院内研修〜多焦点眼内レンズ術前説明〜
金曜昼休みはアルコンさんに勉強会をして頂きました。サージカルの担当さん&本社プレミアムレンズ部門の担当さんから前回のレンズ解説に引き続き、今回は実際に患者さんへの術前説明のポイントについてレクチャー頂きました。
ロールプレイとしてスタッフ同士で説明者、患者さん役(年齢、性別、屈折程度などアルコンさん設定)と問題点をチェックするオブザーバー役を分担します。ロールプレイってちょっと照れくさいですが、皆さんなかなか上手にやってました。
当院のスタッフさんたちは普段から患者さんへの説明に慣れてますし、多焦点の知識&説明も含めておよそ問題ないようでしたが、やはり専門の人からの指摘は「なるほど」と思うものがありました。
とくに多焦点レンズの適応を決める場合、患者さんの眼の状態(疾患や屈折状態、乱視など)に加えて、生活背景や趣味についてもしっかりお伺いして考慮しなくてはなりませんし、万能レンズではないことを理解して頂く必要があります。
「医療従事者側も患者さんの術後の見え方をしっかりイメージすること。」
「押し付けるのではなく、一生に一度の選択を患者さんにしっかり決めてもらうこと」
今一度肝に銘じたいと思います。