オルソケラトロジー
昼休みはシードの担当さんがおいでくださり、オルソケラトロジーについて解説してくださいました。
当院では学童の近視進行予防として自費診療ですがオルソKとマイオピン点眼(低濃度アトロピン)を導入しています。またコンタクトレンズをご希望の際には、これも進行予防効果が期待されている低加入コンタクトレンズ(これは保険診療内)をおすすめする場合もあります。
オルソKも導入後大分たちましたし、新しいスタッフさんも増えていますので確認のためにもメーカー講習会の内容にそって基礎的なところからお話くださいました。
同社のブレスオーコレクトは酸素透過製に優れた柔軟な素材(東レ)を使用しており破損しにくく、また日本人の角膜形状に合わせた設計がなされているとのことです。適応や処方の流れ、プランなど順に説明してくださいました。
お忙しい中、ありがとうございました。 > シードさん
テラス ザ ダイセン
日曜午後、副院長と2人で大山へ。ペインクリニックの患者さんから教えていただいた大山ハムの工場直売所へ行ってきました。
植田正治写真美術館のおとなりにできた「テラス ザ ダイセン」。大山ハムの大山工場脇にコンテナハウスで直売所と喫茶スペースができています。アウトレット品のお得な冷凍ソーセージを買い込んだ後、芝生のテーブルでお茶してきました。
ソーセージ長!そして美味!!
我らが大山。秋晴れで気温もちょうど良く気持ちよかったです。おすすめです。
臨床眼科学会へ
スタッフさん5名と国際フォーラムで開催された「第76回日本臨床眼科学会」へ参加してきました。今回は関東の医学部に通う長男坊も「参加してみたい」とのことで現地で合流しました。医学生は参加無料、ありがたいです。長男坊は白内障手術や緑内障治療等興味津々で眼科に興味を持ってくれるのはお父ちゃんとしてはうれしい限りです。色々質問してくる息子と小声で話ながら白内障手術や計算式の話などを一緒に聞きました。
イブニングセミナーではアイフレイルのお話を拝聴しました。最近よく耳にする「フレイル」、加齢による心身の活力低下はあるが適切な支援・介入により生活機能の維持向上が可能な状態、とのことです。特に運転と視野の関連のお話は大変興味深い内容で、ドライビングシミュレータの画面と残存視野を重ね合わせた動画はショッキングで非常に説得力のあるものでした。そりゃ信号みえないわ・・・と納得。
実際当院でも進行した視野欠損がありながら運転していらっしゃる患者さんはやはりおられます。「危ないですからね。運転はやめましょうね。」とお話はするものの、実際には車がなくなると途端に生活に困られる方ばかりでどうしたものか?といつも悩みます。
一概に禁ずるものではなくアドバイスを与える立場でその人それぞれの残存視野や視機能、判断・動作速度等に応じて個別の指導をというお話で、大変参考になりました。
機器展示ではヘッドセット型の視野計が興味をそそられました。緑内障で定期的に視野評価が必要なのに検査が難しい方もしばしばおられます。パーキンソン病や麻痺等で指がうまく動かずボタンが押せない、高齢、長時間検査台に顎を乗せられないetc. この機器はアイトラッキングで測定するためボタン操作も不要で楽な姿勢でできるため、スクリーニング的な用途には良さそうでした。
スタッフさん達もそれぞれ興味あるテーマで見聞きしてくれてますので、また近々院内勉強会で共有したいと思います。
帰り新宿付近をぶらついて都庁に登ってみました。ふつくしい・・・。