第92回鳥取大学眼科研究会
土曜日の夜は全日空ホテルで開催された「第92回鳥取大学眼科研究会」へ参加してきました。
特別講演は北里大学の庄司信行先生で「緑内障治療の考え方」と題してお話下さいました。緑内障は「視野進行を抑える、遅らせる」事が治療目標になる訳ですが、日常診療のなかで視野進行の判断に悩む事はしばしばあります。各種指標の考え方、注意すべき落とし穴など解説頂き大変勉強になりました。
また治療のメインとなる点眼アドヒアランス向上の為、患者さんが忘れにくいタイミングでさしてもらう、複数点眼(夜2剤等)の場合は立て続けにさす事による効果減弱をさけるためあえて時間をずらす、等々点眼指導の重要性のお話もありました。開業医にとって非常にためになる内容でした。