院内研修〜テクニストーリック〜
(水)昼休憩はAMO社の担当さんがおいでになり、同社の新しい乱視矯正眼内レンズ(トーリックIOL)の解説をしてくださいました。午前診が長引いてしまったんですが2部に分けてお話下さり、ありがとうございました。
トーリックIOLとは眼内レンズ自体に乱視度数をもたせたプレミアムレンズで元々の角膜の乱視を打ち消すことができます。白内障手術は単なる「濁りをとる」開眼手術としてだけではなく、「より質の良い見え方」を求める屈折矯正手術としての側面もあり、当院でもトーリックレンズは積極的に使っています。
欠点としてはレンズが高価な事で、患者さんの負担は保険診療ですからどちらのレンズでも同じですが、診療機関側はトーリックレンズ1枚あたり2万円近くマイナスになってしまいます。今回競合レンズが増えた事で若干値が下がってくれたので、有り難い限りです。
元々アルコン社のトーリックIOLを使用しているんですが、このたびAMO社を数枚つかってみて感じた相違点などディスカッションできて有意義でした。AMOさんお忙しいなか、ありがとうございました。