第42回日本眼科手術学会学術総会へ
石倉副院長に診療をお願いして、金曜早朝から横浜へ。第42回日本眼科手術学会へ参加してきました。
最近大きな学会へ参加すると東京(国際フォーラム)か京都(国際会館)の事が多く、ひさしぶりのパシフィコ横浜でちょっとワクワクします。幸いの好天に気温もほどほど、景色も最高でホテルから会場の行き帰りも気分がよいです。
会場からの景色。綺麗です。
今回も白内障手術をメインで聞いてきました。
一番はやはり多焦点眼内レンズ関連。多焦点レンズは患者さんの期待も過剰になりがちなこともあり、術後満足度でトラブルを抱える場合もあります。高名な先生方のお考えや患者さんへの説明方法、レンズ選択など非常に参考になりました。マイクロモノビジョンで明視域を拡大する、先行眼での測定値や患者さんの感想を聞いてから反対眼IOLを最終決定する等当院でも気をつけているテクニカルなお話のほか、患者さんとの信頼の築き方のお話もありました。診療時の適切な立ち居振る舞い会話術のお話などもあり手術説明のみならず診療全てに通用する内容でした。ちょっと普段の診療態度を反省しました。
また今回の目的の一つ、参天から近日発売になる眼内レンズ「レンティスコンフォート」についても勉強してきました。一応多焦点レンズの範疇に入るレンズですがなんと保険適応の通常レンズ扱いとなっています。文節型のプレートレンズでこれまで当院で採用しているレンズとは形が違いますし、計算式もSRK/T式ではなくHaigis式推奨とのこと。当院でも採用予定ですのでランチョンセミナー等重点的に見聞きしてきました。
そのほか白内障手術の基本手技のセッションも久々に聴講して見ました。わかっているつもりでもやはり再確認すべき注意事項、手順というのはありますね。普段何気なく無意識にしている事も改めて画像や解説で聴くと「おお、なるほど」と再発見があり勉強になりました。
久しぶりに同期の先生にも会いましたが出会うなり「おおっ人相かわってるぞ?」って。やばい、痩せねば・・・と思いつつも夜ごはん御一緒しました。たのしくてちょっと飲みすぎ、ますますやばいです。
会場近くにあった巨大スヌーピー。
筋肉ゴリラな肉体とスヌーピーLoveな乙女心を合わせ持つ長男坊にお土産買って帰りました。