ランティス抹消
黒ランティスもいよいよ車検満了が近づき、お別れの準備を進めていました。ドライブレコーダーは引っぺがしてMPVヘ移植。ステアリングも純正品に戻し、NARDIのGARA3を回収。このステアリングは大昔に初めての愛車へ装着して以来使い続けているもので通算6台目です。まだまだ使えそうなんですが、もはやエアバッグの無い車なんてないので今後出番もないかと思います。車内のたまったゴミを捨てて、一緒に処分する銀色号からのいろいろなパーツを代わりに詰め込みました。
お別れ当日は簡単な洗車の後、窓空けてV6エンジンの音を聞きながら米子マツダさんまで最後のドライブ。KFエンジンxマツダスピードのマフラーはちょっと高めの凄く綺麗な排気音で大好きでした。名残惜しいです。
楽しい車でした。お疲れ様・・。
院内研修〜抗VEGF製剤〜
金曜日の昼休憩は月例の院内勉強会でした。今回は久々に院長担当で、先日来立て続けに聞いてきていた抗VEGF製剤硝子体注射を用いた治療について解説しました。加齢黄斑変性(AMD)、網膜静脈閉塞症(RVO)に伴う嚢胞様黄斑浮腫、糖尿病黄斑症について、それぞれ治療法の変化と現在の状況をお話し、今後の当院での対応について確認しました。特に投与方法は今後も良く考慮していく必要があります。
本日のお楽しみ弁当はまた川花さん。相変わらず美味しゅうございました。チャーハン最高です。
広島地区月次柔道大会
(日)は早朝から広島市東区スポーツセンターへ。米子市柔道少年団の有志で広島地区月次柔道大会へ参加してきました。
今回長男は別行動で岡山での中学生の合宿にでかけてましたので次男坊のみの参加です。
次男坊も頑張ってはいますが、やっぱり広島の子供達は1年生でも動きが違います。試合後、急遽帰らないと行けなくなったため合同練習中に早めに失礼して急ぎかえりました。またお好み焼きを楽しみにしていたのですが残念です。
鳥取県眼科医会総会・講習会
日曜日はワシントンホテルプラザで開催された鳥取県眼科医会総会講習会へ参加してきました。
午前の役員会の後、午後の総会を経て講演会は特別講演二題で、一題めは小沢忠彦先生(小沢眼科内科病院)から新専門医制度についてのお話がありました。まだ定まっていない部分も多いようですが、現在の眼科学会専門医と日本専門医機構専門医の違い、その移行など詳しく解説してくださいました。色々とお上の御意向も透けて見え、特に学会参加軽視の単位制度は非常に気になりましたが、粛々とやっていけば特に問題はなさそうです。
第二題めは秋田の吉冨先生から緑内障全般について基礎から最新のお話しまで解説くださいました。至極単純な仕組みで眼圧測定の出来る眼内レンズや最新のステント手術など非常に興味深いお話しもあり大変勉強になりました。有難うございました。
ナビとあれこれ
まずレーダーとドライブレコーダー設置。ドラレコは黒ランティス号からひっぺがしてきましたが、レーダーは新設でOBDII接続にしました。電源確保の簡便さもさることながら各種車両情報を引出して表示出来ます。ターボなので加給圧の表示をさせてお楽しみです。MPVには古いパナソニック製ナビ(CN-HDS635D)がついています。当初はさっさと安いカーステに付け替えてiPhoneつなげようと思っていましたが、デカイ車にバックモニタは便利ですしETCまで連動してたので、やっぱり生かすか?と考えはじめました。ただiPhone接続は必須ですので外部入力にドックコネクタをつなぐケーブルと、ついでにVICS受信機もヤフオクで手に入れて接続しました。
内装外してあれこれ設置するついでにグローブボックス脇、ダッシュボード裏の空間にシガーソケットも2口増設し、ドラレコの電源はここからとりました。
ナビ前に引っ張りだしてきたドックコネクタにlightning変換ケーブル経由でiPhone6を接続。説明書等では古いiPodしか適合が有りませんでしたが無事認識しナビ側からの操作もOKでした。一安心!と思ったのですが、よく見たら充電していません。これではあっという間にバッテリー切れです。困りました・・・。
祝 全国大会出場 米子市柔道少年団
(日)は子供達の柔道の試合で早朝から倉吉へ。鳥取県少年柔道選手権大会(団体戦&個人戦)へ参加してきました。
全国少年柔道大会鳥取県予選も兼ねており、団体の優勝チームは講道館で行われる全国大会へ出場出来ます。米子市柔道少年団は昨年に引き続き危なげなく2連覇。今年も全国行きを決めました。おめでとうございます。
講道館、頑張ってください。今年は予選リーグ突破を!
