Webカンファ(小児眼科疾患の診かた)
全日空ホテルで開催されたファイザー社主催のWebカンファレンスに行ってきました。診療終了後、一軒往診に伺ってその足で向かったため、ちょっぴり遅刻。ネットで全国各地の会場をつないで行う講演会で、ナレーターさんのお話だと総勢1000人規模での参加者があったようです。
テーマは「小児眼科疾患の診かた!」と題して視機能の発達や小児の眼科疾患、小児診療におけるコツ、また一口に小児眼科といっても内容は非常に多岐にわたる事など解説頂きました。
内容柄、視能訓練士さん(ORT)の参加も多く、当院からもORT含む3名が参加してくれていました。勉強熱心で有りがたいです。
院内研修〜眼瞼下垂〜
(月)昼休憩は月例の院内勉強会。本日は看護師さんが担当で眼瞼下垂手術についてまとめてくれました。先日来、鳥取大学形成外科臨床教授、中山敏先生に御執刀頂いての眼瞼下垂手術を開始しており、理解を深める良い機会になったようです。
本日のおたのしみ弁当は「れきっぷダイニングバー」さんのお弁当。なんかとっても大人な感じのお弁当で、一品一品やたら美味しゅうございました。
庄原へ
日曜は庄原で長男の柔道の試合でしたので、土曜日広島での多焦点眼内レンズセミナー後、深夜庄原まで帰ってきて一泊、朝合流しました。米子市柔道少年団からは今回3名の参加でしたが3人全員入賞の大活躍。長男坊も前回同様の2位!と大健闘。応援に行った甲斐あり、疲れも吹き飛びました。
おつかれさまでした。
多焦点眼内レンズセミナー(広島)へ
土曜日の診療後ロードスターに飛び乗り一路広島へ!・・・と思いきや市内すら抜け出せず故障するポンコツ号(泣)。リアサスのアッパーマウントブッシュも粉砕しました。「困った」より「近場でよかった」と考えるのはポジティブ思考でしょうか?。低速でゴトゴトいいながら一旦帰宅、ランティスで出直してシェラトン広島へ。AMO社主催の「多焦点眼内レンズセミナー」に参加してきました。お昼は抜きですが開始前になんとか到着でき、本当に松江道様々です。
当院ではアルコン社の多焦点(遠近)&トーリック(乱視矯正)眼内レンズを使用しておりますが、AMO社の多焦点はまだ使用経験がなく、また同社からは今月新しいトーリックも発売になったので合わせて情報収集です。4名の先生方から貴重なお話を頂き、勉強になりました。トーリックの方は当院でも近日使用予定にしてますが、現在のレンズとの使い分けにまた悩みそうです。
帰路早々サービスエリアでの給油中、スタッフさん2人が車をしげしげ見ながら「まだ生き残ってるんですね〜?マツダスピードランティス!」って。20年モノの超マイナー車なのにさすがはマツダのお膝元!と感心してたら
「壊れて大変でしょ?」でグサッとやられました。
第90回鳥取大学眼科研究会へ
土曜日の夜は全日空ホテルで開催された「第90回鳥取大学眼科研究会」へ参加してきました。
特別講演は東京女子医科大学眼科臨床教授 高村悦子先生からアレルギーのお話を頂戴出来る予定だったのですが、大雪のため飛行機が飛ばず、急遽鳥取大学井上教授が座長兼演者という力技で代役をつとめられました。
内容は過去スリーサム/フォーサムの学会ランチョンセミナーで行われた「知りオネアクイズ」。前眼部疾患の症例を呈示、若い先生にヒントを与えつつ答えて頂くという非常に面白いものです。ヒントはかなり無茶です(笑)。
非常に勉強になる内容でかつ楽しく、雑学知識まで増えてなんだかちょっと得した気分でした。
そり遊び
今回は新兵器、スノーリュージュなるソリを投入。年末にアストロプロダクツに工具を買いにいったら売ってて、一目惚れの衝動買いです。次男坊超お気に入りです。
登りはそりに寝そべる横着次男坊・・・。たぶんお父ちゃんのダイエットに協力してくれてるんだと思います。
そりを引っ張って斜面を登って、滑って転げて、の繰り返しで、スキー以上にヘトヘトです。
今回は車、埋まらずにすみました。雪自体は前回のスキーより深かったんですが気温が低い為かかえって滑らずラクチン運転でした。枡水は駐車場無料、ソリ遊びならリフト代もかからず、とちょっと申し訳ないような気もします。
