H25鳥取県眼科医会総会講習会
スタッフさん4名とともに鳥取県眼科医会総会・講習会に参加してきました。
講習会は特別講演2題で、1題目は日本眼科医会副会長の山岸直矢先生から「眼科社会保険の見方・考え方」と題してご講義頂きました。普段我々下々の眼科医があまり知らない医療政策、医療経済の成り立ちを解説頂き、興味深いお話でした。
2題目は神戸大学の中村誠先生から「緑内障診療におけるOCTの有用性と限界」と題してご講演頂きました。
現在緑内障診療におけるOCT(光干渉断層計)の役割は増しており当院でもニデック社のOCTを積極的に活用しておりますが、陥りがちな落とし穴や問題点について詳しくお話頂き、参考になりました。
また不勉強でしたが「交感変性」という概念も初めて知りました。片眼が眼圧上昇による障害を受けると中枢神経側で軸索変性→周囲のアストロサイト変化を介して反対眼の軸索にも影響が及ぶ可能性があるとのこと。大変勉強になりました。