院内研修〜多焦点眼内レンズ術前説明〜
金曜昼休みはアルコンさんに勉強会をして頂きました。サージカルの担当さん&本社プレミアムレンズ部門の担当さんから前回のレンズ解説に引き続き、今回は実際に患者さんへの術前説明のポイントについてレクチャー頂きました。
ロールプレイとしてスタッフ同士で説明者、患者さん役(年齢、性別、屈折程度などアルコンさん設定)と問題点をチェックするオブザーバー役を分担します。ロールプレイってちょっと照れくさいですが、皆さんなかなか上手にやってました。
当院のスタッフさんたちは普段から患者さんへの説明に慣れてますし、多焦点の知識&説明も含めておよそ問題ないようでしたが、やはり専門の人からの指摘は「なるほど」と思うものがありました。
とくに多焦点レンズの適応を決める場合、患者さんの眼の状態(疾患や屈折状態、乱視など)に加えて、生活背景や趣味についてもしっかりお伺いして考慮しなくてはなりませんし、万能レンズではないことを理解して頂く必要があります。
「医療従事者側も患者さんの術後の見え方をしっかりイメージすること。」
「押し付けるのではなく、一生に一度の選択を患者さんにしっかり決めてもらうこと」
今一度肝に銘じたいと思います。
後ろ足修理
日曜は急遽午後から家族で岡山行きとなったため、早朝から急ぎ、ランティスのサスペンション修理です。
部品取りの銀色号から右リアサスを頂いてきて分解、アッパーマウントのみ黒号と差し替えしました。壊れたアッパーは逆に銀色号の脚に組み付けて戻しました。何だか不毛な気はしますが、銀色号も押して動かせる状態でないとまた困りますので・・。
先日手に入れたアストロの超低床ジャッキが大活躍。車体下部のジャッキポイントに余裕で届く長さ、軽いストロークに一発でウマに乗せれる高さ。これまでのジャッキに比べて作業が格段に楽になりました。また追加したウマ2脚のお陰で、黒&銀の2台ともリアを浮かせた状態で効率良く作業できました。良い買い物でした。
後ろ足脱臼
ため息付きながらの帰路、今度は右リアからなにやらガタガタ異音が。つい最近同じ経験をしたような・・・?
右リアサスのアッパーマウントも錆びてもげました。困ったもんです(泣)。黒号、この夏で20年目に突入しましたが、そろそろ限界が近いのかも知れません。前オーナーさんは北陸の方でしたので融雪剤の影響もあるでしょうか?。
いずれにしてもこのままでは動かせないので、また部品取りの銀色号からもいできて早急に修理します。丁度予定の無い週末で助かりました。
月と遠雷
夕方外来終了後、子供達の習い事をお迎えに行った帰り、空にへんてこな雲が!「竜の巣だぁ!!」「ラピュタが居るよ!?」と皆で大騒ぎです。
一旦子供を下ろして患者さんの往診へ向かい、帰ってくるとお兄ちゃんが「今夜は満月だよ〜」と誘うので、自由研究におつきあいしてまた医院の5階へ。
すると先ほどの「竜の巣」は立派な雷雲となっており、満月と相まってなんとも幻想的な光景が広がっていました。
満月と雷を一緒にみたのは初めてのように思います。高橋名人(古い?)ばりにiPhoneを連打してみたら静止画像でも結構雷撮れました。
ぴかっ!ちょろり
「動画でとればいいのに」と長男に指摘されました・・・
院内研修〜眼光学系の基礎2〜
昼休憩は月例勉強会でした。前回に引き続き、看護師さん&視能訓練士さんが担当してくれて光学系&視力検査、弱視のレクチャーです。追加資料に綺麗なパワーポイントまで用意してくれて、分かりやすい内容でした。
本日のお楽しみ弁当は「米蔵」さん。お店で頂く定食もとっても美味しいですが、お弁当もやっぱり美味しゅうございました。
ハーゲンダッツまでついて幸せでした。
米子市立図書館リニューアル
米子市立図書館がリニューアルオープンしたようです。長男が本が好きでしょっちゅう借りに行ってますので、ここしばらくの一時閉館は不便でしたがこれで安心です。
当院西口を出ますと目の前です。周辺も綺麗に整備されていますので受診の際に立ち寄ってみられてはいかがでしょうか?
お子様の調節麻痺後屈折検査の待ち時間つぶしにも良いかもしれません。
夏休みも終盤戦
我が家も小4の兄ちゃんがラストスパート真っ最中です。もっと早くからやれば良いのに、終末効果を最大限に使うのはお父ちゃんの遺伝でしょうか?
