第7回中国四国レチナミーティング

020208レチナ

土曜日の診療後、車で一路岡山へ。ホテルグランヴィア岡山で開催された第7回中国四国レチナミーティングへ今年も参加してきました。
中四国の大学の先生方から一般講演のあと、特別講演は東京女子医大の飯田知弘先生から「加齢黄斑変性治療最前線」と題して最新のお話を拝聴しました。現在加齢黄斑変性(AMD)に対する治療は抗VEGF抗体硝子体内注射がやはり治療のメインとなるわけですが、効果が薄いノンレスポンダーや繰り返し治療による効果減弱例タキフィラキシーのお話、主流となりつつある投与法Treat and Extend(TAE)法についても数日前に論文掲載されたばかりというスタディの結果も紹介してくださいました。また疾患概念に対する日本人と欧米人の考え方の違いやドルーゼンの有無の重要性、そう言ったこともふまえた上でのPachychoroidという新しい概念の捉え方、等々大変勉強になりました。