院内研修〜パタノール&デュオトラバ〜
本日は昼休憩にアルコン担当さんから、同社の抗アレルギー点眼パタノールと緑内障点眼デュオトラバを中心にレクチャー頂きました。お忙しい中ありがとうございました。
パタノールは抗ヒスタミンH1拮抗とメディエーター遊離抑制の二重効果との事で、当院でも花粉症の第一選択で処方してますが実際良く効く印象です。(先週からの花粉症ラッシュで何本出したかわかりません・・)
また緑内障薬についてデュオトラバの宣伝頂いたのは勿論(笑)でしたが、あわせてこれらプロスタグラン(PG)製剤(及び配合剤)について最近話題になっている副作用、DUES(上眼瞼溝深化)についても解説頂きました。
現在緑内障治療の第一選択になっているPG製剤ですが、最近話題になっている副作用にこのDUESがあります。点眼を長期に使っているとだんだん目の上側が窪んでくる症状です。眼瞼の色素沈着や睫毛多毛といった高頻度にみられる副作用も相まって「点眼のせいで人相が悪くなったので何とかしてほしい」と訴えられる方は時々おられ、PG点眼休止や変更を試みている方もいらっしゃいます。他剤に変更して眼圧が維持できればいいですが、実際には上昇することもしばしばで、どうしたものかいつも腐心するところです。