ボート整備
艇庫内の上の方からもクレーンで艇をおろして、外にならべて整備するのですが、これだけナックルが並ぶと壮観です。学生時代の学内レガッタ前を思い出しました。スタッフの方々、参加された皆様おつかれさまでした。
艇を出してまた仕舞って、と久しぶりの木艇の重さを堪能してきました。ちょっと腰が・・・。
院内研修〜往診&乱視矯正〜
昼休みは月例勉強会でした。本日は事務さん担当で往診と訪問診療についての解説をしてもらいました。当院でも時々往診させて頂く機会がありますが、このあたり保険診療上ややこしいところですので勉強になりました。
また看護師さんが先日聞いてきてくれたコンタクトレンズの講習会での内容をふまえて乱視の考え方とコンタクト処方における乱視矯正のコツを解説してくれました。
本日のおたのしみ弁当はミスター・バークのステーキ弁当。お昼からステーキ!その上ハーゲンダッツまで!!。
幸せなお昼でした。
松山へ
例によって与島SAで一休み。
松山に近づいた頃は丁度夕暮れ時。瀬戸内海に夕焼けが映えて非常に綺麗でした。
翌日曜日は愛媛県武道館にてマルちゃん杯の少年柔道大会です。
武道館のみならず運動公園全体にとんでもなく立派です。マルちゃんだけに、こんなコーナーも。参加賞にラーメンも頂きました。
試合の方は非常にレベルが高く、結果は残念でしたが良い刺激にはなったんじゃないでしょうか?
せっかく松山にきたからには、ということで温泉も・・・
道後温泉本館
ワイパー故障
やっと梅雨らしくなってきたなあと思っていたら、黒ランティス号、今度はワイパーが壊れました。なかなか季節感を心得た奴です。
ワイパーリンクの不調で一昨日から「ギーギョッ!ギーギョッ!」と軽快なリズムを刻んでいましたが、本日夜「グギュー・・」と変な音立てて力つきました。雨が降ったら乗れない、という地味に嫌な故障です。
困った事に明日の診療後から長男の柔道大会のため愛媛行きですので深夜の突貫工事で修理しました。
また銀色号からリンクアッシーでごっそり剥がしてきて移植しましたが、同じH6年式ですのでいつまで持つやら・・。
サビサビ・・
見た目は全く同程度。危うくどっちがどっちか分からなくなりかけました。
院内研修〜OPD-SCAN III〜
昼休憩は院内勉強会で(株)ニデックさんにおいでいただき、先日導入した角膜形状解析&屈折力解析装置「OPD-SCAN III」の解説頂きました。
トーリック(乱視矯正)眼内レンズの術前後の検討など、白内障手術患者さんをメインに利用していますが、多機能高機能すぎて扱う側の人間がちょっとついていけてない部分がありましたので、いろいろとレクチャーしてもらいました。
御多忙のなか担当さんと本社の方までおいでくださり本当に感謝です。セッティングしてくださった東和産業さん、ありがとうございました。
第58回山陰眼科集談会
日曜は出雲で開催された「第58回山陰眼科集談会」へ参加してきました。
昼過ぎまで法事で倉吉におりましたので、ちょっと遅刻して一般講演の途中からの参加になっちゃいました。
特別講演は近畿大学医学部堺病院眼科教授、日下俊二先生で「小児網膜硝子体疾患の治療」と題してのご講演を拝聴致しました。
大学勤務医時代には毎週NICUで未熟児網膜症の治療に携わっておりましたので非常に興味深い内容でした。
早朝からバタバタ東へ西へ、でちょっぴりお疲れです・・。
ボート部祝賀会
金曜夜は医学部漕艇部の祝賀会へ夫婦で参加してきました。
我々夫婦が現役ボート部員だった頃から長年顧問をつとめて下さった井藤久雄先生(鳥取大学前副学長、元医学部長)が鳥取県立厚生病院の病院長に、またOBの先輩お三方がそれぞれ教授に就任され、あわせてのお祝いでした。(野村栄治先生:東海大学医学部附属八王子病院消化器外科学、長谷部 聡先生:川崎医科大学眼科学2、齋藤源顕先生:高知大学医学部薬理学)
開催にあたり奔走してくださった長田郁夫先生(子育て長田こどもクリニック)本当にありがとうございました。
会場には各地の病院、医師会で御活躍中のお歴々が大勢いらっしゃってました。我々夫婦は一番下っ端の方ですのでお声をかけて頂くたびに背筋がピンっ!となります(笑)。皆様相変わらずやたら熱くパワフルで、多くの伝説や武勇伝も伺うことが出来てとても楽しいひとときでした。卒業して医師になってからもつくづく感じますが、ボート部のつながりというのは本当に特別です。
院内研修〜緑内障啓発〜
昼休憩の院内勉強会で(株)ファイザーの担当さんにレクチャー頂きました。御多忙の中、ありがとうございました。
同社が以前から頑張っておられる緑内障啓発運動について、一般の方への検診を促し、患者さんの理解と治療への積極性をいかに向上させるかという事について伺いました。
緑内障は40才以上の20人に1人、と一般の方が考えておられる以上に多くの患者さんがいらっしゃいます。困った事に初期には自覚症状がほとんどなく、病状は一方通行で改善することは少ないため、早期発見&進行予防が重要な疾患です。また「緑内障」と聞くだけで患者さんは失明を連想し非常にショックを受けられます。適切な治療を行えば必要以上に怖がらなくてよいのですが、放置は禁物である事をキチンと説明する必要があります。説明に使う資料やグッズも沢山頂きましたのでまた活用させて頂きたいと思います。
先日の公民館の講演でも紹介させていただいたのですが、同社の啓発HP「NTG40.jp」は動画で視野チェックなど楽しみながら行える面白いサイトです。是非試してみてください。そして「40才過ぎたら眼科検診」をお勧めします。
