第1回中国四国レチナミーティングへ
土曜の診療後、ロードスターに飛び乗り一路岡山へ。岡山プラザホテルで開催された「第1回中国四国レチナミーティング」へ参加してきました。
加齢黄斑変性の治療薬アフリベルセプト(アイリーア®)が発売されて1年たちましたが、その効果の高さから随分治療のスタンダードが変わってきています。一般演題として各大学の先生方から使用経験のご発表がありましたが、やはりこれまでの抗VEGF製剤と比較し、特に日本人に多いポリープ状脈絡膜血管症(PCV)に良く効く(色素上皮下にキチンと作用する)とのことでした。
特別講演は関西医科大学の高橋寛二教授。アフリベルセプトに関して、これまでの主流だったラニビズマブ(ルセンティス®)からのスイッチ症例、初回治療症例についてまとめてくださり、投与方法についても主流のPRN法(定期診察、悪化あれば投与)の他、Treat and Extend法(受診時=投与だが経過良ければ間隔延長)、そしてとくに再発リスクの高い症例については計画的投与の重要性についてもお話下さいました。大変勉強になりました。
さて短距離出張の楽しみは往復のドライブですが、今回は天気がよくて最高でした。いつもなら迷わず屋根下ろすのですが、さすがに高速でのオープンは寒い季節になってきましたので、リアスクリーンだけ下ろして帰りましたが気分良好でした。
これができるのでNA用幌が好きです。すぐボロになりますが・・