卒業間際の6年生は団体メンバーになれませんので、今回我が家の子供達は個人戦のみです。長男坊は階級が細かく分かれたおかげも有りますが55kg以下級優勝で小学生最後の公式試合を無事締めくくりました。次男坊も一年男子で3位と大健闘でした。前日には柔道少年団の卒団式もして頂きました。6年間長男坊が本当にお世話になりました。
風邪で発熱中の人&前夜2針縫った人。我が子達もよく頑張りました。
院内研修〜ネパフェナク〜
(金)の昼休みはアルコンの担当さんがおいでになり同社の点眼薬ネバナック®(ネパフェナク)について解説してくださいました。
白内障術後には時に眼底が腫れることがあり(嚢胞様黄斑浮腫)これを防ぐためにステロイドだけではなく術後非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)の点眼も併用します。
大学時代にも一度説明会をうけた事は有りますが、ネパフェナクはプロドラッグで角膜移行がよく同種他剤に比べて眼内移行性が高いとされます。また術前からの投薬も認められているそうで、抗生剤の術前等薬(術前減菌法)と合わせての点眼スケジュール例など示してくださいました。欠点は濁っている懸濁液ですので点眼後若干かすみを訴えられる患者さんがおられるようです。
また当院でも周術期点眼の変更を含めて考慮したいと思います。お忙しい中ありがとうございました。
製剤見本でなにやら盛り上がっています。
院内研修〜糖尿病合併症〜
(水)の昼休みはノバルティスの担当さんがおいでになり眼合併症も含め、糖尿病について解説してくださいました。眼科のことも勿論現在主流の治療薬について、その機序など勉強になりました。特に糖の再吸収阻害で「飲んだら痩せる」新薬についての説明のときは皆なにか目が輝いていました。
お忙しい中ありがとうございました。
アイリーア発売3周年記念講演(東京)へ
土曜日の診療後飛行機で東京へ。参天さんとバイエルさんにお誘い頂き、ホテルニューオータニで開催されたアイリーア発売3周年記念講演会へ参加してきました。演者、座長の先生方とも超豪華メンバーで、会場も非常に大きく参加者は550人を越えていたとのことです。現在アイリーアを始めとする抗VEGF製剤硝子体注射が盛んに用いられている三疾患についてそれぞれ3人の先生方からご講演があり大変勉強になりました。
網膜静脈閉塞や糖尿病黄斑症については既存の治療との役割分担をどうするか?とくにレーザーは、勿論虚血からの新生血管が懸念される状況には必須ですが、単純に浮腫のコントロールによる視力の長期予後的には微妙で、少し悪い可能性もあり得るようです。旧態依然とした治療を続けるのではなく良く考えていく必要があります。
ただそうはいえどもすべて抗VEGF剤にすると患者さんの負担も大変ですし、結局個々の病状や社会的背景に応じて検討するしかなく難しいところです。
講演会の最後には両社の社長さんから挨拶がありましたが、参天の社長さんが高コストな硝子体注射増加による医療経済の問題や、地方での注射可能施設の集中&疲弊の問題とそれを避けるための病診連携にまで言及しておられたのが印象的でちょっと好感がもてました。
往路の機内でのこと。ふと外に目をやると夕暮れの雲海にぽっかりと富士山。
綺麗でしばし見惚れてしまいました・・・。