第10回伯耆眼科医の会
土曜日は全日空ホテルで開催された第10回伯耆眼科医の会へ石倉副院長と4名のスタッフさん達と共に参加して来ました。
特別講演二題で一題目は周南市の広田眼科 広田篤先生から、眼科術者が白内障になったらどうなのか?実際に白内障手術を受けられてどうだったか?ご自身の体験談に考察を加えてお話しくださいました。単焦点眼内レンズと焦点深度拡張型(EDOF)多焦点レンズを組み合わせたハイブリットモノビジョンのお話や、手術前後やそれぞれのレンズ下でのハローグレアなど体験された眼科医ならではの非常に興味深いお話でした。
またバックフローハイドロという白内障手術時の水晶体水流分離を安全に行う方法もご教示くださいました。当院の手術にもとりいれるか検討してみたいと思います。
二題目は不詳院長が座長を努めさせていただきましたが金沢市のおおくぼ眼科クリニック 大久保真司先生からご講演いただきました。光干渉断層計(OCT)等診断機器を駆使した緑内障の進行判定のお話や、患者さんの治療継続についてのお話を頂戴しました。患者さんがドロップアウトしないように治療を軌道に載せるためにはどうするか?また治療に積極的になってくださっても今度は点眼がなかなか上手にさせていない、などの問題もあり難しいところです。詳しくお話いただき大変勉強になりました。
スタッフさんたちも熱心に勉強してくれていました。
お疲れ様でした。