第10回鳥取県眼科フォーラム
土曜日の夕方はホテルサンルート米子で開催された第10回鳥取県眼科フォーラムへ。
特別講演形式で一題目は東京警察病院稲用和也先生から未熟児網膜症についてお話がありました。低出生体重で早くに生まれてしまった赤ちゃんは眼底の血管が十分に伸びていないことがあり、放っておくと両眼失明してしまうことがあります。大学時代には未熟児網膜症部隊の一員としてNICUに通ってましたので興味深く拝聴しました。開業してからは縁遠くなってますが当時レーザー治療担当させてもらった子が先日も経過観察に来院してくれました。両眼とも裸眼視力で1.2も出ていたのは大変嬉しかったです。
二題目は東北大学 中澤徹教授から緑内障についてお話を頂きました。中澤教授は院長一家がボストン留学した際に大変お世話になりました。一年目に入居していたアパートの別棟にお住まいでしたので暮らしの事から研究生活、また奥様にも子供の病気の事など沢山アドバイス頂きました。最近では学会・研究会でご活躍を遠くから拝見するだけでしたが、講演会後の懇親会&二次会までご一緒させて頂き久々に沢山お話させて頂く事ができました。相変わらずのパワーです。
緑内障についても如何に早く進行の徴候を捉えるか?また眼圧非依存因子はなにか?それに対する治療は?等々、本当に多方面に渡る研究、考察、治療を行っておられます。また医局運営についても熱く語っておられました。日付が変わる迄ご一緒させて頂きましたが楽しい時間でした。有難うございました。