院内研修〜シェルガン〜
木曜日の昼休憩は参天製薬の担当さんがおいでになり、同社が新しく発売される眼科手術補助剤のシェルガン®について解説してくださいました。
白内障手術の際には眼内の空間を維持するため等に粘弾性物質(OVD)と呼ばれる補助剤を使用します。OVDには複数の種類と特徴があり、分散型と凝集型を組み合わせて角膜内皮を術中障害から効果的に保護するソフトシェルテクニックという技術があります。ここからのシェルと、同社の他のOVDシリーズ「オペガン®」が命名の由来のようです。
ソフトシェルテクニックは当院でも全例に行っておりますが、現在使っている薬剤とまた使い勝手を比べてみようと思います。