院内研修〜VIBRANT Study〜
昼休憩は参天さんとバイエルさんがおいでになり、抗VEGF製剤アイリーア®(アフリベルセプト)硝子体内注射についての勉強会でした。今回はBRVO(網膜静脈分枝閉塞症)に伴う黄斑浮腫に対する治療としてアイリーア硝子体注射と黄斑部レーザー加療と比較した国際スタディである「VIBRANT試験」について、その概要と結果、考察を解説してくださいました。やはり硝子体注射の方が早期から成績良好なようです。実際の治療ではどちらかだけということではなく、硝子体注射、病変部レーザー、黄斑レーザー、トリアムシノロンテノン嚢下注射等組み合わせて行うのですが、早期の硝子体注射で黄斑浮腫に対処したほうがやはり視力の回復、その後の経過もいいようです。ご多忙中ありがとうございました。