてきてくれた中には「医療者も歌を歌い、踊りながら入室する」なんてのもありました。・・いいかもしれません。
本日のおたのしみ弁当はいつものぴえろ弁当さん。安定の美味しさです。


突然の来訪

301021NHK5

先週、診察中突然に鶴瓶さんが来院されました。NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」が今回米子市だったようです。ゲストはなんと柔道オリンピック三冠の野村忠宏さん!お二人とも優しくてお話も面白くて気配りもされる素敵な方たちでした。
最初院長は患者さんを診察中でご挨拶できませんでしたが、後ほど鶴瓶さんが戻ってきてくださり色々お話するうち、長男坊が野村さんの大ファンで著書の「戦う理由」をバイブルのように愛読していることをお伝えしたところ、今度は夕方に野村さんがまた訪ねてきてくださいました。
長男坊はもちろん不在ですが、丁度次男坊が小学校から帰ってきて野村さんとお話したりサインをもらったり技をかけさせてもらったり、と大サービス頂いたそうです。夜帰宅したお兄ちゃんが地団駄踏んで残念がったのはいうまでもありません。2年前に開星中学・高校に大塚製薬の部活応援キャラバンで野村さんがおいでになった時からすっかり憧れてしまったようです。「そんなに尊敬してるんだ?」とうっかり聞いたら野村さんの略歴から、医学博士をお持ちで文武両道でいらっしゃることや、脱力の柔道が・・等々止まらなくなって大変でした。
残念だったね〜なんて言ってたんですが、なんとその後NHKのご厚意で長男から野村さんへのメッセージを撮影いただくことに。
またたまたま今週には野村さんがまた開星中学・高校へ講演会と柔道部への指導にきてくださり、そこで直接お会いできてお話&サインいただけたようです。長男坊、野村さんの前では借りてきた猫のようにおとなしかったらしいですが、帰宅したあとは近年見たことがないくらい興奮してました。「まあちょっとおちつけ!」と何度言ったことか、よっぽど嬉しかったようです。ありがとうございました。
11月12日 19:30から放送のようです。当院も映るかも? ぜひご覧ください。

301021NHK1 301021NHK3


少年柔道教室&車中泊

日曜は開星柔道クラブの遠征で次男坊が島根県浜田市、石見武道館で開催された少年柔道教室へ参加してきました。
今回は次男坊の熱烈な希望でお父ちゃんと二人、前夜車中泊です。土曜夜、次男坊の柔道練習後一路浜田へ。途中多伎町ではいちじく温泉に入り、また道中で適当に食事をして23時前には以前も泊まった道の駅「ゆうひパーク浜田」着。

301014車中泊2

いつも全ての窓に銀色の発泡レジャーシートを切った手製の目張り(はめ込むだけ)をするのですが、これが断熱効果が高くて冬でも暑いくらいになります。今回も次男坊とお父ちゃんのムチムチ二人組で多分暑いだろうと新兵器も持参しました。

301014車中泊1

夏前にネットを参考に作った換気扇です。プラダンボール、USBファン、High Lowスイッチで制作時間30分ほど(笑)。古いモバイルバッテリーでも一晩くらいは余裕で動きます。やはり少しムシムシしてたので早速使って見たのですが・・・効きすぎました。Lowでもあっというまに寒くなって一時間もせずに切る事に。来夏まで出番はなさそうです・・。


院内研修〜緑内障・キサラタン〜

昼休みはファイザーの担当さんがおいでになり、緑内障と同社の治療薬キサラタン®(ラタノプロスト)点眼について解説してくださいました。
院長は手術中にて失礼してしまいましたが、石倉副院長、スタッフさんたちが参加してくれました。
キサラタンが現在の緑内障治療でPG製剤が第一選択として用いられるようになった先駆けの薬で、発売から随分たちますがいまだに一番頼りにすることが多い点眼です。 ご多忙中、解説ありがとうございました。>ファイザーさん


第102回鳥取大学眼科研究会

301006鳥大研究会

土曜日夜は視能訓練士さんと共にワシントンホテルプラザて開催された第102回鳥取大学眼科研究会に参加してきました。
鳥取大学の先生方から一般演題三題の後、特別講演は高知大学医学部准教授福田憲先生から「一日一膳で治るアレルギー」と題してお話しくださいました。経口免疫寛容を利用した減感作療法のお話しで大変面白い内容でした。遺伝子組み換えにて抗原を発現したお米を主食として食べているだけで花粉症が治るという夢のようなお話で、現在スギ花粉だけではなく、シラカバ、ブタクサ、ダニなども研究されているようです。そのほかドライアイとアレルギーの関係や、薬剤耐性菌の問題に関連して細菌感染に対するバクテリオファージを用いた療法のお話もありました。
近い将来、アレルギー、細菌感染症に対する治療がガラッと変わるんでしょうか?非常に楽しみです。