鳥取大学眼科同門会
土曜日はワシントンホテルプラザ米子にて開催された鳥取大学眼科同門会講演会に参加してきました。
近隣の先生方からの沢山の一般演題の後、特別講演は鹿児島大学の坂本泰二先生から「ビッグデータと人工知能」と題してのお話を拝聴しました。前半はトリアムシノロン併用硝子体手術の研究で旧来の手法がいかに大変かというお話からビッグデータの活用への流れについてお話がありました。
最近よく耳にする「ビッグデータ」。不勉強で「なんのこっちゃ?」とよく理解してませんでしたが大変よく分かりました。網膜剥離のデータ等を少し披露されましたが、これまで常識と信じられていたことが覆されたりして非常に興味深い内容でした。また玉石混交の多量なデータから必要な情報を抽出解析するのに人口知能(AI)が活用され、現在眼底画像からAIで9割程度診断が可能だそうです。それどころか眼底画像一つからその人の人物像(年齢性別体重等々)まである程度判別可能というお話もあり空恐ろしくすらあります。今後本当に診断はAIがするような時代が来るのかもしれません。
懇親会では久しぶりにお会いした先生方とまた飲んで騒いで3次会にまでお邪魔させていただいて楽しい限りでした。