日本麻酔科学会第63回学術集会

280529麻酔学会

いたみ緩和ケア科の船越多恵です。
日本麻酔科学会第63回学術集会に福岡に行ってきました。
毎年参加しておりますが、今年は特に専門医制度の変わり目で例年より参加者の方が多い印象を受けました。麻酔科の分野でも再生医療の演題がでており、特に印象に残りました。札幌医科大学がされている骨髄幹細胞による脊髄損傷や脳梗塞の治療は、目を見張るものがありました。臨床応用も近い様です。
もう一つは帚木蓮生(はばきぎ ほうせい)先生のNegative capabilityの力というお話。どうしようもない現実をあがらうことなく耐える力が必要というようなお話でした。臨床の現場でも、家庭の子育てでも当てはまるお話で、感銘をうけました。