今年はお兄ちゃん、月の研究です。もちろん「宇宙兄弟」の影響です。何冊か月や宇宙の本を読んで自分なりにまとめ、実際に観察もしてみるとのことでした。丁度月が綺麗にみえていましたので医院の5階へ。以前も流星群など見ましたが、程々に高くて周りの光も遮られるので夜空をみるのに適しています。
風が通るので涼しくて気持ちよいです。一生懸命な息子のとなりでビール飲みたくなってしまう不謹慎オヤジでした。
天体望遠鏡にiPhone接写で撮ってみました。結構イケます。
大山キャンプ
お盆休みは予定通り大山、鏡ヶ成に上がってキャンプをしました。
甥っ子&姪っ子も参加してくれてちび達大興奮です。テントはむぎゅむぎゅ(泣)。写真は取り損ねましたが、夜空も天の川もクッキリ見え、すごく綺麗でした。
朝ご飯は長男の指揮のもと、カートンドッグなる物に挑戦。具材を挟んだホットドッグをアルミホイル&濡れ新聞紙でくるみ、牛乳パックに突っ込んで火をつけるだけです。パックが燃え尽きる頃には香ばしいホットドッグの出来上がり!。これがまた侮れない美味しさです。皆で楽しく作れて超お手軽燃料いらず。朝ご飯にお勧めです。
帰路の鍵掛峠にて。人数が多かったので車は2台体制。ここはお気に入りですのでちょくちょく来ますが、ランティスとロードスター両方が並んだのは初めてです。天気もよく絶景でした。このあとアスレチックに立ち寄ってかえりましたが、あまりの暑さに倒れそうでした。
前日またランティス号がご機嫌損ねたり、お父ちゃん大量のブトに咬まれたり(20カ所以上!)、と多少のトラブルもありましたが、楽しい休日を過ごさせてもらいました。
かゆい・・・
夏休みの計画
で、2年ぶりにテントを引っ張りだしたところ、骨をつなぐゴムがびろ〜〜ん(泣)。一部は切れそうです・・・。このテント、ボストン留学中に買った物なのでかれこれ10年選手。テント抱えてホテル代節約し各地を貧乏旅行したのを懐かしく思い出します。
デスバレー:ファーニスクリークにて。テントの外はコヨーテさんがうろうろ。ビビりました。
さて、補修しようとコーナンでゴム紐をさがすんですが、なかなかしっくりくるものがありません。困ったなぁ?と医院前にでたところでひらめきました。お向かいの老舗「松原ボタン店」さんで手に入れてきたのはパンツ紐(笑)。ちょっと平べったいですが、弾性もよく似ててばっちりです。
黒ランティス号には純正キャリア(超レア品、超色あせ)を装着し、スーリーのジェットバッグをドッキング。お出かけ仕様完成。
今年は新兵器のキャリーも投入。本当はラジオフライヤーに憧れてるんですがお値段&実用性から山善のマルチキャリーに。折り畳みだけどしっかりした優れものです。物資運搬が楽ちんです。
お手伝いに来たはずの助手2号・・・。
アイファガン記念講演会
土曜日の夜は千寿製薬の「アイファガン点眼液発売1周年記念講演会in鳥取」へ参加してきました。
演者の先生は教育講演として鳥取大学の小松直樹先生、特別講演として浜松医科大学の佐藤美保先生、熊本大学の谷原秀信先生でした。アイファガン(ブリモニジン)は緑内障の新しい点眼薬で、眼圧下降のみならず「神経保護作用がある」とされるところが大きなポイントですが、谷原先生からはそのエビデンスやメカニズムをお示し頂き大変勉強になりました。
佐藤先生は「診療所でみる小児眼科」と題してのご講演でした。お子様の診察は難しいものですが、そのなかでも見落としてはならないポイントやちょっとしたコツなども紹介頂きました。
お子様の診察は泣かさない事が大切ですので、常に笑顔で時には白衣も脱ぎ、手持ち道具を駆使して、目線も低く等々極力警戒感を和らげる努力をしています。うちの陽気なスタッフ達は人形片手に院長の背後で踊ってくれます(笑)。
勝率は悪く無いと自負してはいますが、いかんせん40過ぎの小太りオヤジがニヤニヤ迫ってくれば、泣いちゃうお子さんもおられるわけで・・。
最終的には押さえつけてでも診察させてもらいますが、ご機嫌で見せてもらう方が圧倒的に所見がとれます。
「こどもって案外賢いんですよ。ちゃんと親ではなく自分に話しかけてくれてると分かるもんですよ」という言葉を肝に銘じたいと思います。