院内研修〜多焦点眼内レンズ〜

火曜日の昼休憩は今年最後の月例院内勉強会でした。今回は事務さんが担当で多焦点眼内レンズと選定医療、その届出等解説してくれました。院長は例によって午前診が長引き大遅刻。最後に補足として先日導入したAMOのTecnis Odysseyの紹介などさせてもらいました。
またホウレンソウでは今回インシデント報告は院長自らでした。点眼の左右間違いをしてしまうというミス。普段必ず患者さん本人にもダブルチェックしていただいてから点眼を点すようにしているのですが、この日は患者さんとのお話しながらの点眼でうっかりしてしまいました。反省です。今年も
たくさんの勉強会を企画開催してくれたスタッフさん達に感謝です。お疲れ様でした。

061224勉強会
本日のお楽しみ弁当はぴえろ弁当


今年最後の予定手術

本日は年内最後の予定手術日でした。白内障7例で今回初使用の多焦点眼内レンズ(Tecnis Odyssey)、高度IFIS(術中虹彩緊張低下症候群)症例などありましたが無事締めくくることができました。今年も大きな問題もなく無事終了することができ、今夜はビールも格別です。
今年は年初から
白内障機器更新がありましたが術中安全性がかなり向上したのを実感できました。そのほか学会等で仕入れてきた手技新しい機器新しい眼内レンズなど取り入れて少しずつアップデートも心がけるようにしています。
また今年は
涙道内視鏡も導入しましたのでこちらも頑張っていきたいと思います。
執刀させて頂きました患者さん方、いつも難症例を受け入れてくださる鳥取大学の先生方、そして頑張ってくれたスタッフさん達に感謝です。

061220最終手術
来年も安全第一!で頑張ります。


鳥取大学眼科同門会

061214同門会

土曜日はANAクラウンプラザホテルにて開催された、鳥取大学眼科同門会講演会に参加してきました。まず近隣の先生方から11題の演題のご発表がありました。視能訓練士の先生からVisual snow 症候群に対する遮光メガネ処方のお話など興味深い話題が多くありました。また、小瞳孔やIFISに対しての瞳孔拡張リング「クローバーリング」について開発者である飽浦先生からの紹介もありました。すでに愛用していますが挿入設置、抜去とも非常に容易で瞳孔&虹彩への負担も極めて少ない優れた手術補助器具です。当院では柴先生の排水器とならんでオペ必携器具の殿堂入りです。
特別講演は九州大学の園田康平先生から「ぶどう膜炎診療のTips」と題してご講演くださいました。症例を列挙しながら分かりやすく解説頂き、基本的なお話から、免疫回復ぶどう膜炎、悪性黒色腫や肺癌治療等に伴うぶどう膜炎など最近の注意すべき病態等大変勉強になりました。ありがとうございました。
九大眼科の歴史のお話もありましたが、開設当時カメラがない時代は専属の画伯さんがおられたそうです。「
HPに掲載してありますよ」とのお話だったので早速拝見しにいってみましたが大変興味深いです。絵の美しさもさることながら、詳細に観察できる技術に加え、解剖、組織、疾患に対する知識も有しておられたということですごい事だと思います。プリントして院内に飾りたい位です。
講演会の後は懇親会。久しぶりの先生方と飲んで語って2次会まで。楽しい時間を過ごしました。


院内研修〜アイリーア®8mg〜

061210勉強会

昼休憩は参天製薬とバイエル薬品の担当さんがおいでになり、アイリーア(アフリベルセプト)8mg硝子体注射の解説をしてくださいました。今回は特に糖尿病黄斑症(DME)に焦点をあてて、先日東京でも拝聴したSDCsustainable disease control)の考え方などもお話くださいました。これまでの2mg製剤に対する非劣性検証であるPHOTON試験についても、頂戴したパンフレットには載っていなかった96週での結果も踏まえて解説してくださいました。大変勉強になりました。 ありがとうございました。> 参天さん、バイエルさん。