テレフォンカンファへ(アレルギー)

診療後、全日空ホテルで開催されたアルコン社主催のテレフォンカンファレンスに行ってきました。
「かゆみ相談会 2014年の花粉シーズンはこう乗り切る!〜明日から使える「臨床ヒント」〜」という開業医にとって非常に魅力的なテーマで皮膚科と眼科の2名の先生からそれぞれアトピー性眼瞼炎とアレルギー性結膜炎についてのお話がありました。
皮膚科の先生からのお話は、アトピー性眼瞼炎に対する保湿の重要性や薬剤の選択、使用方法など非常に勉強になりました。
結膜炎のほうのお話では冒頭からアデノウイルス結膜炎とアレルギー性結膜炎の鑑別についてお話がありました。
アデノとアレルギー、所見が似ている場合もあり診断に悩む事も多いのですが判断を誤ると感染拡大の危険があり、患者さんとご家族、周辺に多大な影響を及ぼします。最悪2週間くらい出勤登園不可!なんてこともあり得ます。
現在当院近隣でもアデノウイルス結膜炎がかなりはやっている(連日検査キット陽性)のですが、正直「このまま花粉症シーズンに突入するとマズいなあ・・」と危惧しておりましたのでタイムリーな内容でした。
とりあえず診断に迷った時用にアレルウォッチ涙液IgEを導入しようと思います。