島根県臨床眼科研究会へ

060114島根臨床眼科研究会

日曜日は朝からポンコツ号で出雲市へ。ニューウェルシティ出雲で開催された島根県眼科臨床研究会へ参加してきました。特別講演二題で一題目はふくおか眼科クリニック中野 福岡佐知子先生からカートリッジを用いた眼内レンズ(IOL)摘出と有水晶体眼内レンズ(ICL)についてのお話でした。
IOL
摘出は滅多にないことですが、白内障術後の大幅な屈折値ズレや術中の眼内レンズ破損などのトラブルで入れ替えざるを得なくなる場合もあります。多焦点眼内レンズも盛んな昨今、白内障術者にとっては必須手技の一つであると思います。
当院でも稀に行ったことはありますが創口を拡大し眼内でレンズを
2-3分割して取り出すため、やはり患者さんの目にそれなりに負担がかかります。福岡先生の方式は創口拡大は最小で挿入用カートリッジを用いて挿入時と同じように折り畳みながら引っ張り出すもので、以前学会で伺った時すぐに先生ご考案の専用鑷子を購入しました。幸い未だ使用歴はありませんが、今回いいろいろ細かいお話もきけて大変参考になりました。ありがとうございました。