院内研修〜患者さんの周術期不安と対策〜

(金)の昼休みは月例の院内勉強会でした。本日は看護師さん担当で手術時の患者さんの不安についてとその対策について解説してくれました。院長は霰粒腫の外来手術のため参加出来ませんでしたが、あとで資料を貰いました。
当院での白内障手術は15分程度ですがやはりリスクは伴います。近年は厳重なインフォームドコンセント(術前説明と同意)で合併症の危険性などもしっかり聞いてもらってますから不安ももっともです。ではどういった所に不安の要素があるか、またそれを解消するためにはどうしたらいいのか?等、資料をつくって解説してくれました。
スタッフさん達はそのあたり、常日頃から腐心してくれています。術前術中の頻繁な声かけ、外回りスタッフが術中手を握って不安を和らげたり、術前準備中も患者さんに雑談や冗談をいってよく笑わせています。
また普段の診察時や術前説明&検査時から患者さんをよく観察し、キャラクターに応じてリカバリールームの采配もしています。二つの部屋の割り振りは勿論、同室同士でもプライベートを大切にする方にはきちっと衝立でスペースを確保、またお一人で不安な患者さんの場合には逆に衝立をとりはらって患者さん同士で互いに話しをして頂いたり・・・。
院長も術中に順調な経過などはお話しつつ進めるように心掛けてはいますが、いかんせん手術操作に気を取られがちです。安心して手術をうけていただけるとそれだけ手術も安全になります。スタッフさん達の心配りには本当に感謝です。

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本日のおたのしみ弁当は「れきっぷダイニングバー」さんのお弁当。見た目はオーソドックスなんですが一品一品すごく美味しいです。おすすめです。