院内研修〜網膜静脈閉塞症〜
昼休憩は参天製薬とバイエル薬品の担当さんがおいでになり、抗VEGF製剤アフリベルセプト(アイリーア®)を用いた網膜静脈閉塞の治療について勉強会を開催してくださいました。大規模スタディの結果もふまえての解説で再確認になりました。ご多忙の中ありがとうございました。
当院では今のところ初回投与後、悪化時に追加投与するPRN法で行っておりますが、加齢黄斑変性症(AMD)の治療と同様に初期は3回連続投与すべきと言う意見もあるそうです。初期投与をどうするのか、またその後はPRNでいくのか、はたまた定期投与やTreat and Extendでいくのか?悩ましい所ですが、結局のところ画一的ではなく個々の病状や患者さんの社会的状況にもあわせて、となるのかなあ?と思います。
院内研修〜小児眼科機器〜
(金)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は視能訓練士さん担当で、小児眼科(斜視弱視)診療に於ける新しい機器について説明してくれました。4月からの小児眼科(斜視弱視)専門外来開設にむけていろいろと機器購入や導入検討をしているのですが、今回シクロメータとWelch Allyn社のスポットビジョンスクリーナーについて解説してくれました。シクロメータは院長も不勉強で知らなかったのですが、回旋斜視を簡便に検出できる機器です。
スポットビジョンスクリーナーは先日業者さんが現物を見せてくれましたが、非接触でやや離れた位置から患者さんの屈折値などを検出できる優れものです。子供さんの場合には大人のように「ハイ、顎のせて〜」とはいきませんので正確な屈折検査にはハンディタイプの手持ちレフという機械が必要になります。しかも子供さんをなだめすかしながら接近して測定するので視能訓練士さんの熟練した技が必要です。スポットビジョンスクリーナーは実際に使用してみた視能訓練士さん達からすると手持ちレフより若干精度は劣るらしく、またある程度の瞳孔サイズが要るので場合によっては暗い部屋で測定する事も必要なようです。でもかなり離れた場所から音と光で気をひきつつ短時間測定できるので熟練不要、かつ定価も安い、と。
「どっちでもいいから早く買って!」という無言のプレッシャーをひしひしと感じる勉強会でした。またじっくり検討します。
本日のお楽しみ弁当は川花さん。酢豚等も勿論ですが、椎茸の香りの濃いチャーハンが絶品でした。おすすめです。
広島地区月次柔道大会&化石取り
(日)は早朝から広島市東区スポーツセンターへ。広島地区月次柔道大会へ参加してきました。
今回米子からは我が家のみでしたが、合同練習等でお世話になった道場の御厚意に甘えて一緒に体操や打ち込みさせていただきました。しかし、何の躊躇もなく当たり前のように入り込んでいく我が子達にはいつもちょっとびっくりです。試合後の合同練習ではしっかり汗をかいて、いつものお店「恋歌亭」でお好み焼き。やっぱり美味しいです。
帰路はちょっと遠回りして、出雲市多伎町の小田浜というところ化石拾いへ。浜の石に化石が混じっているそうで、昨年から鉱物&化石好きの子供達に約束していたのですが・・・。
猛烈な雨風で遭難しそうでした。いくつか小石をひろって早々に退散。お兄ちゃんの傘は漫画みたいにそっくり返ってしまいました・・。
戦利品。こんなのがそこら中にゴロゴロしてます。また天気のいいときに連れて行ってやろうと思います。
スポーツ表彰
「力必達」の文字が映えてます。おめでとう。
今回団長のMちゃんは残念ながら不在ですが、それはなんと中国5県の女子代表として東京の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われている全日本女子ジュニア柔道強化合宿に参加中な為です。鳥取県からは初だそうで、すごいです。
今回の子供達の受賞も、普段の本人達の努力と精進も勿論ですが、なによりもコーチの先生方のご指導の賜物だと思います。ありがとうございます。
黄斑疾患セミナー(岡山)へ
土曜日は診療後ポンコツロードスターで一路岡山へ。岡山国際ホテルで開催された第二回黄斑疾患セミナーへ参加してきました。
現在抗VEGF製剤が盛んに用いられている三疾患についてそれぞれ3人の先生方からお話しがありました。
滲出型加齢黄斑変性(wAMD)では増え続ける症例数にどう対応するか?治療効果と患者さんの満足度を上げつつ効率化を図る為、治療法、処置体制などの工夫をお話し下さいました。また網膜中心静脈閉塞症、網膜静脈分枝閉塞症については抗VEGF抗体アフリベルセプト治療を絡めた大規模スタディの結果(Copernicus、Galileo、VIBRANT)についても解説があり、大変勉強になりました。
翌朝所用があった為早朝5時前から米子を目指しましたが、蒜山付近は大雪。道路はなんとかなりましたが、蒜山SAにうっかり入ったら駐車場が除雪不十分でハマって大変でした・・・。
お別れドライブ
院長のポンコツ2号車である黒いランティス、車検を期にとうとう乗り換えることになりました。
ヤフーオークションで手に入れてから8年目、初年度登録からは22年目になるおじいちゃんです。院長個人としてはもう少し乗ろうかと思ってましたが毎月どこかしら壊れるようになり、さすがに「いい加減にしなさい」とダメだしされました。残念です。任意保険のせ替え前に家族皆で大山へお別れドライブしました。
一時は夫婦でそれぞれ銀色と黒の2台同時に使用してましたし、その前には副院長が緑色を所有してたので我が家としては通算3台目のランティスクーペでした。衝突安全基準適合第一号であったり、こだわりの2リッターV6エンジンであったり、専用ボディを二つ用意したりとマツダの意気込みが感じられる車で、なにより当時そのデザインに一目惚れしました。乗ってて本当に楽しい車でした。1ヶ月後の車検満了までは名残を惜しみながらお別れの準備を進めようかと思います。
そしてやってきた新ポンコツ2号車。兵庫県は豊岡からやってきたデカイやつ、マツダのMPVです。10年落ち10万キロ間近なので車検2年付きにも関わらずびっくり価格でしたが、23Tという直噴ターボAWDでなかなか快調です。今後中学生になる長男坊の自転車を運ぶ機会もふえますし、柔道遠征にも活躍してくれそうです。
壊れているのは格納ドアミラーと両側スライドドアの集中ドアロック位でしたのでポンコツよばわりしたらバチあたりそうです。