フェイキックIOL(ICL)講習会

WOC6

WOC最終日終了後、東京駅そばの朝日生命ビルへ移動。今回の東京出張のもう一つの目的、スター・ジャパン社のフェイキックIOL(ICL)の講習会を受けてきました。フェイキックIOLとは屈折矯正手術の新しい方法で、水晶体を残したまま眼内に特殊な眼内レンズを入れて近視や乱視を矯正するものです。使用できる認定医になるためには今回の講習会と、眼科学会主催の講習会を受けたあと、インストラクターの先生の指導などを受けなければなりません。お二人の先生方からICLの歴史や特徴、施術のコツや合併症など御講義頂き、大変勉強になりました。
スター社のICLは先月新レンズの認可がおりたばかりとの事でした。レンズ自体に水の通り道を設ける事で従来品のような事前の虹彩切開処置も不要、水晶体前面の房水循環が改善することで白内障等合併症リスクも低減、など安全性を増したようです。
当院にある設備でいつでも施術可能である事、いざとなれば取り出したり交換することも出来る事、というのは魅力です。導入は未定ですが、いつでも開始できる準備はしておこうと思います。