院内研修〜色覚異常〜
昼休みにアルコンとノバルティスの担当さんがおいでになり、以前に聞きそびれてしまったWebカンファレンスを紹介してくださいました。色覚についてで東京女子医科大学の中村かおる先生からのお話でした。
色覚異常は男性の5%(女性は0.2%)と比較的高頻度であり、40人クラスなら男子の1人という比較的頻度の高いものです。軽度異常は生活上も全くこまらないため本人家族の自覚がないことすらあり、学校健診の項目から外されたことで知らないままに成長して社会に放り出されてしまうということがあり得ます。以前より改善されたとはいえ職業選択や進学面での制限は厳然としてあり、当院でも実際ありましたが、いざ就職や進学という時になって目標としてきた道を断たれるという気の毒な事例が相次いでいます。
検診から外される原因となった差別に繋がる事がないようプライバシーへの配慮は十分過ぎる程行った上で、検査して気付いて貰う事は非常に大切だと痛感します。
「過度に問題視はしない。しかし忘れないよう指導する」「子どもには教えず親任せ、ではなく医師からキチンと穏やかに諭すべき」「進路選択までには本人に自覚させ、色誤認による失敗への対策を教える」肝に銘じたいと思います。有難うございました。
今年も沢山の院内勉強会開催、学会研究会参加をしてくれました。スタッフの皆さんお疲れさまでした。
ご協力頂きました各社MRの皆様、本当に有難うございました。来年も宜しくお願い致します。
今年最後の予定手術
本日が年内最後の予定手術で抗VEGF抗体硝子体注射3例で締めくくりました。白内障手術も順調に増えつつあり熟成の進みすぎた難症例も数多く有りました。眼内レンズ縫着や強膜内固定等させて頂くことになった方もありましたが、幸い眼内レンズの入らなかった方や大きなトラブルもなく秋の術中地震ものりこえて、今年も無事終了できました。執刀させて頂いた患者さん方、そして頑張ってくれたスタッフさん達には本当に感謝しております。来年も安心して頂ける丁寧な手術を心掛けてがんばりたいと思います。
鳥取大学眼科同門会
医局、近隣の先生方から多数の一般講演の後、特別講演は信州大学の村田敏規教授でした。現在盛んに行われている抗VEGF抗体療法について、非常に良く効くのですが高価な薬を繰り返し投与しなくてはならない問題があります。レーザー治療を併用して如何に投与を減らしていくかというお話で大変勉強になりました。光干渉断層計(OCT)で撮影するOCTアンギオのお話もあり蛍光眼底造影(FAG)との差異、新生血管は鮮明に描出されるが漏出点は分かりにくい、など長所短所等レクチャーいただきました。御呈示頂いたOCTアンギオ画像は非常に綺麗でため息ものでした。有難うございました。
その後の懇親会では例年どおり、久しぶりの先生方と話しが弾み非常に楽しい時間でした。
院内研修〜高齢者体験〜
フル装備したスタッフさん、手足も伸びきらず前屈で手袋や白内障ゴーグルも装着して大変そうです。なにやら玄関を出入りしたりしてウロウロしてるとおもったら、患者さんの動線を実際に確認してくれていました。
院長も白内障ゴーグルを被ってみましたが、これは厳しいです・・・。
院長のiPhoneも白内障ゴーグルを被ってみました。
貴重な経験でした。また日常診療のなかで生かしていきたいと思います。ファイザーさん有難うございました。
口和少年柔道大会へ
(日)は今年最後の公式試合で庄原市口和で開催された口和少年柔道大会へ参加してきました。
昨年米子市柔道少年団が持ち帰った56年団体戦の優勝旗は開会式でお返ししたわけですが、ことしも安定の強さでちゃっかりまた持ち帰りました。その他34年団体戦も準優勝、個人戦でも優秀入賞多数の大活躍でした。皆さんおめでとうございます&お疲れさまでした。小2の次男坊は・・今回残念ながらの初戦敗退でした。本人もかなり悔しかったようでまた来年にむけて精進です。
院内研修〜ミケルナ配合点眼液〜
昼休憩は大塚製薬さんがおいでになり、同社の新しい緑内障治療薬、ミケルナ配合点眼液について解説してくださいました。
緑内障点眼の問題の一つに点眼アドヒアランス(服薬尊守)があります。点眼をどうしても守れない方もおられますし、種類が多いと日常生活にも支障を来します。近年は患者さんの負担を減らすために配合剤という2種類の成分を1本にまとめた点眼が多く出てきていますが、ミケルナもその一つでプロスタグランジン(PG)製剤&βブロッカーの組み合せとなります。ただこれ迄の既存数種類すべてβブロッカーがチモロールであったのに対し、ミケルナはカルテオロールとなります。また配合剤には成分それぞれの元の点眼よりも回数が減ってしまっているものがありますが(元来2回なのに配合剤では少ない方にあわせて1回、等)、ミケルナはそれぞれ元々が一回の点眼成分を配合しているとのこと。単純にそれだけで優劣はつきませんが、効果に期待は出来るのではないか?とのことでした。また角膜上皮に優しい事、薬価が安くて患者さん負担が少ない事も売りのようです。なんにせよ選択肢が増えるのは有り難い事です。ご多忙中ありがとうございました > 大塚製薬さん
カーステレオ修理
ということで新しいヘッドユニットを購入。carrozzeriaのDEH-7100というヤツですがiPhoneも勿論サポート、充電容量も十分であこがれのBluetooth接続&ハンズフリー通話も標準装備。これだけのスペックでAmazonで1万円そこそこって良い時代です。
我が家のポンコツロードスターの場合ヘッドユニット外すだけなら内装外しも要りませんので楽チンぽんです。ハンズフリー通話用のマイクもメーターフード内に設置し、各種配線を差し替えてあっという間に完了!
と思いきや予期せぬエラー・・・。カーステ電源ONでなぜか無条件に電動アンテナが伸びます。以前のものはラジオ使用時のみ伸びてましたので「接続間違えた?」と配線図見てみましたがあっています。どうやら最近はアンテナと外部機器の電源コントロールがまとめられてしまっているようですね。昨今の車にはそもそも電動アンテナなんて無いですからやはり古いものは切り捨てられる運命のようです。
ラジオも時々は聞くのでアンテナコントロールを切る訳にも行かないし、といっていつも伸びっぱなしも癪なので適当なスイッチを間にかませました。スイッチは目立たないようにカーステ下の小物入れ内に設置。ラジオ聞く時だけひと手間ですがスイッチおしてアンテナ延ばします。
外見&イルミもシンプルで古い車にもなかなか良い感じです。
冬支度
冷え込んできました。次週末にはまた柔道の大会で口和(広島県庄原市)へ峠越えですので冬タイヤへ交換をしました。3台まとめて12本。あいにくの雨のためガレージ(という名の廃屋)内で順に作業しましたが狭くて作業効率が悪く、無理な姿勢でぎっくり腰が悪化してしまいました・・・。冬タイヤ交換はお早めに。
20年目30万キロ間近のポンコツ号。タイヤ交換でいやでも目に入るのがリアフェンダーの錆です。以前素人細工で直して半年持たず、プロにお任せしてもやはり一年持たず。だんだん酷い事になってきています。最近御長寿ロードスター仲間(スーパームーンの36万キロ越え)の方がもっと酷い状況をピカピカにしてもらったのを拝見したので、我が愛車も頼んでみようか考え中です。