第37回JSCRSへ
土曜日の午前診療後、ポンコツ号に飛び乗り一路京都へ。JSCRS学術総会(日本白内障屈折矯正手術学会)に参加しました。今回のスローガン「術者の良心。向上心」いいですね。今学会はWebは無く現地開催のみ!と思い切られましたので久々にお出かけの全国学会です。
京都はやっぱり市内が混みます。たどり着いたのはイブニングセミナー前でした。我らが鳥取大学の宮崎教授がアレルギー性結膜疾患、島根大学の谷戸教授が緑内障の診療ガイドラインについて解説してくださいました。
日曜は白内障難症例について聞いてきました。小瞳孔の際の対応について、処置によっては術後の瞳孔運動に支障をきたし縮瞳不良による近方視力低下や乱視眼の裸眼視力低下の原因にもなるとのこと。当院では以前は虹彩リトラクタ、最近ではVisitec I-Ringを好んで使わせてもらっていますがI-Ring使用の術後瞳孔は非常に綺麗です。ただ前房深度や状況によっては瞳孔縁切開を行う場合もありますので術後障害を来さないよう十分留意しようと思います。
同じセッションの中では角膜混濁等による視認性不良症例の解説もありましたが、提示された手術動画はもはや神業のようでとてもじゃないですが参考にもならずただひたすらに感動!でした。
往路、ポンコツロードスターで気分良く!と行きたかったのですがあまりの暑さのためか?途中エアコンのコンプレッサーから異音が出始めてしまいました。やむなく両窓全開&リアスクリーンも下ろして風通し確保し高速はそこそこ快適でしたが京都市内渋滞が修行でした。背中〜お尻辺りまでべっちょりで会場入りです・・。
雨じゃなかったのがせめてもの救いでした・・。