鳥取大学眼科同門会

061214同門会

土曜日はANAクラウンプラザホテルにて開催された、鳥取大学眼科同門会講演会に参加してきました。まず近隣の先生方から11題の演題のご発表がありました。視能訓練士の先生からVisual snow 症候群に対する遮光メガネ処方のお話など興味深い話題が多くありました。また、小瞳孔やIFISに対しての瞳孔拡張リング「クローバーリング」について開発者である飽浦先生からの紹介もありました。すでに愛用していますが挿入設置、抜去とも非常に容易で瞳孔&虹彩への負担も極めて少ない優れた手術補助器具です。当院では柴先生の排水器とならんでオペ必携器具の殿堂入りです。
特別講演は九州大学の園田康平先生から「ぶどう膜炎診療のTips」と題してご講演くださいました。症例を列挙しながら分かりやすく解説頂き、基本的なお話から、免疫回復ぶどう膜炎、悪性黒色腫や肺癌治療等に伴うぶどう膜炎など最近の注意すべき病態等大変勉強になりました。ありがとうございました。
九大眼科の歴史のお話もありましたが、開設当時カメラがない時代は専属の画伯さんがおられたそうです。「
HPに掲載してありますよ」とのお話だったので早速拝見しにいってみましたが大変興味深いです。絵の美しさもさることながら、詳細に観察できる技術に加え、解剖、組織、疾患に対する知識も有しておられたということですごい事だと思います。プリントして院内に飾りたい位です。
講演会の後は懇親会。久しぶりの先生方と飲んで語って2次会まで。楽しい時間を過ごしました。