臨床眼科学会へ
土曜日の朝は前日の術後患者さん達の診察後、副院長先生に診療をお願いし急ぎ東京へ。
スタッフさん5名と国際フォーラムで開催された「第76回日本臨床眼科学会」へ参加してきました。今回は関東の医学部に通う長男坊も「参加してみたい」とのことで現地で合流しました。医学生は参加無料、ありがたいです。長男坊は白内障手術や緑内障治療等興味津々で眼科に興味を持ってくれるのはお父ちゃんとしてはうれしい限りです。色々質問してくる息子と小声で話ながら白内障手術や計算式の話などを一緒に聞きました。
イブニングセミナーではアイフレイルのお話を拝聴しました。最近よく耳にする「フレイル」、加齢による心身の活力低下はあるが適切な支援・介入により生活機能の維持向上が可能な状態、とのことです。特に運転と視野の関連のお話は大変興味深い内容で、ドライビングシミュレータの画面と残存視野を重ね合わせた動画はショッキングで非常に説得力のあるものでした。そりゃ信号みえないわ・・・と納得。
実際当院でも進行した視野欠損がありながら運転していらっしゃる患者さんはやはりおられます。「危ないですからね。運転はやめましょうね。」とお話はするものの、実際には車がなくなると途端に生活に困られる方ばかりでどうしたものか?といつも悩みます。
一概に禁ずるものではなくアドバイスを与える立場でその人それぞれの残存視野や視機能、判断・動作速度等に応じて個別の指導をというお話で、大変参考になりました。
スタッフさん5名と国際フォーラムで開催された「第76回日本臨床眼科学会」へ参加してきました。今回は関東の医学部に通う長男坊も「参加してみたい」とのことで現地で合流しました。医学生は参加無料、ありがたいです。長男坊は白内障手術や緑内障治療等興味津々で眼科に興味を持ってくれるのはお父ちゃんとしてはうれしい限りです。色々質問してくる息子と小声で話ながら白内障手術や計算式の話などを一緒に聞きました。
イブニングセミナーではアイフレイルのお話を拝聴しました。最近よく耳にする「フレイル」、加齢による心身の活力低下はあるが適切な支援・介入により生活機能の維持向上が可能な状態、とのことです。特に運転と視野の関連のお話は大変興味深い内容で、ドライビングシミュレータの画面と残存視野を重ね合わせた動画はショッキングで非常に説得力のあるものでした。そりゃ信号みえないわ・・・と納得。
実際当院でも進行した視野欠損がありながら運転していらっしゃる患者さんはやはりおられます。「危ないですからね。運転はやめましょうね。」とお話はするものの、実際には車がなくなると途端に生活に困られる方ばかりでどうしたものか?といつも悩みます。
一概に禁ずるものではなくアドバイスを与える立場でその人それぞれの残存視野や視機能、判断・動作速度等に応じて個別の指導をというお話で、大変参考になりました。
機器展示ではヘッドセット型の視野計が興味をそそられました。緑内障で定期的に視野評価が必要なのに検査が難しい方もしばしばおられます。パーキンソン病や麻痺等で指がうまく動かずボタンが押せない、高齢、長時間検査台に顎を乗せられないetc. この機器はアイトラッキングで測定するためボタン操作も不要で楽な姿勢でできるため、スクリーニング的な用途には良さそうでした。
スタッフさん達もそれぞれ興味あるテーマで見聞きしてくれてますので、また近々院内勉強会で共有したいと思います。
帰り新宿付近をぶらついて都庁に登ってみました。ふつくしい・・・。