院内研修〜グラアルファ〜

昼休憩は興和創薬さんがおいでになり、同社の緑内障配合点眼グラアルファについての解説と、いくつか緑内障についての新しいお話もしてくださいました。
これまで点眼治療は、1成分から始めて病状進行に伴い2成分、3成分と増やしていくのが通常であり、その中でお薬の本数を抑えて患者さんの負担を軽減するために成分を組み合わせた配合剤を取り入れていくと言う考えでした。
以前にも、1成分からの増強で配合剤をもちいて3成分へステップアップすると言う考えを伺った事はありましたが、治療初期から配合剤を使用していきなり2成分3成分といった強化治療を行ういう考えがあるようです。
また、これまでブリモニジンに神経保護作用があるのは有名な話でしたが、リパスジルにも同様に保護作用が認められ、両者の配合剤であるグラアルファはさらに有意差を持って保護効果が認められたとのこと。大変興味深い内容でした。
ありがとうございました>興和さん