レーダードラレコ
レーダーの電源は既存の線を流用予定だったのですが、よくみると電源がUSB端子の5Vになっており、結局両方ともやたらでっかい黒箱付き配線を新規に這わせる羽目に。よく調べて買うべきでした。
ステアリング下をはずすと、やらかしちゃった的なジャングル配線がこんにちわ。昔つけて結局外したフォグランプやら、昔つけて結局壊れた集中ドアロック&キーレスエントリーやら、その他諸々。もうちょっと綺麗にまとめればいいのに、我ながらお片づけの才能は絶望的です。見る度「いつか綺麗にしてやろう!」と思い続けて早数年。
ACC電源をシガーソケット裏から分岐し、レーダーはメーターフード脇に、ドラレコはピラーを這わせてミラー裏の目立たないところに張りました。ちょっとだけ近代化です。
第5回伯耆眼科医の会へ
土曜日の夜はワシントンホテルで開催された「第5回伯耆眼科医の会」へ、スタッフさん2名と一緒に参加してきました。特別講演は東京大学&慶応義塾大学眼科講師、伊藤医院副院長、有田玲子先生で「マイボーム腺機能不全(MGD)診療アップデート」と題してご講演頂きました。
上下眼瞼にあるマイボーム腺からは涙液上に油分が分泌されており、その機能はドライアイに非常に関連があります。まぶたを暖める「温罨法」などMGDに対するケア、ドライアイの治療について詳しい解説を頂き、大変勉強になりました。
2年程前、たしか瀬戸内眼科コロシアムで有田先生のお話を伺って以来、当院でもMGDの患者さんには積極的に温罨法を奨めていますが、ドライアイや眼の違和感が劇的に改善したかたもおられ、効果を実感しています。最近はドラッグストア等にも温罨法グッズが沢山売ってますし、当院併設のコンタクト会社のほうでも扱っていますのでご興味あるかたはおたずね下さい。
院内研修〜緑内障患者啓発〜
昼休憩はファイザーの担当さんがおいでになり「緑内障患者さんへ対する啓発」をテーマに勉強会をして下さいました。とくに点眼のさし方は単純にみえて、結構みなさん使用方法に問題がある事が多く、眼に触れて点眼瓶が汚染してしまったり、さしたと思ったのに実は液がでていなかった、等々いろいろとデータを示して頂きました。患者さんへの点眼指導を徹底しただけで平均眼圧の下降が得られた、という論文も紹介いただき大変勉強になりました。若い方でも失敗率が驚く程高いとのことで、ましてや手元のおぼつかないご高齢の方は言わずもがなです。今一度患者さんへの点眼指導に力を入れたいと思います。お忙しい中ありがとうございました。
同社は結構こういう患者さんへの啓発に熱心で点眼補助具を積極的に配布されたり、緑内障患者さん向けのiPhoneアプリ(アンドロイド版もあり?)を作られたり、と感心します。また以前から緑内障早期発見の啓発サイト「NTG40.jp」を立ち上げておられますが、このサイト非常に良く出来ていて自己チェックのページなど眼科医がやってもなかなか面白いです。実際これを試してご自分で緑内障に気付き初診された方もいらっしゃいます。是非お試しください。
テレフォンカンファへ(アレルギー)
「かゆみ相談会 2014年の花粉シーズンはこう乗り切る!〜明日から使える「臨床ヒント」〜」という開業医にとって非常に魅力的なテーマで皮膚科と眼科の2名の先生からそれぞれアトピー性眼瞼炎とアレルギー性結膜炎についてのお話がありました。
皮膚科の先生からのお話は、アトピー性眼瞼炎に対する保湿の重要性や薬剤の選択、使用方法など非常に勉強になりました。
結膜炎のほうのお話では冒頭からアデノウイルス結膜炎とアレルギー性結膜炎の鑑別についてお話がありました。
アデノとアレルギー、所見が似ている場合もあり診断に悩む事も多いのですが判断を誤ると感染拡大の危険があり、患者さんとご家族、周辺に多大な影響を及ぼします。最悪2週間くらい出勤登園不可!なんてこともあり得ます。
現在当院近隣でもアデノウイルス結膜炎がかなりはやっている(連日検査キット陽性)のですが、正直「このまま花粉症シーズンに突入するとマズいなあ・・」と危惧しておりましたのでタイムリーな内容でした。
とりあえず診断に迷った時用にアレルウォッチ涙液IgEを導入しようと思います。