プールとゴーグルと洗眼
以前は「プールの後は眼を洗う」が常識とされていましたが、近年はプールに限らず「不要な洗眼は害悪」とされています。実際眼科診療の現場でも洗眼をする事は稀になりました。生理食塩水を使いますので水道水よりはずっと優しいですが、それでもムチン等、眼表面の大切な保護物質まで失ってしまう為です。(勿論、異物や薬品が目に入ったときは早急な洗眼が大切です)
ではプールについてはどうかというと「全員ゴーグル着用!プール後は洗眼しない!!」がやはり正解です。
ですが、ここで悩んじゃうのが学校現場では未だにゴーグル無しがメインという所です。枯葉落ち葉や虫の死骸、時には子供さんのお小水まで混入している水です。塩素が不十分なら問題ですし、強すぎるのも又こまりもの。こんな水の中でさんざん目を開けて泳いだ後なら、弱い水流で数秒すすぐ程度の洗眼であればやはりメリットがあるように思います。勿論強力な噴水洗浄は御法度です。
本来であれば、学校でもゴーグル着用を基本にしてもらえるのが一番です。水難事故対応のため水中で眼を開ける事が出来るのは達成目標である、というのには一理ありますが、其の段階をクリアした児童は基本ゴーグルをしてもらえると良いのにと常々思っています。
10年程前某市に勤務していた時には担当した学校の校長先生から「ゴーグルは絶対に認めません。華美ですから!」といわれ、しばしお話させて頂いた事があります。30過ぎの若造にあれこれ言われて気分を害されたのか、ちょっと険悪なムードになってしまいました。当時は「華美に走りやすい」というなら帽子や水着と同じく指定にすれば良い、と思っていました。
幸い最近ではアレルギー性結膜炎のあるような子をはじめ、希望する子には着用を認めてくれる学校が大半になっているようです。
義方公民館 健康講座
本日は昼休憩時間に義方公民館で健康講座をさせて頂きました。
講演内容は「高齢者のかかりやすい眼の病気」と題して、白内障、緑内障、加齢黄斑変性を中心に病気の説明や検査、最近の治療についてお話させて頂き、最後に目の病気の自己チェック方法を簡単に説明いたしました。
ご参加頂きました皆様、いろいろ心配り頂きました健康対策課の方々、公民館長様、ありがとうございました。講演上手ではありませんので伝わりにくい部分もあったと思います。またなんでもお気軽にお尋ね下さい。
久々のオール
昨年思いついた「院内でクルーを組む」事はかないませんでしたが、声かけに集まってくださった医学部ボート部OBの即席クルーで参加します。
ですが、「皆経験者だし何とかなる!」というのは甘かったようで、ナックルなのにバランスすらとれません。私に至ってはキャッチ前突っ込むわ、蹴るわ、腹切るわ、ノーワークで息上がるわ、といいとこ無しです。そして何よりオールが腹に当たる・・(泣)。まあ課題は山積みですが、とにかく久々の水面はものすごく気持ちよかったです。
医学部の艇庫にもお邪魔してみました。「SPIRITS」は残ってましたが、私たちが対校フォアのときに乗っていた「PEGASUS」の姿はもはやありませんでした・・・。
シートベルトバックル故障
次男坊が乗っているときにカチャッ・・とベルトが勝手にはずれて冷や汗かきました。
以前銀色号からはぎ取ったシート(なぜかNB用)にほぼ同じ部品がついていましたのでひとまず交換しましたが、同程度に古い代物。重要保安部品ですし、またはずれても怖いのでディーラーで新品を注文してきました。「最後の一個でした!」との事でしたが、今後これも欠品になるんでしょうか・・。
古くなると思わぬ所がぽろぽろ壊れます。
OCT読影セミナーin鳥取
土曜日夜は全日空ホテルにて開催された「OCT読影セミナー」へ参加してきました。
OCT(光干渉断層計)は黄斑疾患、緑内障診療に絶大な威力を発揮し、いまや日々の診療にもはやなくてはならない機器になりつつあります。
一般演題として鳥取大学の2先生より、様々な疾患の典型的なOCT&眼底造影画像の御呈示と御解説、クイズ形式でのご御講演&御解説頂きました。また特別講演は東京大学の柳靖雄先生で「黄斑疾患のOCT画像読影のポイント」との題で、ご講演を拝聴いたしました。
開業して1人っきりで診療してると所見の見方などにも自己流や思い込みの危険性が出てきます。こういった機会は非常に有り難く、勉強になりました。
同日、スタッフさんも別働隊?として松江でコンタクトレンズの勉強会に参加してくれました。持ち帰った知見を院内勉強会や回覧資料等で共有してくれますので非常に助かっています。熱心なスタッフ達で本当に有り難いです。
IOL Update Seminar へ
日曜は岡山で開催されたアルコン社主催の「IOL Update Seminar」へ。トーリック(乱視矯正)眼内レンズ&多焦点眼内レンズのお勉強です。すぐにでも役立つちょっとしたコツや、考慮すべき点などもいくつかあり、大変参考になりました。
当院でもトーリックレンズを使い始めて1年以上が経ちましたが実際に使用した患者さんにも非常に好評です。
現在は有る一定以上の術後乱視が予測される患者さんに限って使用しており、弱いかたには乱視を減らす方向での手術創作成(強主経線切開)としています。
先日のOPDスキャンIII導入で、術前術後より正確な検査もできるようになり、また術早期からレンズが狙い通りに入ったかどうか正確に判別できるようになりました。トーリックレンズのズレ具合の検討やズレた場合の補正を行うなどして精度をあげるとともに、少しトーリックレンズの適応も拡げてみようかと考えています。